今日、掲載した「淫乱ママ13章(12)」の部分を、今話題のChatGPTで訳してみました。
まず原文は、次の通りです。
"Yes, we have one!" Raven yelled and taking Betty's hand paraded her around the stage.
Betty wore a rather short skirt so I was curious how she was going to climb into the chair without showing too much. I didn't have to wait long, Raven brought Betty near the chair and after a small jump up Betty was comfortably sitting in it. The chair faced the direction where Adam and I were standing so I had a perfect view of Betty's front while her side faced the audience. I looked at her amazing 44DD breasts contained in that plain white blouse and the outline of the big nipple rings she always wore. I was beginning to wonder if she was in to the S&M scene. Betty looked at me and smiled, she knew I was staring at her.
"Ok, first thing we need is to have our subject's feet comfortably strapped in. Kate, will you do the honors?" Raven suddenly turned towards me.
で、ChatGPTによる訳は次の通り。(指示は、できるだけ口語に近い日本語に訳してください、みたいな指示)
「ああ、あるよ!」とレイブンが叫んで、ベティの手を取ってステージを一周した。
ベティはかなり短いスカートを着ていたので、どうやって椅子に乗るのか興味があった。しかし、待つことは必要なかった。レイブンがベティを椅子の近くに連れて行き、小さく跳び上がった後、ベティは快適に座っていた。椅子はアダムと私たちが立っている方向を向いていたので、ベティの正面を見ることができ、彼女の横面は観客に向いていました。私は、彼女がいつも着用している白いブラウスに収まったすばらしい44DDの胸と、大きな乳首のリングのアウトラインを見て、彼女がSMシーンに興味があるのかと思い始めました。ベティは私を見て微笑んで、私が彼女を見つめていることを知っていました。
「まず最初に必要なのは、被写体の足が快適にストラップできるようにすることです。ケイト、お願いします」とレイブンが突然私に向き直った。
なお「40歳くらいの主婦が使うような言葉で」と指示を加えたら、エラーが出ました(笑)
拙訳は次の通り。
「あっ、いた、いた!」 レイブンがそう叫んだ。それからベティの手を取ってステージの上を歩きまわった。
ベティはかなり裾の短いスカートを履いている。だから、彼女、あの椅子にあまり露出せずにどうやって乗るんだろうと思ったんだけど、そんなに待たなくても答えはすぐに分かった。レイブンがベティを椅子のそばまで連れてくると、ベティはひょいと軽くジャンプして乗ってしまったから。すぐに居心地よさそうに乗っていた。
椅子はあたしとアダムがいる方向を向いている。だから、あたしたちにはベティの前のところが完璧に見えていた。ベティ自身は顔を横に向けて、お客さんたちを見ている。
こっちに見えるのは、あの無地の白いブラウスに締め付けられてる110センチのFカップの胸。それにいつも気になっている、あの大きな乳首の輪郭。
ベティは本気でこのSMシーンをやるつもりなの? でも、ベティはこっちを見て、ただ微笑むだけ。つか、彼女、あたしが彼女を見つめているのに気づいてるわ。
「オーケー。まず最初にしなくちゃいけないことは、この人の両脚をストラップで拘束すること。でも、居心地よいようにね。……ねえケイト、ちょっとお手伝いしてくれない?」
レイブンが急にあたしに声をかけた。
相違点はいくつもあるけど、どうなんでしょうね。
「あっ、いた、いた!」 レイブンがそう叫んだ。それからベティの手を取ってステージの上を歩きまわった。
ベティはかなり裾の短いスカートを履いている。だから、彼女、あの椅子にあまり露出せずにどうやって乗るんだろうと思ったんだけど、そんなに待たなくても答えはすぐに分かった。レイブンがベティを椅子のそばまで連れてくると、ベティはひょいと軽くジャンプして乗ってしまったから。すぐに居心地よさそうに乗っていた。
椅子はあたしとアダムがいる方向を向いている。だから、あたしたちにはベティの前のところが完璧に見えていた。ベティ自身は顔を横に向けて、お客さんたちを見ている。
こっちに見えるのは、あの無地の白いブラウスに締め付けられてる110センチのFカップの胸。それにいつも気になっている、あの大きな乳首の輪郭。
ベティは本気でこのSMシーンをやるつもりなの? でも、ベティはこっちを見て、ただ微笑むだけ。つか、彼女、あたしが彼女を見つめているのに気づいてるわ。
