ベティの張りのある声が響いた。「みんな、心の準備はできてる? これからエッチマシーンの最新機を見せるわね!」
お客さんたちが一斉に歓声を上げた。
ベティは観客のリアクションの大きさに嬉しそうに笑った。
「この装置の素晴らしさを分かってもらえるよう、あたしのとても特別な友達にお手伝いを頼んでおいたわ。それでは皆さん、紹介します……レイブンです!」
ベティはエンターテイナーの才能豊かな身振りで舞台裏の方に手を向けた。
あたしは身をこわばらせた。レイブン? あのストリップクラブにいたエキゾチックな美女? あの、あたしが舐めなめしてしまった彼女? まさか、本当?
急にそわそわしてきて、お口の中がカラカラになった。ベティの手の先へと目を向けた。
舞台裏のドアが開き、中からレイブンが出てきた。会場が急に静まりかえった。息をのむほど美しいし、エキゾチック。小さなビキニを着ているけど、どう見てもほとんど全裸に近い姿。上のビキニは乳首を隠す働きしかしてなくて、おっぱいの柔らかそうなお肉が上下左右にはみ出ている。健康的な生まれつきの褐色の肌はなめらかそうで、ビキニのパンティはかろうじてあそこのビラビラを隠しているだけで、他は全部、丸見え。
思わず、ごくりと生唾を飲み込んでいた。
レイブンの姿を見て、急に、お客さんたちが一斉に声を上げ、手を叩き始めた。みんな、レイブンがステージへとセクシーに歩く姿を見つめている。
レイブンは、あたしの姿が見えるところまで来たら、急にあたしの方に顔を向けた。それに合わせて、長い髪の毛がはらりと宙を舞う、あたしがいるのを見て、レイブンの顔に満足そうな笑みが広がった。
あたしの体に目を這わせたまま、セクシーな腰を振りながら、ゆっくりとステージへと歩いていく。エキゾチックな美女に頭のてっぺんからつま先まで見られて、あたしは、うぶな少女のように突っ立ったまま何もできなかった。
心の中にエッチな気持ちがわいてくるのを感じる。