しばらくたち、ようやく頭がはっきりしてきた。気がつくと、あたしは自分が出したドロドロの中に突っ伏していた。お尻の穴からはウェンディの出したものが垂れ流れ、口の周りはジーナが出したものでベトベトになっていた。 体を起こして、頭を振った。そんなあたしを、ウェンディとジーナはニコニコしながら見ていた。ふたりとも最初は不安だったのだと思う。でも、今はそんな不安状態なんかとっくに乗り越えてるのは明らか。というか、ふたりとも、もっとやりたがってる。あたしは、確かに疲れていたけど、このふたりには、求めていることをしてあげなくちゃ。 「あなたのおかげで、あたし、今はすっきりした気分になってるの……あなたって、すごい名医さんだわ」とウェンディはイタズラっぽい笑みを浮かべた。ウェンディは、あたしが、彼女に話したこと以上のことをしてきたのを知ってるみたいな感じだった。 「あたし、前から、アイデアでいっぱいなの」 するとジーナが「あなた、他のモノでもいっぱいになってるんじゃない? ウェンディのスペルマがお尻の穴から溢れ出てるわよ」と言った。ジーナも、もう、恥ずかしがる様子は消えていた。「それ、舐めてもいい?」 それを聞いてびっくり。一瞬、彼女が何を言ってるのか理解できなかったくらい驚いた。でも、あっという間にジーナは床に仰向けになってあたしの隣に横たわった。ジーナの赤毛の美しい髪にあたしのスペルマがべっとりついている。ジーナは指で自分の口を指してから、あたしの脚を突っついた。彼女が何をしてほしがってるのか、分かる。 仰向けの状態から身体を回してうつ伏せになり、それから両膝を突いて体を起こした。ジーナの方に移動したけど、頑張りすぎたせいで、ふらふらしてる。でも、何とか彼女の顔にまたがった。お尻を向けて。振り返って彼女の顔を見ると、目をキラキラさせながらあたしを見てる。熱くて情熱的な目つき。ジーナは、さっき、おちんちんをしゃぶってもらいたがっていた時も、熱っぽく情熱的な顔をしていたけど、今は、それ以上にあたしのお尻を舐めたがっている様子。 ゆっくりと注意しながらお尻を降ろした。あたしのアヌスのすぼまったお口で彼女の可愛いピンク色の唇にキスをするような感じで触れた。ジーナは、それに応じるようにキスを返し、あたしのすぼまった穴の小さなヒダを唇で擦るようにしていたけど、すぐに口を大きく開けて、吸い始めるのを感じた。最初はためらいがちに、あたしの穴にチュッチュッと軽く吸うようにしてる。でも、すぐにその舌が穴の中に入ってきて、中を探るように動き始めるのを感じた。 「ああん、ジーナ……!」 そう喘ぐと同時に、すぐに手を胸に持って行って、自分でギュッと握った。ジーナの舌がアヌスの中を掻きまわして、出てくるウェンディのスペルマをぴちゃぴちゃ味わってる。さらには唇をすぼめて、強く吸引し始めた。ズルズル音を立てて吸い出して、ごろごろ喉を鳴らして飲み込んでいる。
ウェンディはぐいぐい押し続けてくる。彼女のおちんちんがどんどん奥へと入ってくる。1センチくらいずつ、徐々に奥に入ってきてる。そして、その1センチ奥へと入れられるごとに、快感が増えていった。まるで、ウェンディのおちんちんがあたしの中にある、すべての快感ボタンを的確に押しまくってくる感じ。そして、そうされるとかえって、ジーナのおちんちんを咥えた頭をいっそう速く上下したくなる気持ちになった。ジーナが両手であたしの頭を押さえてる。あたしの頭の動きに合わせて、手で押し付けてくる。これをジーナが喜んでいるのが分かる。 とうとう、ウェンディのお腹があたしのお尻に押し付けられるまでになった。彼女の女の子っぽい、柔らかそうにぷっくり膨らんだ下腹部が、あたしの大きなお尻に当たってる。彼女のタマタマが揺れて、あたしのタマタマをピタピタと叩いてる。とうとう、根元まで完全に入れられちゃったと分かった。すごい! キチキチに詰め込まれてる! それに、何と言うか、ウェンディの本当のエッセンス、中核部分があたしの中に来てくれたという感じ。 すると、ウェンディがゆっくりと引き抜き始めた。思わず、切なそうな泣き声をあげてしまう。抜かれる時も入れられる時と同じくらい気持ちいい。ひょっとすると抜かれる時の方がいいかも。そう思っていたら、ウェンディは、先端のところだけが残ってるところまで抜くと、一気に叩きこむようにして戻してきた。彼女の突きに押されて、ジーナのおちんちんを喉奥まで飲み込まされた。その刺激に、危うく、失神しそうになった。 でも、その後は、一定のリズムができてきて、この行為に没頭することができた。3人とも、完璧なハーモニーでリズムを奏でた。仰向けになってるジーナは、腰をリズミカルに突き上げて、あたしの口に入れたり出したり。後ろにいるウェンディは、両手をあたしのお尻に添えて、素敵な可愛いおちんちんを入れたり出したり続けてる。そして、あたしはふたりの間に四つん這い。よくテレビとかで、豚が、焚火の上で、口からお尻まで串刺しにされて、丸焼きになっている光景とかが出てくるけど、まさしくあのイメージだった。ウェンディとジーナのふたりのエッチなおちんちんに串刺しにされて、熱く焼かれてるあたし。でも、それがとても、とても嬉しい。気持いい! あたし自身のおちんちんも、早く発散したいとビンビンになっていて、ふたりの動きに合わせて揺れていた。 最初にイッたのはジーナ。あたしは、彼女の両脚に乳房を擦りつけていたのだけど、その彼女の両脚が、突然、キューっと緊張し始めた。どうしたのかなと思ったけど、次の瞬間、ジーナはお腹の底からだすような低い唸り声を出した。そして、またその次の瞬間、これまでになく強く腰を突き上げてきた。そしてさらにまた瞬間、ジーナのおちんちんの中をスペルマが急速に上がってくるのを感じた。で、次の瞬間、熱い奔流が口の中に撃ち出された。このムッとした味と香りがたまらない。 次々にドロドロの塊があたしの口に撃ちこまれ、口の中がいっぱいになる。味わいつつ、懸命に飲み込み続けた。でも、そうしていた間に、ウェンディが楽しんでいたお尻の穴を無意識的にキューっと収縮させていたのかも。 あたしが急にアヌスを締め付けたせいで、ウェンディは限界を超えてしまったよう。ウェンディは左手で爪を食い込ませるくらい強く、あたしのお尻の頬をつかんで、右手ではあたしのお尻をぴしゃりと平手打ちした。それと同時に、これが最後と言わんばかりに、強く押し込んできて、その次の瞬間、熱いモノがあたしの中に撃ち出されるのを感じた。 自分の体の中の様子がイメージできる感じだった。ウェンディの放った精液があたしの直腸をいっぱいに満たして、そこで収まりきらなくなったものが、あたしの菊の花みたいに狭いところから溢れ出て、そこを塞いでるウェンディのおちんちんにびちゃびちゃに降りかかる様子。口の中とアヌスに同時に撃ち出されたドロドロを受けて、あたしはひとたまりもなかった。両ひざがガクガク言い出した。ふたりのペニスに貫かれ、それだけで身体を支えているあたし! なのに、オーガズムが襲ってきて、急に体が軽くなる。いつまでも永遠に、このままふたりに貫かれている状態でい続けたいと。あたし自身が何かを噴出した音を聞いた。どうやら、あたしは潮吹きをして、熱い体液を寝室の床に振りまいたらしい。そして、自分自身、そのびしょ濡れの板の床に突っ伏した。もう、何が何だか分からない。
ちょっとだけジーナのおちんちんを口から出して、後ろのウェンディの方を見た。ジーナは切なそうな声をあげたので、彼女を気持ちよいままにさせるため、唾で濡れたおちんちんを手でしごいてあげた。肩越しにウェンディを見上げると、彼女は乳房を揺らしながら、片手で自分の勃起を握って、もう一方の手を口に持って行ってるところだった。その手のひらにたっぷりと涎れ混じりの白濁を吐き出してる。あの可愛い顔のウェンディが、口からペッと唾を出してる姿! 言葉に表せないほどすごくイヤラシくて、すごくエッチ! ウェンディはあたしが見てたのに気づくと、ウインクして見せた。 ウェンディはその手をあたしのお尻に降ろして、まだ温かい濡れたドロドロを、丸見えになってるあたしのお尻の穴に擦りつけた。 ぶるぶるっと体が震えた。あたしがこれから何をされるか、はっきり分かったから。 あたしは、ずっと、こればかりは一生することがないだろうなと思っていた。それが今、あたしにされようとしてる。なぜか怖くなかった。むしろ、やってほしくてたまらない気持ちになっていた。それを求めるように、あたしは自然と腰を後ろに突きだしていた。 顔をジーナの方に戻し、彼女の固いおちんちんを口の中に戻す。ぐっと一気に喉の奥まで飲み込んだ。すでに貫通しているから、今度は簡単に飲み込むことができる。飲み込んだとたん、ジーナは安心したように、ハアーっと溜息を漏らした。 ジーナのおちんちんを舐め吸いしてると、お尻の穴をちょっと押される感じがした。ウェンディのベトベトした手があたしの腰を掴んで、ぐいっと引き寄せようとするのを感じた。見えてはいないけど、もう一方の手は彼女のおちんちんを握って、あたしのアヌスに狙いを定めているに違いない。 あたしは夢中になって頭を上下に振り、ジーナのおちんちんをしゃぶり続けていたけど、心はアヌスの方に集中していた。 「覚悟はいい?」 ウェンディの声が聞こえた。「私のおちんちんを頬張るのよ!」 その言葉を聞いただけで膝ががくがくしてくる。アヌスへの圧力がどんどん強くなってくるのを感じた。後ろからぐいっと押され、あたしは前につんのめり、ジーナの恥骨に鼻が押しつぶされる。喉は完全に塞がれ、反射的にヒクヒク痙攣してジーナのおちんちんを締め付けている(ジーナのヨガリ声からすると、よっぽどすごい快感を味わっている様子)。こんなに苦しく痛めつけられても、他に動ける場所がないので、なされるがままになっているほかない。 アヌスへの圧力はどんどん強くなってきた。だけど、その時、あたしは、ぐっとイキんだのだった。あそこの中から捻り出すときのように。そして次の瞬間、パッと中が開いたような感じがした。 ウェンディのおちんちんの先のところが中に入ったのだと分かる。あの太ったマッシュルーム状の先端が中に入ったのを受けて、限界まで広がっていたあたしの肛門がきゅうっと口を閉じる動きになったのだと分かった。あたしは、ジーナのおちんちんを咥えたまま、低い声で唸った。この感覚、信じがたい感覚だわ。こんなに……こんなに中がいっぱいにされた感覚は初めて。とても強烈。だけど、全然不快じゃない!