「オーケー。まず最初にしなくちゃいけないことは、この人の両脚をストラップで拘束すること。でも、居心地よいようにね。……ねえケイト、ちょっとお手伝いしてくれない?」
レイブンが急にあたしに声をかけた。
「みなさん、ただいまよりみなさんに『快楽ゾーン』をご紹介します!」
ベティはそう叫んで、ステージ中央の椅子のような形をしたものの覆いを引きはがした。
それは不思議な装置だった。産婦人科の診察台みたいな形をしてるけど、黒っぽいレザーのシートで、左右の肘置きからはストラップが垂れている。足を置くところは前に伸ばせるようになっていて、スライド式に脚を広げられるようになってるみたい。
椅子の前、下の左右ニスライド可能な足置き台の上には黒い箱。そこからテカテカした棒が出ている。棒の先端はコブみたいになっていた。棒はちょうど足置き台の真ん中にくるような位置にあった。よく見ると、箱から電気コードが出てて、もう一方の側からもコードが出てた。そのコードが箱をぐるぐる巻いている。
まあ、それにしても、あのテカテカの棒の上に何が乗っかるのかしら。全然わからないわ。
レイブンはお客さんたちにその美しいカラダを見せつつ、ステージの上をゆっくり歩いた。お客さんたちも、彼女の姿と意味深な装置に目を奪われている様子。
するとレイブンはあたしの近くまで来ると、なぜか立ち止まってあたしをじっと見つめた。ああ、彼女に見つめられると、催眠術をかけられたみたいになってしまう。そんなことしちゃいけないってしばらく堪えたけれど、どうしても我慢できなくなって、彼女の顔から下の方へ視線を向けた。彼女のあの素敵な胸へと目が向いてしまう。ほとんど露わになってるも同然の柔らかそうな胸へ。
そんなあたしに気づいたのか、レイブンは意味ありげに微笑んだ。それからお客さんたちの方へ向き直った。あたしは、本能的に彼女の素晴らしいお尻に目をやってしまう。
レイブンは客席にいる女性のひとりかふたりに目を向けながら話し始めた。「このマシーンの性能を見てもらうために、皆さんからボランティアを募りたいんだけど……。あ、でも、心配しないで。ここではハードコアはしないから。本当はハードなことしたいんだけど、それは許されていないのよ」
でもお客さんたちはみんな怖気づいてて、誰も志願しなかった。みんなの前で椅子に縛り付けられるなんて、誰でも嫌だもん。
「あら、どうして? ボランティアいないの? んもう、ちょっと勇気出してよ。これに乗りたがらない女なんて、どこにいる?」
レイブンは振り向いて、期待してるような顔であたしを見た。マジでいうけど、本当に、その瞬間、この場から走って逃げだしたい気持ちになった。こんなにたくさん男の人たちがいる前で、あたしにそれをさせようとしてるなんて、本気じゃないわよね?
彼女の目を見つめながら顔を左右に振って、あたしもボランティアになる気がないことを伝え、無意識にアダムの隣に立った。どういうわけか、彼のそばにいると安心になれる。
レイブンはがっかりしたと言わんばかりに頭を左右に振って、今度はベティの方を見た。ベティはにっこり笑い、まるで女子生徒のように手を上げ、みんなに志願することを伝えた。
「ありがとう。みんな、ありがとう!」 レイブンはそう叫んで、お客さんたちを静かにさせた。
ようやく、みんな落ち着いて、レイブンが何をするか見守った。
確かに、目を引き付けるところがいっぱいあった。レイブンがお客さんの方を向くと、あたしには彼女の後姿が見える。後ろから見ると、ほとんど素っ裸に見える。お尻を見ると、ビキニのパンティは割れ目に食い込んでいて全然見えない。かなめのところから上へ見ていくと、腰のところまできてやっと姿を見せる。紐みたいなのが、腰回りをめぐっている別の細紐とつながってる。それにしても、なんて素敵なお尻なの! なんて素敵な恰好なの!
知らない人の前でこんな姿になるなんて、あたしには絶対できないと思ったけど、よく考えてみれば、彼女はストリッパーだし、あたしはそうじゃない。レイブンはこういう格好で人前に出るのに慣れているのよ。それが彼女の仕事なわけだし。
「ほんとうにありがとう。もし、あたしのカラダをもっと見たかったら、今夜、シティリミッツに来て! 来てくれたら、マジで、あたしの何もかも、見ることができるはずよ」
そう言ってレイブンは笑った。そしてお客さんたちも一斉に歓声を上げた。女のお客さんたちも。
ということは、レイブンはもうマックスのお店を辞めたんだ。彼女は前はマックスで働いていて、あの個室であたしがフランクにレイプされそうになった時、彼女はそれをアダムに伝えてくれたのだった。
そのこと、誰も知らないはず。アダムがあたしをあたしの車まで送ってくれる時に教えてくれたんだけど、まさか、それが原因でレイブンはマックスの店をクビになったの? あの事件のせいで彼女はお店を変えたわけ?
アダムは、あたしを救うときに、フランクの腕を引っ張って彼を壁に投げ飛ばした。そのせいでアダムはクビになってしまったんだけど、でも、あの夜、レイブンがあたしを救ってくれたということは誰も知らないはず。もしチャンスがあったら、レイブンにあの夜のことについて訊いてみようと思った。
ベティの張りのある声が響いた。「みんな、心の準備はできてる? これからエッチマシーンの最新機を見せるわね!」
お客さんたちが一斉に歓声を上げた。
ベティは観客のリアクションの大きさに嬉しそうに笑った。
「この装置の素晴らしさを分かってもらえるよう、あたしのとても特別な友達にお手伝いを頼んでおいたわ。それでは皆さん、紹介します……レイブンです!」
ベティはエンターテイナーの才能豊かな身振りで舞台裏の方に手を向けた。
あたしは身をこわばらせた。レイブン? あのストリップクラブにいたエキゾチックな美女? あの、あたしが舐めなめしてしまった彼女? まさか、本当?