スペルマを舐めとったり、それを口移しで交換したり、キスしたり、揉んだり、口のものを飲み下したり。あたしたちはずっとそんなふうなことを続けていた。部屋には、3人のズルズル啜る音が響き、スペルマの臭いが立ち込め、そして何よりも興奮した熱気がムンムンしていた。3人でする、このイヤラシいお清めの行為がいつまでも終わらないかのよう。でも、どうしても、やめたいという気持ちにならない。それでも、とうとう、溜まっていたモノが少なくなってしまい、ようやくウェンディとあたしは最後のキスをして、互いに、口の中のものを飲み下した。体は涎れでテカテカになっていたけど、もう、しずくがぽたぽたすることもなくなっていた。体じゅうベタベタ。それに、信じられないほどエッチな気分。 ここでお終いにしたくなかった。もっと何かエッチなことをしたい。今は、ベッドに、あたしを真ん中に、左右にウェンディとジーナが座っている。でも、どっちかというと、ジーナの方が脚を大きく広げている。それを見て自然とどちらを選ぶか決まった。 あたしは素早くベッドから立ち上がり、くるっと回って、ジーナの脚の間に正座した。素早い動きだったので、ジーナはほどんど反応する隙がなかったみたい。あたしは、その位置につくと、両手で女の太ももの内側を押して、さらにもう少し、脚を広げた。 目の前にはジーナの大きなおちんちん。まだ、そそり立っていて、その根元からバギナ、そしてアヌスにかけてのところがヒクヒク動いてる。今にも爆発しそうになっているみたい。それにしても、本当に綺麗。そばかすがあるところが特に素敵で、そのおかげでとてもキュートで女性的に見える。同じことがまん丸のふたつの可愛いタマタマにも言える。幼い女の子が着るようなすごく丈の短いTシャツ。スペルマでベトベトになっているそのシャツを中から持ち上げてる大きな胸。それと並べて見ていると、このおちんちんもタマタマも、やっぱり女の身体についているものなんだなって納得できる。 でも、いつまでも、こうして惚れ惚れと眺めている気はなかった。このおちんちん、どうしてもあたしの中に入ってもらわないと、居ても立っても居られない。 顔を前に突き出して、口を開いた。ジーナは、そんなあたしを見ていたけど、何が始まるのか分からないのか、いぶかしそうな顔で固まっていた。 涎れを垂らしながら顔を前に出し、彼女のおちんちんを口の中に入れた。口を大きく開いたまま、できるだけ唇がおちんちんに触れないようにしながら、顔を突き出した。先端のところが喉の奥に触れた後も、構わずどんどん中へと飲み込んだ。嚥下反応を引き起こす場所に来て、あたしの喉の筋肉は彼女をぎゅっと引き締めた。オエッとなりそうなのを堪える。目に涙が溜まってきた。喉を塞がれたまま、唸り声をあげた。おちんちんの竿の底辺のところが舌に触れている。少し塩辛いけど、ベルベットのような舌触りがした。 昨日、ウェンディにしてもらったことだし、ポルノ動画で何度も見たことだけど、あたし自身は、これをしたことがなかったので、自分でしてて、これが本当に正しいやり方なのか、自信がなかった。でも、昨日ウェンディがしてくれた時、これがどれだけ気持ち良いことかは知っている。 口で優しく包むように、いっぱい涎れを出しながら、ゆっくりと頭を上下に動かし始めた。あたしの鼻が彼女のお腹の柔肌に埋もれている。鼻から息を吸うと、ジーナの香りで頭の中がいっぱいになった。舌先は彼女の陰嚢に触れていて、小さなタマタマを舌先で転がすのがちょっと楽しい。 少し吸い込んでみたけど、大半は、唾液をたっぷりまぶすのと、喉の筋肉で締め付けるのと、舌先でタマタマやその下の女のビラビラを撫でることに集中した。昨日、ウェンディがあたしに実演してくれたように。 ウェンディのことを思い浮かべたけど、そう言えば、あたしの視界に彼女がいなくなっていた。でも、代わりに彼女があたしに触っているのに気がついた。左右の手であたしの腰を掴んで、自分に引き寄せている感じだった。 ウェンディは何をしようとしているんだろう? でも、あたしの方は、夢中で、ジーナのしょっぱいおちんちんを咥えこんで、舌でタマタマを転がし続けていたので、ウェンディが何をしてるのか確かめる気にならなかった。すると今度は、お尻を持ち上げられるのを感じた。 今は、顔は下に向けているけど、両脚は伸ばして立っている姿勢にされていた。腰のところで曲がって直角を作ってる形。ウェンディは、あたしをジーナのおちんちんから引き離そうとはしていない。もっと言えば、この姿勢のおかげでジーナの棍棒があたしの喉のさらに奥まで入って来るという、嬉しい副作用が生まれていた。喉はすっかり塞がれてる。一方、お尻は高々と掲げられていて、ウェンディは、あたしのお尻の頬肉を左右に広げながら、おしりの穴を指でこねているのを感じた。
あたしはようやくジーナの唇から顔を離した。口の中に半分は残っていたスペルマをゴクリと飲み下した。見るとジーナも同じことをしていた。でも、ジーナを見ていたら、すぐにウェンディの方に顔を向けて、ふたりはまたキスを始めた。お互いに胸を揉みあいながら、口の中のスペルマをやったりもらったりをしてる。 ジーナはまだ、あのきつめのTシャツを着たままだけど、あたしのおっぱいから出たお乳やスペルマや涎れですっかり濡れ切っていた。Tシャツを通して彼女の乳首が立っているのが見える。 ふたりがようやくキスを解くと、今は、ウェンディが口の中いっぱいにスペルマを溜めこんでる状態になった。そのウェンディがあたしの方を見て、にんまりと笑った。ほっぺたをスペルマで膨らませている。そのウェンディがあたしに顔を寄せてきて、強引にキスをしてきた。唇を開いた彼女の口からあたしの口に、ドロドロとしたスペルマが流れ込んでくる。もちろん、あたしも口に入ったのを彼女の口に戻してあげる。 それを繰り返している間、ジーナはというと、あたしの乳房をむにゅむにゅ揉んだり、体についたスペルマを舐めとったりしてた。ウェンディはあたしとキスをしながら、ベトベトした手であたしの髪をくしけずる。密着してくるので、ウェンディのアソコの匂いやら、あたしたちのスペルマの匂いやらでむんむんしていた。これって、本当にもう、信じられないほど。しばらくして、ようやくウェンディとあたしは身体を離した。あたしは口に残っていたスペルマと唾液を飲み下した。
ウェンディが何をしようとしてるのか、あたしには分からなかった。ともかく、あたしは、夢中になってジーナの塩辛いおちんちんを咥えてて、舌でタマタマを舐め続けていたけど、ウェンディには、お尻を持ち上げられるままになっていた。今は、両脚で立ってるものの、腰を曲げて、ジーナのアレを咥えたままの姿勢になっている。ウェンディも、あたしがジーナを咥えてるのを止めさせようとはしていない。 もっと言えば、この姿勢、嬉しい副作用があって、ジーナのおちんちんをより深く喉奥に取り込むことができるようになっていた。でも、お尻は高々と持ち上げられてる。そして、ウェンディがあたしのお尻のところを揉んで、お尻の両頬を広げてるのを感じた。 ちょっとだけ、ジーナのおちんちんを口から出して、後ろのウェンディの方を振り返った。ジーナが少し切なそうな悶え声をあげたので、あたしは、涎れで濡れた彼女のおちんちんをしごいて、彼女を満足した状態に保ち続けた。 ともあれ、肩越しに後ろを見ると、ウェンディは片手で固くなったおちんちんを握ってた。もう片手はというと、口のところに持ちあげた。彼女の素敵が乳房がぶるんと揺れる。ウェンディは、その手のひらに唾を吐きかけた。さらに口の中に溜まってたスペルマの塊もドロッと吐きかける。ウェンディの口元は、あんなに可愛い形をしてるのに、その唇の中からドロッと白いのが出てくる。そのイヤラシイことと言ったら、言葉では言い表せない。 ウェンディはその手をあたしのお尻に降ろして、濡れてドロドロのまま、あたしのお尻の穴に擦りつけた。思わずブルブルと体が震えた。彼女が何をしようとしてるのか、はっきり分かったから。あたしは、これは、多分、あたしが一生経験することのない行為だろうなと思っていた。でも、今は、それをされるのを嫌悪してないばかりか、むしろ、やって欲しいと切望してる。あたしは、自分からお尻を突き出して、態度で、してほしいとおねだりして見せた。 同時にジーナの方に向き直って、再び、彼女のおちんちんを口の中に突き入れた。ぐっと一気に喉奥へと突き入れ、ジーナが嬉しそうな溜息をつくのを聞いた。 ジーナのおちんちんをしゃぶり続けるあたし。でも、意識はお尻のとこに集中していた。アヌスを少し強く押されるのを感じ、次の瞬間、ウェンディの指が入ってくるのを感じた。ヌルヌルを塗りこめるようにしている。と同時に、腰をぐっと引き寄せられるのを感じた。ウェンディのおちんちんの頭のところが、あたしの女の穴の方の入口を上下に擦り始めるのを感じる。指が後ろの穴に出入りし始めるのを感じる。 「ラリッサ、とても可愛いわ。最初はこっちからいただかせて」 ウェンディが言うのが聞こえた。あたしはしゃにむに頭を上下に振って、ジーナをしゃぶり続けてた。 次の瞬間、ぬるっと太いモノがあそこに入ってくるのを感じた。 「ああっ………」 あたしの声だけじゃなかった。ウェンディも同時に同じような声を上げていた。あたしの声は、何か強く逞しいものに屈服してしまった時のような、屈服して嬉しいと訴えるような声。一方、ウェンディの声は我慢し続けていた快感をやっとのことで得られたような、安らぎを得た時のような声。 あたしは女としても経験がなくって、これが初めてだったけれど、不思議と痛みは全然なかった。もちろんきつくて狭いところに太いモノを入れられた圧迫感はすごかったけれど、鋭い痛みは全然なくって、むしろ入れられるべきところに入れられて嬉しい気持ちが大きかった。ひょっとして、そこのところも体が変わっていたのかも。 「ラリッサ、すごく気持ちいいわ。何でこんなに狭いの? ぎゅうぎゅう締め付けてくる」 ゆっくりと動き始めたウェンディが息を荒げながら言った。 もしかして、と思い、ジーナのあそこの方に指を伸ばした。ツルツル肌の肉棒、その下の大きな二つの球体。そして、その下はというと、クリトリスらしいのはどこにもなかった。クリトリスの代わりにおちんちんになったのかも。そして、新しくできたおちんちんやタマタマに圧迫されて、普通のあたしたちが知ってるのと比べると小さくなった割れ目があった。子供は生めなくなった分、入口がずいぶん狭くなっているみたい。その分、ここにおちんちんを入れると気持ちよさが倍加してるのかもしれない。 でも、冷静に分析なんかしてるわけにはいかなかった。ウェンディにとっても、その刺激は初めてで、どうしても体を動かしてしまうのだろうけど、ぐいぐい出し入れの強さを増してきていたし、それと呼応して、あたしの方も体の奥から何か燃えるような熱い快感が募ってきてた。 「ああん……あああん……あっ、あっ、ああああっ!」 女の喜びってこういうのかって思ったし、堪えようとしても、どうしても悩ましい声を上げたくなってしまう。 「ふたりとも、ずるいわ。私にもちょうだい!」 いつの間にかジーナのことがおろそかになっていたみたい。ジーナが不満げな声であたしたちに言った。
ようやくジーナとあたしはキスを解いた。まだ、あたしの口の中にはスペルマが半分は残っていて、それをあたしはゴクリと飲み下した。ジーナも同じようにゴクリ。 その後、ジーナはすぐにウェンディの方を向いて、今度はウェンディとキスを始めた。ふたりで互いに乳房を愛撫しながら、口の中のスペルマをやったりもらったりをしてる。 ジーナは、まだ、Tシャツ姿だったけど、あたしのお乳やスペルマや唾液で、すっかりびちゃびちゃになっていた。中の乳首が透けて見えていた。すっかり立っている。 ふたりがキスを止めたら、今度は、全部のスペルマがウェンディの口の中に溜まっていた。そして、ウェンディはあたしの方を向いて、にっこり笑った。頬がスペルマでぷっくり膨らんでる。そして、彼女はあたしに顔を寄せてきて、キスをしてきた。強引に! ウェンディは、無理やりあたしの口を開けさせて、ドロリと流し込んできた。今度は、あたしとウェンディとでスペルマをやったりもらったりする。その間、ジーナはあたしの乳房をいじったり、体からスペルマを舐めとったりを続けていた。 キスをしてる間、ウェンディは、スペルマだらけの手であたしの髪の毛を撫でていた。スペシャル・トリートメントみたいに。そのおかげで、顔の周りが、ウェンディの匂いだらけみたいになっていた。信じられない。でも、ようやく、あたしたちはキスを止め、あたしは、彼女が残してくれたスペルマと唾液をごくりと飲み下した。 そして、3人ともしばらくそんなことを続けた。互いの体を舐めてスペルマを舐めとり、それをキスして、やったりもらったりし、その間も、おっぱいを愛撫したりし、最後に、口の中のドロドロを飲み下す。部屋の中は、ズルズル啜る音とスペルマの匂いと女3人のエロい情熱で充満していた。 互いに出したものを舐めてキレイにしあう、ってよくあるけど、何かお祭りみたいになっていて、これが永遠に続くような気がしていた。少なくとも、あたしは永遠に続けていたかった。でも、とうとう、ウェンディとあたしはキスを止め、あたしも口に残っていた最後のドロドロを飲み込んだ。カラダは唾液でテカテカだったけれど、もう、何も垂れていない。カラダはベトベト。それに、信じられないほどエッチな気分が残っていた。 ここでお開きはイヤ。もっとやりたい。あたしはそう思っていた。 ジーナとウェンディは、まだ、あたしの両隣に座ってる。でも、ジーナを見ると、さっきより脚を大きく広げてる。それを見て、あたしはやってしまおうと思った。 いきなり立ち上がって、くるりと反転し、素早く床にひざまずいた。ジーナの広げた脚の間に! あんまり素早い動きだったからか、ジーナは反応する時間がなかったみたい。あたしは、彼女の脚の間に入ると同時に、左右の太ももに手を添えて、ぐいっと広げた。 そして、目の前にはジーナのおちんちん。まだニョキっと立っていて、尿道がヒクヒク痙攣している。今にも噴射しそうな感じに。もう、次の準備ができてるのね。 でも、その屹立する姿、すごく綺麗に見えた。そばかすの肌が特に可愛いし、そのおかげでキュートで女性的な雰囲気も漂わせている。彼女の、小さいけれど、キレイな形のタマタマも同じ。すごく素敵でキュートで女性的。ウルトラ・ショートでスペルマ・ドロドロのシャツの下にあるので、どうしても、このタマタマは女性についてるべきって見えてしまう。 でも、ジーナのあそこを誉めてばっかりの気持ちはない。ともかく、あたしは彼女のおちんちんをあたしの中に入れてほしいの! そして、あたしは顔を前に突き出して、口を開けた。ジーナはあたしを見下ろし、マジでびっくりした顔で、固まっている。分からないの、ジーナ? あたしは顔を寄せて、ジーナのおちんちんの前で涎れたっぷり口をぱっくり開いた。口を開いて、ジーナのおちんちんに唇が触れないようにして、どんどん口の中に入れていく。咽頭反射が起きないよう注意しながら、喉の門の奥へと入れていく。喉がジーナのおちんちんをキュッと締め付けているのを感じた。目に涙が浮かんでくる。自然と、くぐもったうめき声が出た。彼女のおちんちん、塩味がしてる。舌ざわりは、ベルベットのような感じ。 あたしはフェラチオをしたことがなかったので、自分が何をしてるか、よく分かっていなかった。だけど、昨日、ウェンディがしてくれた時、気持ちよかったのを覚えていて、その真似をしてただけ。 口の中を涎れでいっぱいにしながら、ゆっくりと頭を上下に動かし始めた。鼻がジーナのお腹に当たってて、彼女の匂いがする。その匂いを堪能しながら、舌でおちんちんの尿道をこすり続けた。ちょっと吸うのもやったけれど、大半は、ジーナの固いおちんちんに唾液をまぶしつけたり、喉の門で締め付けたり、舌を伸ばして、彼女の女の穴の方を舐めまわったりをしていた。まさに、昨日、ウェンディがあたしにしてくれたように。 そう言えば、ウェンディのことと言えば、彼女の姿が見えないのに気づいた。ウェンディはどこに行ったの? ちょうどその時、彼女があたしの後ろから両手で、あたしの腰を掴むのを感じた。ぐいっとあたしのお尻を自分に引き寄せてる。