急にそわそわしてきて、お口の中がカラカラになった。ベティの手の先へと目を向けた。
舞台裏のドアが開き、中からレイブンが出てきた。会場が急に静まりかえった。息をのむほど美しいし、エキゾチック。小さなビキニを着ているけど、どう見てもほとんど全裸に近い姿。上のビキニは乳首を隠す働きしかしてなくて、おっぱいの柔らかそうなお肉が上下左右にはみ出ている。健康的な生まれつきの褐色の肌はなめらかそうで、ビキニのパンティはかろうじてあそこのビラビラを隠しているだけで、他は全部、丸見え。
思わず、ごくりと生唾を飲み込んでいた。
レイブンの姿を見て、急に、お客さんたちが一斉に声を上げ、手を叩き始めた。みんな、レイブンがステージへとセクシーに歩く姿を見つめている。
レイブンは、あたしの姿が見えるところまで来たら、急にあたしの方に顔を向けた。それに合わせて、長い髪の毛がはらりと宙を舞う、あたしがいるのを見て、レイブンの顔に満足そうな笑みが広がった。
あたしの体に目を這わせたまま、セクシーな腰を振りながら、ゆっくりとステージへと歩いていく。エキゾチックな美女に頭のてっぺんからつま先まで見られて、あたしは、うぶな少女のように突っ立ったまま何もできなかった。
心の中にエッチな気持ちがわいてくるのを感じる。
ベティがお客さんたちに叫んだ。「みんな? すごく綺麗よね? それに、とってもつつましい」
「出ているビデオを教えて!」 お客さんのひとりがさけんだ。
「アハハ! 信じてもらえるかどうか分からないけど、ここにいるケイトはポルノ女優じゃないの。でも、みんなも分かるでしょ? あたしのお友達のケイトは、どんなポルノ女優よりお色気ムンムンだって。ケイトがその気になったら、どんなポルノスターもやっつけられるはずよ!」
「ベティ、やめて!」 彼女の言葉を聞いて、思わず叫んでしまった。
お客さんが、さらに激しく口笛を吹いたり、いやらしい言葉を叫びだした。
「絶対、ビデオに出てよ。俺ならいくらでも払うぜ」 誰かが叫んだ。お客さんたちが一斉にうなづいた。
もうあたしはすっかり恥ずかしくなっていて、長くて太い黒ディルドを手にしていることすら忘れていた。しかも、煽情的な、あたしの体にはふた回りは小さいタイトドレスを着てることも。こんな姿でみんなの視線を浴び続けるなんて、もう限界。
ようやくベティがウインクして、あたしの手から重たいディルドを取ってくれた。そして、そちらの方にお客さんの注意を向けてくれた。あたしは彼女の後ろの方に引き下がった。ああ、これでやっと、みんなの目から解放されるわ。
気づいたら、隣にアダムがいた。彼は優しそうな笑顔であたしを見た。
「アダム、ここで何をしているの?」 ディルドの説明を続けるベティの邪魔にならないように、ひそひそ声で話しかけた。
彼は普段は虚ろな目をしているんだけど、今はちょっとギラギラした目であたしを見ていた。彼はしばらく何も言わず、ただあたしを見つめたままだった。彼の脳があたしが言った言葉を処理できないでいるかのよう。
やっと分かったのか、彼は両腕を左右に広げて、「あ、ケイト」と言った。あの、低音の声。単に腕を広げるだけで、腕から肩にかけて筋肉がもりもりと隆起する。
「今日のイベントの手伝いをベティに頼まれてね。行儀よくできない人が出てこないようにしてと」 彼はそう呟いて、お客さんたちをゆっくりと見回し始めた。
スーツケースのところに来たけど、ディルドをどうやって取り上げたらいいの? スクワットするみたいにしゃがみ込むのは論外だわ。ドレスの裾がこんなに短いんだから、しゃがみ込んだら、すぐにお尻が丸見えになってしまうもの。
唯一できることは、お尻を突き出すようにして、腰のところをまげてディルドを取ること。決して脚を広げない。それならあそこを晒さないですむはず。
みんなの視線が集中しているのを感じながら、腰を折ってディルドに手を伸ばした。ちょっと脚が開いたかも。
そうした途端、会場がワーッと叫んで、いいぞ、もっとやれとのヤジとか口笛で割れんばかりになった。もう、顔が真っ赤になってるのが分かる。素早くドレスに目をやった。下着が見えてたに違いないと分かった。ドレスの裾がずり上がっていて、お尻が丸見えになりそうになっている。
「うぅぅぅぅあ……その調子よ、ケイト!」 ベティが叫ぶのが聞こえた。彼女、拍手をしている。
んっもう、みんなあたしの小さなパンティを見れて嬉しそうに拍手している。
すごく太い黒ディルドを握って、素早く姿勢を正した。一瞬だけあそこを見せてしまったかもしれないけど、仕方ないわ、一瞬だけだったから大丈夫。でもなんだか、脚の間がジュわっと湿ってくるのを感じた。
振り向いて観客の方を見たら、みんな、本当にうれしそうにあたしのことを見つめて拍手している。その調子よっと言ってるみたいな笑顔であたしを見てるベティの方に歩いた。こんなことさせないでよ、恥ずかしいったらないわよ、ベティ。
あたしに身体を押し付けていた男の人はどんな人なのって思って、よく見たら、割とハンサムな人で、Tシャツとジーンズというシンプルな服装をしてた。胸の前で両腕を組んでいたけど、すごい筋肉の腕で、ちょっと身体を動かしても、筋肉がピクピク動いていた。とても強い印象を与える男性で、身長は軽く180センチを超えると思うし、この人より大きな胸板をしてる男性は、ここには誰もいない。 再びステージに目を向けたら、ベティが満面の笑顔であたしに向かって両手を振っていた。お客さんたちが一斉に振り返って、あたしに目を向けた。知らぬ間に、あたし、この小さなショップにぎゅうぎゅう詰めになっているイヤラシくて、エッチな気分になってる男たちの注目の的になってしまってるじゃないの! すぐに店の外に出たかったけど、あたしの後ろにはさっきのふたり組の大きな男性が立ちふさがっていて、入り口には戻れなかった。身を縮めて隠れたかったけど、ベティがあたしに手を振ってるのに気づいたからか、男たちは、ぞろぞろと動いて場所を開け、ステージへと通じる細い通り道を作ってしまった。スポットライトがあたしを照らす。男たち全員の視線があたしに向けられた。溜息や、口笛が聞こえる。みんな、あたしのことを褒める声。まあ、あたし自身を褒めているというより、この服装のせいでものすごく肌を露出してしまっていることを褒めたたえる声なのは確かだけど。 もう逃げられない。仕方なく、一度、深呼吸をして、作り笑いをし、ベティが立っているステージへ上がった。ベティの後ろに立ってるアダムにも目を向けた。彼は嬉しそうに微笑みながら、あたしのことを見ていた。 「ケイト! 来てくれて本当にうれしいわ」 ベティは興奮した様子でそう言って、あたしをハグした。 「ベティ、あなた、お客さんたちがいるって言ってなかったわよ……しかも、こんなにたくさんいるなんて!」 ベティはうふふと笑って、あの太いバイブを掲げ、あたしにウインクした。 「確かに宣伝はしたけど、本当に短期間だったのよ。だから、あたしもあなたと同じくらい驚いてるの。ケイト、お願い、ちょっとだけ、ここに立って待ってて。この仕事を片付けちゃうから」 ベティはそう囁いて、観客たちの方に向き直った。 「はい、皆さん! 中断しちゃってごめんなさい。さっきお話ししようとしてたことだけど、これを使うときは、本当に少量の潤滑剤しかいらないの。あとの仕事は、ここにいる殿方がおっしゃったように、このバイブが全部してくれるのよ。皆さんの奥さんでも、彼女でも、あるいは彼氏でも、このバイブを使ってあげたら、みんな感謝して皆さんをいっそう愛しく思うようになるはず」 ベティは「彼氏でも」と自分で言いながら、自分で笑っていた。 あたしもちょっと驚いていた。だって、男性があんな太いバイブをお尻に入れるところなんて、想像すらできなかったから。お客さんたちをざっと見てみると、確かにゲイの男性もいるかもしれないと思った。お客さんの大半は30代から40代の男性で、女性も何人かいたけど、その人たちは連れの男性にくっつくようにしていた。ともかく、誰もがあたしたちを見ていたし、もっと言えば、男性の大半はあたしに目を向けていたと思う。 「で、うちが紹介する、次の新製品は、なんと、トニー・ハング( 参考l)のおちんちんの鋳型を使って作ったディルド。本物の複製なのよ……しかも、今日の今の時間から販売開始! ケイト、そこにあるディルド、取ってくれる?」 ベティは、後ろの低いテーブルを指さした。 あたしは何が何だか分からず、ぼーっとしていたけど、ベティはニコニコしながらディルドを渡すように身振りで指示している。いいわよ、分かったわ。合わせてあげるわ。さしずめ、あたしはベティにとってのバンナ・ホワイト( 参考l)ね。 振り向いて、そこにあった低い台を見た。実際はテーブルじゃなかった。なんか、スーツケースを、テーブルクロスみたいなので覆ったようなものが、床に置かれてただけ。ともあれ、そこへ行ったけど、その途端、会場から口笛やため息が聞こえた。あたしの後姿を見ての反応? 思わず体が強張ってしまった。ここにいるたくさんの男たちがあたしのことを見てる!