でも、心配する必要はなかった。あたしの射精の光景を見てたウェンディは、すぐに状態を飲み込んだのか、上半身をあたしの方に傾けてきた。ウェンディは何も言わなかったけど、ジーナも同じようにあたしに寄り添ってきた。 あたしの目の前、たった数センチのところで、あたしのお友だちが、ふたりの美人がキスをし始めてる。こんな淫らで、エッチな光景、今まで見たことがなかった。 最初はただ、唇を押し付けあってるだけだったけど、見てるうちに、ふたりの口から舌が伸びてきて、互いに口の中を探り始める。あたしの出したのを舐めあってるわけ? 見てると、ジーナが手を伸ばしてきて、キスしながらウェンディの片方のおっぱいをにぎった。 えっ、そこまでするの、って思ったけど、その瞬間から、急にふたりのキスは淫らな感じに変わった。ウェンディの舌が出てきて、ジーナの顔面をべろべろ舐め始めてる。あたしが出した精液をぺろぺろ舐めている。それを受けてジーナも、お返しとばかりに、同じようにウェンディの顔を舐め始めた。 すぐに、ふたりとも、互いの顔面をべろべろ舐めあい始めた。あたしが出したのを舐めとっては、ゴクリゴクリと飲み下してる。やがて、ふたりとも顔がキレイに元通りになっていた。元通りと言うか、互いの唾液でテカテカになってる。でも、ふたりの目を見ると、ふたりとも、もっと欲しがってるのが明らかだった。 あたしはジーナのおちんちんを握っていた右手を離し、その人差し指をおへそに当てた。そこから胸の谷間まで、その指先でゆっくりとなぞり上げた。指が辿った後に、きれいになった肌の細い線ができた。そして指には、あたしたちが出したドロドロが全部混じって、ドロッとした大きな塊がくっついていた。左右にいるジーナとウェンディが、そのあたしの指を目で追っているのを知りつつ、あたしは、指をペロペロ・キャンディを舐めるようにして口の中に入れた。 口に入れた瞬間、美味しくて死にそうになった。あたしたち3人のそれぞれ異なったエッセンスの味が、一回で、全部味わえる感じ。ウェンディのは可愛くて大胆な感じの味、ジーナのは風味豊かで他の味を補う味わいがある。そして、あたしのはと言うと、ただひたすら淫猥な味。3種類が揃って、完璧と言えた。 あたしの行為を見て、ウェンディとジーナはヒントを受け取ったようだった。すぐにふたりともあたしの体に顔を寄せてきた。ふたりの舌があたしのお腹や胸を這いまわるのを感じる。ふたりが精液のドロドロを吸い取ってるのを感じたし、ふたりの首を見ると、喉の筋肉が収縮を繰り返していて、口の取り込んだものを飲み下しているのが見えた。 そして、しばらくそれを続けた後、ふたりは再び唇を重ねた。今回は、ふたりは舌を互いの口の中に入れあって、口に含んだモノをやり取りしているようにしてるのが見えた。そして、それを繰り返す間、精液と唾液がキスしあうふたりの口の間からポタポタと滴り落ちるのも見えた。すると、最初にウェンディが自分の口に入れたものを全部、ジーナの口の中に送り込むのが見えた。口の中を空っぽにするためだと思う。 「ジーナ? 私たち強欲になってると思うの」とウェンディは誘惑するような声で言った。「分かち合うべきじゃないかなって……」 そう言ってウェンディはあたしの顔を見た。ジーナもあたしに目を向けた。 その瞬間、もはや躊躇う雰囲気は消え去っていた。ジーナの顔は、いまだスペルマと唾液で覆われていたけど、そのまま、顔をあたしに近づけてくる。ムッとしたセックスの匂いが彼女の顔から漂ってきた。そして、彼女の唇があたしの唇に触れた。 最初は、普通の優しいキスだったけれど、彼女の舌があたしの唇を割って中に入ろうとするのを感じた。唇を開いて彼女の舌を受け入れると、急に、スペルマと唾液とちょっとだけミルクまでが大波となって口の中に流れ込んできた。ジーナは舌であたしの口の中をぐるぐるかき回して、いろんなフレーバーを味わわせてくれる。それに彼女が片手であたしの乳房を握るのも感じた。あたしたちふたりがキスしあってる間も、ウェンディがあたしの体からスペルマを吸い取ってるのを感じる。
しばらくの間、あたしたち3人は、ベッドの端に並んで座って、一緒に体をくねらせ悶え続けていた。あたしはウェンディとジーナの勃起をしごき続けた。あたしの腕がふたりの乳房に触れてて、そこを擦ってる。ふたりとも顔をあたしのおっぱいに埋めて、あたしのミルクを吸っている。ジーナの方が強く吸っていた。遅れて始めたのを挽回しようとしてるみたいだった。 うつむいて、おっぱいを吸うふたりの顔を見た。ふたりとも目を閉じて、口をすぼめて吸っている。ふたりとも綺麗な唇をしてるのだけど、その唇があたしの乳首を包んでる。ジーナの顎から、溢れたミルクが垂れてるのを見て嬉しくなった。 部屋の中は、ちゅうちゅう吸う音と、ぴちゃぴちゃ舌を使う音と、プレカムと汗と母乳の匂いで満ちていた。そして、何より、あたしも含めて3人が漏らす喘ぎ声や、うめき声やため息が響き渡っていた。まるで恋人同士が情熱的に抱き合っている時のような声。 もうしばらくしたら、そろそろミルクが出尽きた感じになってきた。それと同時に、あたしの脚の間の切迫感が高まってくるのを感じた。おちんちんがビクンっ、ビクンっと震えるような感じがした。 それにもまして、ウェンディとジーナの体にも緊張感が高まってるのを感じた。ふたりとも筋肉を強張らせて、喘ぎ声も切迫してるような声に変わってる。 あたしの人生でこの瞬間ほど、出してしまいたくて仕方ない気持ちになったことはなかった。1秒、1秒が永遠に続くみたいに長く思えて、全世界に、お願いだからあたしに出させてくださいって懇願していた。両足のつま先が内側にカールしていた。歯を食いしばって耐えながら、必死にふたりのおちんちんをこすり続けた。 そして、次の瞬間、ミルクの最後の滴りがウェンディとジーナの口に噴出したのを感じた。 「あうっ! ううっ!」 ふたりのおちんちんをギュッと強く握りながら、大きい声で叫んでいた。あたしの体の中に溜まり続けていた耐えきれないほどの緊張が、とうとう、もはやあたしの精神力でその圧力を扱える臨界点を超える。そして、目がくらくらするような、得体のしれない美しい快感の波が全身を襲ってきて、体内の緊張感を包み込み、そして、その緊張を素早く融解していく。その後には、完璧と言えるほどの安堵感と美くしさに満ちた状態だけが残る。オーガズムと言うより、宗教的な経験に近かった。一種、知らなかった知識を獲得したような気持ち。他にどう説明してよいか分からない。なんか、涅槃にたどり着いたような気持ち。 でも、いつまでも空に舞い上がってることはできなかった。感覚が戻ってきて最初に気づいたことはと言うと、あたしのおちんちんがスペルマを噴出していた時に感じたエロティックな引きつるような感覚。