店内はすでに大混雑だったので、入ってきたドアを閉めるのもひと苦労。ましてや、前に立ちふさがる男たちのせいで、先に進むことなどできなかった。ベティはステージにいるのは確実なんだけど、声を出して、この人たちの注意を惹きつけるのもイヤだったので、あたしはただ立って、男たちの肩越しにステージを見る他なかった。 思った通り、ベティがステージに立っていた。椅子のように見えるモノの隣に立っている。椅子なのかしら? 鮮やかな色のカバーがかかっていてよく分からない。ベティはかなり大きなバイブを手に持っていて、そのセクシーな機械仕掛けのペニスの説明をしていた。 改めて思うけど、ベティは素敵! 長い黒髪は緩いウェーブで両肩まで伸びていて、背中にかかる感じが官能的。角ばった両肩は肌が見えている。というのも、着ている白いブラウスが、彼女の大きめの胸は覆っているけど、胸から上は露わになっているから。下はミニスカート。セクシーな腰とお尻をぴっちりと包んでる。もちろん靴はハイヒール。 あたしは、ベティのセクシーな姿を食い入るように見ていたけど、ふと、さっきの駐車場での男の人たちも、あたしのことを同じような目で見ていたのだと気づいた。なんてこと? あたしもあの変態男たちと同じになっていたということなの? ひょっとして、この前、娘のクリスティと密接な関係になってしまったせいで、今もあたしの性的な感覚が際立ってしまっているということかも? ベティが立っているステージをよく見てみると、彼女の後ろに大きな体の男性が立っていた。思わずハッと息をのんだ! あれほど大きくて、あんなキリッとしてて、逞しさと強さを放っている人は、確かめなくても、他に考えられない! アダムだわ! あのストリップクラブで、フランクにレイプされそうになっていたあたしとリズを救い出してくれた、あの優しい大男! でも、どうして彼がベティを知っているの? 突然、あたしの後ろでドアが開き、男がふたり入ってきた。駐車場であたしの大切な場所をじっくり見てた、あの男たち! ちらっとふたりの様子を見ると、ふたりともあたしの長い脚とお尻を盗み見している。 店内はすごく混んでいたので、ふたりは、入って来たドアを閉めるにも、あたしの身体を押さなければいけないようだった。 ふたりはぎこちなさそうにドアを閉めたけれど、ひとりはあたしの横から胸を押し付けていたし、もうひとりは後ろからあたしのお尻に股間を押し付けているように感じた。当然、あたしは身体をこわばらせて、身構えた。店内がひどく混んでいるのは分かっているけど、このふたり、わざとあたしに身体を押し付けてきているように感じる。 あたしは振り返って、後ろから股間を押し付けてくる男の方を向き、「やめてください!」という表情を見せた。 「すまない。ここはすごく混んでるんで」と彼はつぶやいた。 あたしは何も言わなかった。けれど、あたしが見せた表情で、もし何かしたら、当然の報いを受けさせるから覚悟しなさいとっていうメッセージは伝わったんじゃないかと思った。 再び、ステージに目を向けると、ベティは売り出したい商品を見せているところだった。でも、あたしの目はアダムがどこにいるのかと探すのだった。
駐車場はいっぱいになっていて入れなかった。仕方なくビルの角を曲がり、ようやくそこに空きスペースを見つけた。車を止めて、エンジンをきり、しばらく運転席に座ったまま考えた。……本当にお店に顔を出すべきかどうか。 改めて駐車場を見回した。こんなに車が止まっているということは、お店もすごく混んでいるのは確か。しかも、みんな男たち! だって、こういう場所に男以外で誰が来るというの? そして、もう一度、自分の格好を見てみた。こんなに肌を露出している。ああ、ほんとに、こんなに……そして、こんなに小さなお店なのに、男たちでいっぱいだとしたら! すでに肌を露出しているけど、これ以上は絶対に肌を見せないよう、すごく注意しなくちゃいけないだろうな……。 気づくと、乳首が固くなり始めていた。それに脚の間も湿っぽくなってきている。ちょっとだけ、顔を出してくるのがいいかも。あんなに喜んでいたベティに悪いし。彼女に挨拶して、すぐに出てくれば構わないのじゃ? あたしがこういう格好してきたのは、そもそも男たちに見てもらって、焦らしてあげるのが目的だったのに、どうして、今になって怖気づいてるの? ダメよ、やっぱりお店に顔を出すべき……ほんの少しだけでいいんだから。 大きく深呼吸して、車のドアを開け、片脚を外に出した。もう一方の脚はまだ車の中。ちょうどその時、車のそばを男の人がふたり通りかかった。びっくりして、一瞬固まってしまった。ひょっとすると脚の間が見えてるかも! ちらっとその人たちを見たら、なんてこと、やっぱりあたしの脚の間を目を凝らしてみてるじゃないの! 素早くもう一方の脚を車から出して、両膝をくっつけて脚をそろえた。ふたりのことは無視して、何も起きてないようなふりをして、平静を装った。見えたとしても下着だけなんだから。 あ、違うわ! あたし、今は股間のところが開いてるパンティを履いているんだった。だとしたら、あそこの唇も……もしかすると、あそこも見えていたかも。 男の人たちはふたりとも、ヘッドライトに照らされた鹿のような目をして、舌なめずりしてた。濡らした唇がすぐに乾いてる。 ああ、ふたりともあたしのパンティを見たんだ。多分、それ以上、見られたかも! 車から出る時にも大きく息を吸ったけど、この時も、立ち上がる前に深呼吸しなくちゃいけなかった。