そして、その感覚がまた戻ってきた。あたし自身のおちんちんから、またも、スペルマの白い大きくて濃い塊がドバっと出てくるのが見えた。信じられないほどの強いレベルで噴出。飛び出たモノは、あたしの下腹部とオッパイの下のところにびちゃっと着地した。それに、ジーナとウェンディの顔面にも。 「くッ、ちくしょッ!」 あたしはそう吠えて、ウェンディとジーナのおちんちんをもう一度強くしごいた。まるであたしがふたりを操り人形のように操ってるみたい。あたしの手の動きに応じて、同時にあたしの胸から口を離し、体を直立させた。あたしの出したドロドロがふたりの髪の毛についていて、顔の両側を伝って流れ落ちている。でも、あたしが最後にちょっとしごいたせいで、ふたりとも同時に限界を超えてしまったみたい。 それまであたしはふたりのおちんちんを、少し中央のあたしの方に向けてしごいていた。そして今、ふたりが体を緊張させているのが分かる。全身の筋肉を固くさせてる。そして、ふたり同時にユニゾンで叫びだした。次の瞬間、ふたりの睾丸から何かがどどっと噴き出してくるのを感じた。握ってるおちんちんの尿道を急速に突進してくるのを感じる。そして、大きな噴水のように、ふたりから同時に白い液体が噴出してきた。あたしの顔面やおっぱいやお腹にびちゃびちゃ降りかかってくる。 ふたりの精液は互いに混じりあって、さらに、あたしが出したものの水たまりに一緒に溜まった。 そして考えてる余裕もなく、第2弾が噴射してきた。最初のと同じくらい多量。ウェンディとジーナのおちんちんからビュッと勢いよく噴出してくる。あたし自身、少しだけど射精を続けていて、その最後の一発が、あたしの脚の内側に滴り落ちた。 ウェンディとジーナが射精してる間、あたしは両手でふたりの精液が着地する場所を操作していた。あたしの体のうち、まだ白濁がついていないところを探して、そこに当たるようにさせていた。乳房とかお腹でまだ汚れていないところ。あえて、そこにふたりの液が当たるようにさせていた。 熱いしぶきが肌にびちゃっと当たる感じが、たまらなく素敵だった。あたしのおちんちんはまだ硬かった。あまりに興奮しすぎてる。部屋全体に満ちてる匂いは、ほんと天国のよう。女の子が出す美味しいスペルマの匂い! ウェンディのおちんちんから出た小さな滴りがあたしの顎に着地した。あたしは無意識的に舌を伸ばしていた。それを舐めて、味を堪能する。 ようやく、ふたりともオーガズムがひいてきて、ふたりが放った最後のしずくがあたしのベッドにドロッと流れた。しばらく、3人とも身動きせず、ただ呼吸を整えようと、荒い息づかいを続けていた。 あたしは相変わらず信じられないほど淫らな気持ちだったけど、ちょっと、心配もしていた。ふたりともオーガズムに達したので、それが契機となって魔法が解け、しらふに戻ってしまうのではないかと不安になった。ふたりとも、自分たちがしたことを悟り、あたしを拒絶してしまうのではないかと。あたしのことを完全に毛嫌いするようになってしまうのではないかと。
「ああ、なんて!」 一度、強くしごいたらウェンディが叫んで、あたかも、それが反応を起こすきっかけになったかのように、彼女は素早く背中に手を回してブラのホックを外した。それを両腕から外して、豊かな乳房を露わにした。あたしが彼女のおちんちんをしごき続けてる一方、彼女は自分で自分の胸をいじり始め、乳首をつまんだり、柔肌に指を食い込ませるように乳房をギュッと握ったりした。 その時、ジーナが信じられないさそうに言う声が聞こえた。 「え、何? ラリッサ? あなたの胸、どうなってるの?」 ウェンディの胸から自分自身の胸に目を移した。ふたりのおちんちんを擦る両手は止めなかったけれど、ちょっとだけ、そのスピードを落とした。というのも、あたしの左右の乳首から、濃くて白いミルクが細い糸のようになって滴っていたから。あんまり長く待ちすぎて、溢れだしていたのだった。乳首が痛くなっていて、どうしても、排乳しなければ、居ても立っても居られない状態になっていた。あたしは擦るペースを速めながら、言った。 「これは、治療がうまくいかなかった結果の、恒久的な副作用なの。母乳が出るようになってしまうの」 無駄な努力かも知れないと思いつつも、あたしは、またも、少しでもあり得そうと思われそうな作り話をした。 「こうなると、オッパイが痛くなるの。どうしてもお乳を出してしまわないと、すごく辛くなるの。お願い、ジーナ。ウェンディも。あたし、こうやってあなたたちを助けてるから、あたしのことも助けてくれない?」 必死そうな声を出そうとするまでもなかった。すでにミルクが強い勢いで流れ出てきていて、あたしのお腹やおちんちんにダラダラ垂れていた。大変な状況なのはふたりにも見えていた。 「どうすればいいの?」とジーナが訊いた。 「乳首を吸って! あたしのミルクを飲んで! お願い!」 あたしはふたりのおちんちんをこすり続けていたけど、ふたりを見ると、ふたりともちょっと顔を見合わせるのが見えた。そしたら、ウェンディが、目を閉じて、あたしの体へと顔を寄せてきた。舌を出して、あたしの膨らんだ乳房の下側を注意深く舐め始める。彼女の舌、熱くて、ぬるっとしていて、すごく気持ちいい。 胸元を見下ろすと、ウェンディはあたしの胸の下側からゆっくりと這い上がらせてくる。彼女の舌にみるみるクリーム色の液体が溜まってきている。そして、とうとう、彼女の可愛いピンク色の唇があたしの乳首を包み込んだ。ちゅうちゅう啜り始めるのを感じた。見えていないけど、あたしの乳首からミルクが吸いだされてるのを感じる。ウェンディのキュートな舌が乳首をチロチロしてて、味わってるのを感じる。 「美味しいッ!」 ウェンディが、一度、口を離して、口の中でミルクをゴロゴロ鳴らして言った。それからゴクリと飲み下し、またも乳首に吸い付き、さらに吸ってくる。 あたしは、恍惚状態でうっとりとしたまま、ウェンディのおちんちんを夢中で擦った。体の中、興奮がどんどん高まってくるのを感じる。ウェンディは「んん~ん!」と感極まった声を上げながら、さらに強く吸い始めた。 ジーナの方に視線を向けた。彼女は、だらだら垂らしているあたしの胸を見つめていた。明らかに興味を持ってるみたい。 「ジーナ? あたし、さっき、あなたが出したプレカムを舐めたわ」 あたしは淫猥な感じの声でそう言った(その声、ほとんどリリスの声のようだった)。そして、舌を出して舌なめずりをして見せた。その瞬間、あたしの手の中でジーナのおちんちんがピクンと跳ねるのを感じた。 そして彼女も、ウェンディと同じく、あたしの胸に顔を寄せてきた。ウェンディは乳房についたミルクを舐め清めてくれたけど、ジーナは、そんなことは気にせず、いきなり、あたしの乳首に吸い付いてきた。痛いほどになっていた乳首に熱くてねっとりとした彼女の唇が吸い付いてくる。 その吸う時の圧力があんまり強くて、しゃぶりつかれた瞬間、あたしの胸は彼女の口の中にジェット噴流のようにミルクを噴射していたように思う。ジーナも嬉しそうに喉を鳴らしていた。乳首に吸い付きながら笑顔になっている。彼女も喜んでくれていると分かった。 ふたりに乳首を吸われながら、あたしは自分の胸元に目を落とし、自分が引き起こした事態をあたらめてよく見てみた。ふたりの美人が、頭をくっつけるようにして、あたしのおっぱいにむしゃぶりついている。そのふたりの顔の向こうには、あたしのおちんちんがにょっきり屹立していた。そして、あたしはと言うと左右の手でふたりのおちんちんをギュッと握り、しこしこ擦ってる。ほとんど信じられない光景だった。こんなエッチな光景を見たことがなかった。こんなふうになるなんて、誰が予想しただろう?
「あっ、ラリッサ。ああっ!」とウェンディが喘ぎ始めた。 ウェンディは陥落したと分かった。彼女とは前日にしたコトのつながりがまだ残ってるから。でもジーナはあたしを見つめたまま。彼女の目が淫猥な色を帯びてるのは見えるけど、まだ、自然のなりゆきに任せて自分を解放するまでにはなっていないのが見える。……彼女が自分自身を解放した後、どうなるかは分からないけど。 あたしは話しを続け、ふたりの関心を惹きつけ続けていた。そうしながら、あたしは、ふたりのカラダのホルモンとか、あたしのカラダから出てるフェロモンとか、女性にペニスを触られて自然に出てくる多幸感とか、そういう仕組みが自然に仕事を開始するのを待っていた。ウェンディは陥落したけど、ジーナが完全に陥落したかは分からなかった。まだ、彼女の脳の一部は正気を保っていて、いま起きている出来事を疑っているように見えた。 ウェンディのおちんちんをこすり続けながら、もう一方の手で、もう一度、ジーナのおちんちんを根元から先端まで優しくさすったら、指が彼女の透明なプレカムで覆われた。トロトロの透明な体液でヌルヌルしている。 「やめてほしかったら、いつでも止めるけど……」 そう言って、自分の指を口に持ってきて、舐め始めた。指をしゃぶって少し塩辛いヌルヌルを舐めとって見せる。予想以上に素敵な味で、あたし自身のプレカムより美味しくて、思わず、舐めながら唸った。 「うーん……」 そうしながらも、ジーナの目を見つめたままでいた(もちろん、もう片方の手はウェンディのおちんちんをしごき続けている)。 ジーナもあたしを見つめていたけど、その目にはどこか飢えたような表情が漂っていた。瞳が、あたしの舌の動きを逐一追い続けている。彼女が生唾を飲み込む音が聞こえた。あたしのちょっとした演技にカラダが反応して、それを抑えきれなくなっているようだった。 「本当にそうしたら何か改善につながると思ってるなら……こんな状態でも何か改善すると思ってるなら……」とジーナはつぶやいた。囁き声に近かった。明らかに、ジーナは、医学的なことをされてるフリをして、彼女の体の奥の欲望を隠そうとしている。 とは言え、あたしにはそれはどうでもよかった。ウェンディともう一度したいという気持ちと同じくらい、ジーナともしたいと思っていた。ふたりとも、その素敵なカラダを味わいたい。あたしのモノにしたい。 ジーナにあたしは頷いてみせて、もう一度だけ、指を舐めてから、手を彼女の屹立した肉棒に戻した。あたしの、熱を帯びた手のひらで熱くなってるおちんちんを優しく包んだ。あたしの手が触れた途端、彼女はブルブルと体を震わせた。 それから、あたしは本気でジーナのおちんちんをしごき始めた。手を動かすペースをどんどん上げていって、ジーナとウェンディのふたりとも、ほぼ同じペースでしごくようにした。 ふたりとも、タガネが外れたのか、あからさまに淫らな声を上げ、ベッドの上、体をくねらせて悶えていた。ふたりとも何も言わず、目を閉じたままでいた。多分、ふたりとも、いま経験していることに完全に没頭しているのだと思った。 そういうあたしも同じだった。誰かにあたし自身のおちんちんを触ってほしいと体が疼いていた。その下のオンナの部分も誰かに満たしてほしいと感じていた。さらに、このおっぱい! ちょっと触れられただけでお乳を噴出してしまいそうに張っている。 だけど、それ以上に、今はふたりを感じまくらせたいという気持ちの方が強かった。ふたりには、オーガズムでウネウネと体をのたうち回ってもらいたい。感じまくってほしい。その気持ちが強くて、自分自身の欲求はほとんど気にならなかった。
「どう? 分かる?」とジーナが囁いた。 そうだった、忘れるところだった。ふたりには、あたしは彼女たちの体を調べて、何か兆候がないかと探しているはずと思われているのだった。 あたしは両手を下に持っていき、ふたりの可愛い小さな睾丸を指に乗せてコロコロさせてみた。それから、ペニスの底部の尿道に沿って指でなぞり上げ、最後に、亀頭に指をあてた。ふたりとも、そこがピクピク震えていた。そして、あたしはふたりのそれをじっと見つめた。ふたりがどんな反応をしてるのか、ふたりの顔を見たかったけれど、あたしは何か兆候があるかどうか調べているフリをしなければならなかった。 でも、ふたりの顔を見なくても、少なくともウェンディは反応してるのが分かった。もう一度だけ彼女のおちんちんの竿をギュッとしごいたら、はっきりと固くなってくるのを感じた。柔らかい時は暖かくて触り心地がすごく良かったけれど、固くなり始めたら、罪深いほどセクシーなモノに思われてくる。 一方、ジーナのおちんちんは最初は柔らかいままだった。でも、あたしがゆっくりと手を上下に動かして、ふたりのソレをゆっくりとストロークし始めたら、ジーナのも同じように固くなり始めた。彼女はそれに気づいたようだった。 「あら、やだ! ごめんなさい!」 とジーナが言った。 「私もごめんなさい!」ウェンディもそう言った。勃起することは悪いことのように思ってるようだった。 あたしは、とても辛かったけれど、ちょっとだけしごくのをやめた。ふたりのおちんちんの感触がとても気持ちよかったから、やめたくなかった。柔らかい肌の下にゴツゴツしたコブがある感触が、すごく興奮させる。あんまり気持ちいいのでいつまでも触っていたくなる。 「いいの。それは構わないわ。さっき言ったように、これはおちんちんだから。こうなって当り前だから。今のテストはちょっと……刺激反応を確かめるため」 「刺激反応って……どういうこと?」とウェンディが訊いた。 あたしは困ったような笑みを見せながら、頭を左右に振った。 「ちょっと落ち着いて聞いて」とあたしは、左右の手の親指と人差し指でそれぞれのおちんちんをつまんで見せた。「これは、お医者さんが教えてくれた恒久性を示す兆候を見事に示しているの……」 すでにジーナの頬には涙が流れていた。それほど悲しいことなのだ。どうにかしてふたりの気持ちを支えてあげなければいけなかった。このことが必要以上に深刻になってしまうのは避けたかった。 「例えば?」とウェンディが訊いた。あたしが何か間違いをしてると期待してるような口調だった。あたしは注意をジーナに集中させることにした。落ち込んでる状態から救い出すのが先決と。 「いい? ジーナのおちんちんをよく見てみて?」 そう言うとジーナがヒーっと声を上げた。それでもジーナは目から涙を拭き、自分の股間に目を降ろした。 ここで何かを考えださなきゃいけないと思ったあたしは、こう言った。「いい、見てる? 彼女のおちんちんの先端のところ、下の方がちょっと左右に分かれているのが見える?」 「どのペニスもそうなってるわ」とウェンディが言った。 「その通り。どのペニスにもこの形がある。ただし、あたしたちの病状で回復可能なものの場合は例外なの。回復可能の場合、そこは完全に丸くなっているの。キノコの頭のように」 こんなことをでっち上げるのが簡単すぎて我ながらびっくりした。そういえば、昨日もすごく簡単だった。これまでの人生、自分の頭の中だけで生きてきて、手の込んだ妄想をし続けてきたことが、こういう事態のための完璧な才能を自分に備えてきたのかも。そんなことを一瞬、思った。ともあれ、今はこれに集中。ジーナがめそめそ泣いているのが聞こえる。このまま続けなければと思った。 あたしは、また下の方に手を伸ばして、ジーナの睾丸を撫で始めた。 「そう。それに、彼女の睾丸がどういう状態になっているか見てみて?」 彼女のキュートな睾丸を見た。元々、陰毛を剃っていた彼女だったので、そこも綺麗にツルツルになっている。肌には小さなそばかすがあって愛らしい。 あたしは何を言うか考え、そして話し始めた。「いい? 治療可能だったら、彼女の陰嚢はもっとずっと引き締まっているはずなの。袋の皮が睾丸に密着してるはずと言ったらいいかしら。でも、彼女の場合、ぶら下がってるって感じになっている」 それからウェンディの方にも手を伸ばし、彼女の睾丸を指で触った。 「ウェンディのも同じだわ。それに、あたしのも同じ」 「ああ、なんてこと!」とジーナが嘆息した。ジーナは放っておいたら、ひどく落ち込んでくかも。 あたしは素早く手を動かし、ふたりの勃起したおちんちんをストロークし始めた。何か対処しなければというのもあったけれど、それより、ふたりのアソコの肌がとても滑らかで、愛おしく感じてた。何とか話しをでっち上げなくちゃいけないということすら、忘れそうになっていた。自分自身の乳房は、ますます張ってきてて、もう痛いほど。これを、そもそも、どうにかできるのか分からないけど、どうしてよいか分からなかった。 「今は何をしてるの?」とウェンディが訊いてきた。何かを期待しているような言い方だった。あたしは、何とか、焦ってる雰囲気を見せずに済んだ。 「ええ、ちょっと。あのね、永続的かどうか確かめる本当に重要な方法は、これなの。こういうふうにふたりのおちんちんをこすってみる……」としばらくふたりをしごきながら言った。ふたりの息遣いがだんだん浅い呼吸になってくるのに気づいた。