肩で息をしたせいか、ドレスがずり上がるのを感じた。腰をちゃんと包んでるはずなのに、ここまで運転してきた間にずり上がっていたのか、もっと上までずり上がっている。 彼らに見られないようにと後ろ向きになったけど、それでもふたりの視線が向けられているのは感じていた。今度はお尻を見られている。どのくらい見せてしまってるんだろう? それとなく目を落として確かめたら、ドレスの裾が股間のところまで上がってるのが見えた。ということは、あの男たち、あたしの脚からお尻まで全部見たってこと?! 「ああ、もう! あたしったら、なんでこんなことやってるの?」と小声でつぶやき、ドレスの裾を引き下げた。 でも、あんまり強く引き下げないよう、注意しなくちゃいけなかった。強く引っ張ると、今度は上の胸の方が飛び出てしまうから。 ちゃんとした格好に戻ってると期待しながら、男たちの方に向き直り、横を通り過ぎた。最大限の意思の力を振り絞って、ふたりが見せてる飢えた顔を無視した。心臓がものすごく早く鳴っている! ふたりからちょっと離れたところまで来たとき、ふたりの話し声が聞こえた。 「おい、すげえエロいな!」 「ああ、まったくだぜ。あの女、ポルノ女優だと思わねえか?」 「ああ、そうに違いねえ! ありゃ、ポルノスターだぜ。お前、あのパンティ、見たか? まんこが見えてたぞ! お前も見ただろ?」 あたしがポルノスター?! ビルの角を曲がるとふたりの声は聞こえなくなり、あたしは入口へと向かった。 ああ、やっぱり、あの人たちにはアソコを見られていた! それはそれで、最悪なことだったけど、急に普通じゃないゾクゾクしたスリル感が沸いてきて、息づかいを普通に戻すのが大変だった。入口のドアの前に立ち、いったん大きく息を吸ってから、ドアを開けた。 すぐに目に入ったのは、群れをなす男たちの背中ばかり。みんな立っていて、部屋の向こうの壁際に設置されたステージのようなものに顔を向けていた。
ちょっと脚を開いて、スカートの中に手を入れた。ちょっとめくりあげて、鏡の中の自分を見て、「あっ」と思わず声を出してしまった。だって、股間の生地からあそこの唇がはみ出していたから。しかも濡れてる! 人差し指を伸ばして、布地の割れているところに沿って撫でてみた。指にトローッとした湿り気がくっついている。その濡れた指を唇に近づけ、お口を開いた。そんな自分の姿を鏡で見ていたら……電話が鳴った! びっくりして跳ね上がり、素早く手を戻した。またベルが鳴る。 「んもうッ!」と、突然、邪魔され、不満げに叫んだ。 そして、またベルが鳴る。止まりそうにない。仕方なく、電話に駆け寄り、受話器を取った。 「もしもし!」 イライラした声になっていた。 「ケイト? あたし、ベティです」と若々しい声。 ベティ? あ、あのセックスショップの若いセクシーな店員さん! 「あら、まあ、ベティ。調子はどう?」 体が興奮しているのを隠そうと、わざと明るい声をだした。 「いいわよ。あなたとクリスティはどうしてるかなって、ちょっと気になって電話したの」 「まあ、ちょっとお家のお掃除をしたり、クローゼットの整理をしたり。まあ、そんなところ。クリスティは友達のところに遊びに出かけているわ」 嘘をついた。でも、いま、何か使って自分でアソコをいじろうとしてたなんて、言えっこないし。 「それは退屈ね!」 まさに核心を突いた返事! 「良かったら、お店に遊びに来ない? 今、積極的に紹介してる新製品があるの。あなたに手助けしてもらったら、楽しいことができるんじゃないかって。あたしが仕入れたモノ、ぜひあなた見てもらいたくて」と彼女は笑った。 ベティの笑い方、大好き。メロディがついてるように聞こえるし、幸せな気持ちを振りまく感じで、心を惹きつける。 「モノ? どんなモノ?」 急に好奇心がくすぐられてしまう。 「まあ、店に来て、ちょっと見てみて。絶対、気に入ると思うから」 ベティが「モノ」と言ったものは、アダルトグッズ以外にあり得ない。こんなに興奮して、しかもひとりでいる今の自分にとって、まさにアダルトグッズこそ、欲しいモノだった。 「ああ、面白そうね。じゃあ、30分くらい待ってて。すぐに行くから」 注意して、落ち着いた声で返事するようにした。でも、心の中ではすでにものすごく興奮していた。 「嬉しい! じゃあ、待ってるわね」とベティは電話を切った。 あたしこそ、嬉しい! ジョンや息子が帰ってくるまで性的な飢えをしのぐための自分専用の道具を手に入れるわけね! 鏡を見て、にっこり微笑んだ。この格好で出かけたら、どうなるかしら? すごくセクシーだし、胸がやっと隠れているドレスだから、確実に、すれ違った人たちに振り向かれるわね。鏡の中の自分にうっとりし、偶然その場に居合わせた男性を焦らすことになるかもと期待しながら、あたしは家を後にした。 ベティのお店に向かう途中、ちょっと引っかかっていることがあって、それを考えていた。ベティは「今、積極的に紹介してる新製品がある……あなたに手助けしてもらったら……」とかと言っていた。それってどういう意味だろう? 紹介しているって、誰に? 商品を買ってくれそうなお客さんのこと? それに、あたしの助けって、どんなこと? 急に、このドレスを着てきたことが、そんなに良いこととは思えなくなってしまった。お店に男性がいたら? しかもたくさんいたら、どうなるだろう? うつむいて自分の胸元を見た。胸の盛り上がった肌が丸見え。乳首にギリギリ近いところまで見えてるし、谷間も乳房の下まで見えている。さらに、その先の脚へと目を落とすと、こっちも、すごく露出していた。運転席に座ってる姿勢だと、股間からはみ出してるあそこの唇まで見えてしまいそう! 「ああ、どうしよう」と心配しながら、ベティのお店の駐車場へ車を入れた。
問題は、このパンティに覚えがなかった点。あたしのじゃない。だったら、誰の? クリスティ? クリスティはこんな大胆なセクシー下着を着ていたということ? よく分からないけど、ジーナは、泊りがけで息子と過ごすために、下着を息子の部屋に置いている。ひょっとして、これはジーナの下着? クリスティかジーナかと言えば、やっぱりジーナの方があり得そう。 その下着をよく見てるうちに心臓がドキドキし始めた。これ、洗濯されていないみたい。というか、股間のところの布に白っぽいカスがついている。これって、女のアソコの湿り気が乾いた跡じゃないの! 誰もいないのは分かっていたけど、ちょっと開いてるドアの方を見て、誰も覗き込んでいないことを確かめた後、そのパンティを鼻先に近づけた。目を閉じて息を吸い込んだ。やっぱりそう! 女性のアソコのムッとした匂いが鼻から肺へと入って来る。 「ジーナ……」 目を開きながらつぶやいた。 これはジーナの匂い。このパンティはジーナのパンティ。彼女のお汁が乾いて、ここに着いている。それで口を覆いながら、もう一度、息を吸い込んで、さっきより少しだけ長く若い女性の香りを楽しんだ。もうお馴染みになっている湿り気があたしのアソコに出てくるのを感じる。 でも、ジーナはどうしてこんなことをしたんだろう? どう考えても、ジーナは、あたしがいない時を狙って、これをあたしの下着入れに入れたに違いない。ふと、鏡を見たら、乳首がつんと立っているのが見えた。胸が上下に激しく波打ってる。あそこの唇がじっとり濡れているのを感じる。 よく考えれば変なことだけど、何だか、あたしのお汁をこのパンティに着けたくなった。この若い女の子のお汁がついていたパンティで、あそこを擦りたくなっていた……そうすれば、ふたりのお汁が混ざり合う……混ざってひとつになる……・ 誰も見ていないことを確認して、そのパンティに足を入れ、手繰り上げ、履いた。思ったよりもきつかった。ジーナの腰はあたしのよりも小さいのか、腰バンドがお腹の柔肌に食い込んでいた。股間の三角形も、あたしには小さかったけれども、あそこはどうにか隠せている。 問題は、股間の、あの穴の開いたイヤラシイ部分。本当なら布地が重なって閉じるように意図されているんだろうけど、あたしには小さすぎるのか、そこの布地がちゃんと重なりきっていない。その結果、脚を少し広げただけで、あそこの唇が時々中から顔を出してしまう。 でも、この姿を見てるのはあたしだけなわけで、そんなに気になってはいなかった。後ろ向きになって、お尻を見てみた。パンティの後ろの方は細い紐みたいになってるので、それが尻頬に挟まれてほとんど見えない。むしろ、裸になっているようにお尻がすっかり見えている。ちょっと、自分で見てもセクシーだし、自慢できるんじゃないかと思った。 もし、ジーナがわざと遊び心でこれを置いてったとしたら、あたしもそれに付き合ってあげたいと思った。ようし、今日は一日、これを履いていようと決め、そのパンティを履いたままベッドのところに行って、短めの青いドレスを手に取った。ドレスの前みごろにはボタンがついているけれど、腰のところまで。そこから下は腰をセクシーにぴっちりと包むようになっている。普段好んで着るよりはちょっと裾が短い。うーん……あたしも、この歳だと、もう少女っぽい服は着れないのかなあと思った。裾が太ももの上の方、股間の下6センチくらいのところまでしかない。 まあ、これでも構わないかもと肩をすくめ、今度は胸の方を見た。まだおっぱいは露出している。ボタンを締めて、何とか前を隠したけれど、きちんとボタンを締めようと思うと、ボタンをちぎってしまいそうになってしまう。うーん、あたし、前よりずっと胸が大きくなっていたんだと改めて思った。結局、上のボタンは胸のところまで外したままにすることにした。こうなると胸の谷間と乳房の内側の肌が見えてしまうけれど、ボタンが弾け飛んでしまわないようにするには、仕方がない。ドレスを整えた後、微笑みながら、鏡の前に立った。 すごく魅力的でセクシーで、しかも大胆に見える! もうひとつ、いるわ! あたしはクローゼットへと急ぎ、靴のコレクションを漁って、すぐに見つけた。このドレスとマッチした色のハイヒール。青色だけどちょっと色合いが違うもの。それに足を入れて、注意深く歩いて、鏡の前に戻った。 「まあ、すてき!」 鏡の中の自分の姿に、思わずつぶやき声が出た。 元々、背が高く、セクシーな脚には自信があったけれど、このドレスを着ると……それにこのハイヒールのおかげでもっと背が高くて……もっとセクシーに見えていた。モデルのように、くるっと1回転してみた。大丈夫、この高さのヒールを履いていてもバランスを崩さずにいられる。 自分の姿だけど、この姿、すごく気に入っていた。それに……それに……何だかムラムラしてもきている! 唇を噛みながら、部屋の中を見回して、探した。何かアソコを満たせるものが欲しい! バイブは持っているんだけど、クローゼットの一番上の棚の靴入れの奥深くに埋めて隠していた。それじゃ、間に合わない。今すぐ何かが欲しい!