ふたりとも、無意識的にあたしの手の動きに合わせて腰を上下に動かし始めてる。「それで……もし残酷な言い方に聞こえたらごめんなさい。もし、プレカムが出てこなかったら、元に戻ることが可能なの。でも、ウェンディのおちんちんを見てみて? 先端から透明な液体が出ているわ。ジーナの方はもっとたくさん出てきてる」 それは本当だった。ウェンディもジーナもすごく興奮しているし、あたしの手に握られたおちんちん、両方ともカチコチに固くなっていた。そして、あたしはと言うと、ふたりのアレを握ってるうちに、頭の中から理性的なところが消えていった。 あたしは黙ったまま、ふたりのおちんちんをこすり続けた。少しだけ早いストロークで。ふたりのうち、特にウェンディについて、彼女があたしの手の動きに合わせて体を動かすのを感じていた。呼吸は、ふたりとも肩を上下させて大きな息づかいをしていた。もうしばらくしごき続けた。すると、ジーナが、ああん、あっ、ああんと悩ましい声を上げるのを聞いた。そしてようやく彼女は言葉を口にした。 「ああ、ウェンディ? 私たち何をしてるの? これってどういうこと? 私たちって……」 最初は真面目な質問の口調だったけれど、次第に、ヨガリ声が混じった情熱的な声に変わっていた。 「わ、わたしにも分からないわ、ジーナ。なんにも考えられないの!」 とウェンディも悶え声になっている。 あたしは下唇を噛み、しっかり、ふたりをしごき続けた。自分自身のおちんちんに目を向けたら、プレカムが信じられないほどたくさん出てて、だらだら流れていた。おちんちんも痛いほどビンビンになっているし、おっぱいも爆発しそうに張っている。 でも、ウェンディの喘ぎ声を聞いて、ジーナは少し我に返ったらしい。何が起きてるかを疑問に思ったみたいだった。 「ねえ、ラリッサ? 何をしてるの?」とジーナが訊いた。 一瞬、あたしはどうしていいか困ってしまった。でも、ふたりのおちんちんを擦るのはやめなかった。顔を上げてふたりを見たら、ふたりともあたしのことを見つめている。でも、ふたりともあたしが手を動かすのを止めようとはしていなかった。それに、ふたりとも喘ぎ声をあげているし、ウェンディは小さいけどヨガリ声すら上げていた。あたしはもう何秒か擦り続けて、ふたりに、もう少し、この感覚を味わわせた後、ようやく返事をした。 「今ふたりが経験している感覚、あたしも経験してきたわ」 ずっと作り話ばかりしてきたけど、これは本当だった。「だから、もうちょっとだけ気持ちよくなる方法をあたしは知っている。普通のことじゃないけど、でも、気持ちいいこと。あなたたち二人とも、気持ちよくなりたくない?」 少しセクシーな声で言った。言いながら、ふたりのおちんちんを少し強くしごいた。
「ええ、そう言ったのは覚えているけど……」 ウェンディが不安げにしてる。「だけど、あたし、ちょっと……作り話していた部分があったの」 「どいういうこと?」 とウェンディ。 「ふたりとも何の話をしてるの?」 とジーナが口を挟んだ。いまにも泣きそうな感じの声だった。 あたしは嘘をつくことにした。「いい? 基本的にあたしが言ったことはすべて本当よ。でも、ひとつだけあって、それは、この状態は症例のおおよそ10%だけ元の状態に戻るということ。先週、お医者さんに行った時、あたしは残りの90%に入ってると言われた。あたし、何も言いたくなくって。恥ずかしかったし、少しショック状態だったし。昨日、ようやく、この状態でいることを受け入れたと言えるわ」 「このこと、前に私たちに言った? それって……何と言うか……伝染するの?」 あたしが何か言う前にすでにウェンディは頭を左右に振っていた。あたしは、ウェンディもジーナも数学が特に得意じゃなければいいのにと思っていた。「いいえ、これってまれにだけど感染する症状なの」とウェンディが言った。 それを聞いて、あたしは自分のついた嘘が信憑性がほとんどないと悟った。ウェンディには、白人女性の35万人にひとりがあたしのような症状を示すと言っていた。とすると、同じ家に住むあたしたち3人が偶然、これに罹ったと、しかも、そのうち二人が同じ夜に発症したと納得させなくてはいけない。お願い、ふたりともショックのあまり、そんなのありえないなんて思わないでと祈った。もっといい言い訳を思いつくまで。 「ええ、でも、これはある決まった人々では発症する可能性が高くなる傾向があるの。どちらか、ドイツかアイルランドの家系かしら? それも関係してるのよ」とあたしは、アメリカでの白人の2大民族をあてずっぽうに言った。ふたりが頷くのを見て、別のアイデアを思い付いた。「それに、この遺伝子を持ってる女性は多いんだけど、普通は潜在してるの。でも、時々、大気の状態や地理的な状態で一種、活性化してしまうことも多いのよ。何となく、この家自体が何か関係してるんじゃないかと……」 わざと意味ありげに、仄めかした。 「そんなのありえない。信じられないわ!」 とジーナが叫んだ。信じるかどうかを熟考されるのは避けたかったので、会話の方向を変えなくちゃいけなかった。 「お医者さんに教えてもらったんだけど、元に戻れない90%に属するか、元に戻れる10%に属するかが分かる方法があるの」 その後どうするかも考えずに、とっさに、そう言った。とりあえず、ジーナは口を閉じてくれた。 「どうするの? 私たちにも教えて?」 とウェンディが言った。 「ええ、私たちにもチェックさせて!」 とジーナが言った。 良かった、少なくともふたりとも90%-10%という数字のことを考えていない。 とりあえず、窮地は脱し、少し落ち着いてふたりの姿を眺めた。ふたりとも、とても美しい。そのふたりが半裸の格好であたしの部屋にいる。あたしのおちんちんは未だ勃起してたし、おっぱいの方もお乳が満タンで、今にも爆発しそうになっていた。 ちょっとイタズラっぽいことを思いついた。自分のついた嘘がバレないようにするにはどうしたら一番良いかを考えていたのかどうか、分からない。それに、あたしのホルモンがこの機会を逃すのを許さなかっただけなのかどうかも、分からない。でも、こういう機会があったら、どうしてもそれを逃したくないという気持ちがあった。 「あなたたちのペニスを調べる必要があるわ」とあたしは落ち着いた声で専門家風に言った。ウェンディはパッと頬を赤らめ、ジーナは恥ずかしそうにうなだれた。ふたりの背中を押す必要があった。 「いい? ふたりともその方が落ち着くなら、あたしも裸になるから」と言い、ベッドのシーツをめくって、Tシャツを脱いだ。ブラをしてなかったので、脱ぐとき、Tシャツの生地が乳首を擦って、その刺激に乳首から白い涎れが出てくる感じがした。 ベッドの上に立って、素早くショーツも脱いだ。勃起していて、バカげたことだと思うけど、彼女たちが勃起したときより、あたしの方が大きいんじゃないかと、自慢げに思った。 「ソレ、勃起してるの?」とジーナが怖がってるような声を出した。 「これはペニスなの」 熟達者っぽく冷徹に振る舞いながら答えた。「ペニスは勃起するものなの。変なことだけど、そう思わないようにしましょう? じゃあ、あたしの隣に座って」 そう言って、ベッドの上、あたしの両隣を軽く叩いた。ジーナとウェンディは互いに顔を見合わせた。そしてウェンディが近寄ってきて、あたしの左側に座った。ジーナはちょっとためらっていたけど、その後、ため息をつき、おどおどと彼女のおちんちんが体に触れないようにしながら近寄ってきて、あたしの右側に座った。さて、ここから、何かでっち上げなくちゃ! 「で、可能性はどのくらい?」とウェンディが言った。ふたりとも、今は、可能性が低いことを分かってるようだった(もっとも、どれだけ可能性がないかは知らないみたいだったけど)。ふたりとも、覚悟を決めてるようだった。 「調べる必要があるわ。脚を少しだけ広げてくれる? ふたりとも」 ふたりはあたしの左右、40センチくらい離れて座っていた。あたしの指示に従って、ふたりとも脚を広げた。ふたりの膝があたしの膝に触れた。あたしは脚を閉じて座っていたけど、おちんちんは見事に突っ立っていて、ほとんどおへそに触れそうな感じで屹立していた。どうしてだか分からないけど、この時、あたしはおちんちんがあって嬉しいと感じていた。「じゃあ、リラックスして。痛みとかないから」 そっと、両手を彼女たちの太ももに添えた。ウェンディの肌は、熱を持ってるみたいに熱く、ジーナの肌は汗ばんで、ひんやりしていた。いまにも失神しそうな感じの冷たさ。 自分にはふたりの心配が和らげることなどできないとは思いつつも、この方法なら、ふたりの心配を和らげられとかもしれないと思っていた。今となって思い返せば、あたしのホルモンに征服されていたと分かっているけど、あの時は、理にかなったことのように思えていた。 両手をふたりの脚の間に置いた。一瞬、頭によぎった。「やめなさい! 昨日、これは良くない考えだって自分で言ったじゃないの! 引き下がる方策を考えださなきゃダメ!」 でも、あたしの手は勝手にウェンディのスポンジのように柔らかい可愛いおちんちんを触っていて、懸念なんかすべて頭から消えていて、すぐに悩まなくなっていた。ほとんど時間を空けずに、もう一方の手もぎーなの柔らかいおちんちんを包んでいた。 ウェンディが体を震わせるのを感じたし、ジーナがハッと息を飲むのも聞いた。そして、あたしは自分の両手に目を落とした。ふたりの柔らかい肉茎を優しく揉んでると、ふたりのおちんちんの可愛いピンク色の先端がみるみる膨らんでくるのが見えた。いったん握る力を弱めると、ふたりのそれがしなっていくのを見た。握ると膨らんでくるし、握りを弱めると、しぼんでいく。あたしの乳房は痛いほど膨らんでいたし、おちんちんが脚の間、びんびん脈動して跳ねていた。