「淫乱ママ」 第13章 Slut Mommie Ch. 13 by fantasy69 「あら、今日は蒸し暑いみたいだわ」 あたしはガラスの引き戸を開け、悩ましい声をあげた。 うちの庭にはろくに植木もなくて、手入れもあまりしていない。庭にプールを作ろうと決めたものの、誰も、そのために何かしようという気持ちは失せてしまったみたいで、ただ、プール建設が始まるのを待ってることしかしていない。でも、残念なことに、夏が来たために業者は忙しいらしくて、すぐには始まりそうもなかった。だから、工事が始まってもいないのに、あたしたちはただ待ってるだけの状態だった。 外出する気が失せ、あたしは引き戸を閉めた後、まだバスローブ姿だったこともあり、2階にあがって、今日着る服を決めることにした。クリスティのこと、昨日の夜、クリスティとエッチしてしまったことを思いながら、クローゼットの中を何を着たらよいかと漁った。悲しいけど、今日はジョンは、出張の報告書の準備をしなくちゃいけないと、すでに出社してたし、クリスティも遊びに出かけていた。トミーは友達のティムとジェイソンに会いに行ってる。何でも、ネットに掲載しようとしてる写真を選ぶんだとか。だから、今日は、あたしひとり家にいる。 「なんだか退屈……」 一日中、独りでいなくちゃいけないのを思い、呟いた。 今日は何ができるかと考えながらクローゼットの中を漁ってたら、隅のところに、小さな青いドレスが目に入り、あたしは溜息をついた。これは、あたしがジョンと結婚した時、彼が買ってくれたドレス。彼と愛し合い、娘のクリスティが生まれることになった時に着ていたドレス。ああ、もう、ずっと大昔のことみたい! 手を伸ばし、両手でその薄い生地を撫でた。すごく柔らかい。光沢のある生地。そのドレスを顔に当て、匂いを嗅いだ。あたしの香水に混じって、少しだけ夫の匂いもした。何度洗濯しても、このドレスにはあたしと夫の体臭が残ってる。 ベッドに行き、注意深く、そのドレスをマットレスの上に広げた。これを最後に着てからもう何年も経っている。まだ、体に合うかしら? ずいぶん前だから、今のファッションとはちょっと違ってるし、当時は今と違って、あまり体を露出しない服を着てたし、ゆるゆるな感じで、今みたいに体にぴっちりじゃないし、でも、当時ゆるかったということは、今のあたしの体なら。もしかして………もしかして、今のあたしにはピッタリかもしれないわ! ローブのベルトを解いた。肩からスルスルとローブが落ちて行く。そのままドレッサーのところに歩いていって鏡の前に立つ。一糸まとわぬ素っ裸のあたし。客観的に自分の体をチェックする。 おっぱいは大きいと思う。それに年の割に垂れていないのが自慢。お腹も引き締まってると思う。ちょっとぽっちゃり膨らんでるけど。ヒップは……今はこんなに大きくなってる。でも、いいんじゃない? もっと言えば、セクシーと言えるんじゃない? 下着は何にしよう? ブラは問題外。外は暑すぎるもの。ブラはやめてパンティの引き出しへと注意を向ける。あそこの唇が隠れる程度の紐パンティを取り上げ、掲げてみたけど、あたしは頭を左右に振った。 「これって淫乱っぽすぎ!」 息子と一緒とか、クリスティと一緒で街に出るなら話は別だけど、今日はねえ……家の近所でこの下着はダメ。あたしはダメっぽいパンティを脇によけ、自分でも持っていたと知らなかったパンティを見つけ、目の前に掲げた。 「これ、どこで?」 見知らぬパンティを掲げながらつぶやいた。 赤いレースで、小さいけど、前には三角形がしっかりある。後ろにかけては細い紐だし、腰回りも細い。何より特徴的なのは、股間部分の三角形に細い切れ目がある点。まさに、女性のアソコの長さに合った長さの切れ目で、左右の生地でふたがされるようになっている。前後の合わせ地はしっかりしてるけど、簡単に扉を開けられるようになっている。これって……これって、履いたままエッチするためのパンティじゃない?!
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