どのくらい時間が経ったか分からないけど、しばらく、リリスの言った意味を理解しようと考えていた。そうしたら、部屋の外、何か騒々しいことに気がついた。聞き耳を立てた。ウェンディの声だった。 「分かってるわ、こんなのありえないって分かってるの、でも……」 ジーナの引きつった声も聞こえた。 「でも、どうして、彼女に言うの? そもそも、あなたがあたしのところに来るまでは、あたし、あなたにすら話したくないと思っていたのよ!」 「私を信じて。彼女なら何か知ってるはずだから。ほんとは、このことについて彼女と話し合ったのよ……」 「あたしのことについて!」 「彼女にあなたのことを話せたわけがないじゃないの! 私だって、1分前に知ったことなんだから!」 「うん、そうだけど……ああ、ウェンディ、いったいどうなってるのよ?」 「お願い、ジーナ。私を信じて」 ウェンディはそう言った後、あたしの部屋のドアを開けた。ふたりとも恐怖におののいてる顔をしてた。ジーナは泣き続けたのか目を真っ赤にしていたし、ウェンディは、まるでイースター・バニーは実在しないと伝えられたみたいな顔をしていた。あたしは素早くシーツを掴み、体を隠した。少なくとも何も知らないジーナにはおちんちんを見られるわけにはいかない。それにしても、どうしてウェンディたちはいきなりあたしの部屋に殴りこんできたの? 信じられない。 「ああ、ウェンディ。やっぱり、やめない?」 とジーナが泣きそうな声を上げた。ジーナは丈の短いTシャツを着てて、おへそが見えていた。下はだぶだぶのボクサーパンツを履いていた。彼女の彼氏の下着のように見えた。 「あなたたち、どうしてあたしの部屋に?」 あたしは、ドアの外での騒動を聞いていなかったように振る舞いながら、何気ない感じで言った。 「あっ、あの……ちょっと、あなたに訊きたいことがあって……」 とウェンディは躊躇いがちに言った。 ウェンディの姿を見て、なぜか、どうしてもムラムラ興奮してくるのを止められなかった。上は黒いブラ。白のひらひらしたレース飾りがついている。下はと言うと、だぶだぶのパジャマ。まるでパジャマから普段着に着替える途中のままの格好できたみたいだった。でも、彼女の胸! フリルのついたブラの中、これ以上ないってほど完璧なおっぱいに見えた。だけど、今はそんなことを考えている時ではない。頭を振って、その夢想を振り払った。ともかく、ウェンディたちが何しに来たのかを聞かなくちゃ。 「それで、何かあったの?」 昨日、ウェンディとどんなことを話したのかを思い出そうとした。あたしがふたりの助けになれる問題って、いったい何だろう? でも、正直、あたしは思考に集中できなかった。昨日のことで思い出せるのは、リリスの謎めいた言葉だけ。 「あの、……何と言うか……」 ウェンディが話し始めた。 「やめて!」 ジーナが叫んだ。 「一体どうしたの?」 ちょっと短気になっていた。こういう話をしてても何も始まらない。 ウェンディはジーナの方を向いた。 「ジーナ、約束する。この話は、絶対にこの部屋の中だけにとどめるって。でも、ラリッサなら私たちを助けてくれると思える理由があるの。これまで私があなたの信頼を裏切ったことがある?」 「ないわ」 ジーナはほとんど囁き声で返事した。 「じゃあ、今回も私を信じて」 ジーナは頷いた。そしてウェンディとジーナのふたりともあたしの方に向き直って、あたしの顔を見つめた。ジーナはうつむいていたし、ウェンディは下唇を噛んでいた。ふたりとも、じっと黙ったきりだった。 しばらく待っていたけどじれったくなって、「それで……?」と問いかけた。ふたりは互いの顔を見合った。 「あのね……」と、またウェンディが口を開いた。「あなたなら、これ、理解してくれると思ったし、ひょっとすると、助けてくれるとも思ったの。他の人で、これを教えてもいいと思える人なんか誰もいなかったし。ジーナを一緒に連れてきてもいいかも分からなかったけど、でも、あなたなら、すべてを知ったとき、決して私のことを悪く思ったししないだろうと思ったのよ。前もって謝っておくけど、本当に申し訳ないと思うわ。でも、さっきも言ったように、他に頼れるところがなかったから……」 ウェンディは、緊張してるのは分かるけど、その話は同じところをグルグル回っていた。あたしの方はだんだんイライラしてきていた。 「もうヤメテ! 話しがあるなら、早く話してよ! 絶対怒らないって約束するから! あなたたちのせいで、あタマが変になりそう!」 「あタマなんて言わないで」 とジーナが小声でつぶやいた。 「ねえ、私たち、むしろ……」 ウェンディはそう言ってジーナの方を見た。ジーナは居心地悪そうにしていたけど、仕方なさそうに肩をすくめて、ゆっくり頷いた。ウェンディは、「いち、にいのさん……」と言い、それと同時に、パジャマのズボンの腰バンドのところを掴んで、一気に降ろした。ジーナも同じように履いてたトランクスを降ろした。 ショックで目が飛び出そうになった。思わず、「金髪の可愛い女の子が3人……」と意味のない言葉をつぶやいた。どうして、あたしは、こうなるかもしれないと予想しなかったのだろう? 「いま何て言ったの?」 ジーナが、パニックになりかかってるような声を出して訊いた。 「落ち着いて、大丈夫だから、って言ったの」 ふたりを落ち着かせようと嘘を言った。とは言え、嘘でも「大丈夫」だなんて言葉は、この状況を表す言葉とは思えない。ウェンディの脚の間には、無毛でツルツルのおちんちんがぶら下がっている。13センチはありそう! そしてジーナの脚の間、小さな逆三角形の赤みがかった陰毛の下には、ちょっとそばかすが混じった肌の15センチがぶら下がっている! でも、ふたりの姿をまじまじと見ながら、正直なところを言うと、ふたりとも、この姿になっても、どこか素敵な体をしてると思った。前日にウェンディの裸は見ていたので、つるんとした可愛い恥丘がなくなってしまったのは残念だったけど、彼女のモデル並みの体には、このくらいの小さめのおちんちんが似つかわしいように見えた。 ジーナはと言うと、彼女のおちんちんは信じられないほどキュートで見てるだけで興奮してしまう。引き締まったお腹と、ツンと張りのある乳房に、このおちんちん! 丈の短いタイトなTシャツを着てるので、彼女の女性的な曲線美が強調されて、なお一層セクシーに見える。 でも、あたしは、ふたりの容姿のことを思っていないフリをした。現前の問題に集中しなくては。 何が起きたのか、瞬時に理解できた。リリスは、またもあたしに意地悪な罠を掛けたのだ。確かに、あたしは、どちらかと言えば「変人」ではなくなった。でもそれは、あたしを他の人と似た姿にすることではなくて、他の人をあたしに似た姿にすることによって達成されたのだった。認めたくはないけど、リリスの方がはるかに賢い。 「で、ジーナに話してくれる? これは医学的な症状にすぎないって。この症状については、あなたは詳しいでしょう? 元に戻せるのよね? そうでしょ?」 ウェンディは必死の形相で言った。 あたしは、昨日、語ったことの詳細を思い出そうとした。全部、作り話だったけど、思い出す必要があった。細かいところまで完全に思い出さなくちゃいけないなんて思ってもいなかった。この状況はマズいということだけは、瞬時に悟った。ウェンディには「この状態は元に戻せる」と言っていたのだった。いま、この状況でどんなことをウェンディに話したらいいのだろう? もう、魔法の願い事は使い切ってしまってる。ウェンディに魂を売るように言う? いいえ、ダメ。そんなことはできない。できることは、さらに嘘を重ねることだけ。
第4章 普通 翌朝、ハッと思い出して起きた。目を開けた瞬間、すぐに体を起こし、寝ぼけ眼を擦り、下へ目を向けた。Tシャツの中、やっぱり大きなおっぱいがあって、シャツを押し上げていた。それに乳首も痛い。お乳を出さなくちゃいけない。どういうことか分からなかった。リリスは、今回、失敗してしまったのだろうか? でも…と思った。でも、乳房は「普通」なのかもしれない。あたしは普通にしてくれと頼んだのだ。ひょっとすると、リリスは、あたしの「普通」の意味を、おちんちんはいらないと言っただけだと解釈しただけなのかもしれない。なんだかんだ言っても、実は、この大きな乳房は気に入っていたんだから。だから、そう推測するのも、あながち間違ってるとも思えない。 あたしは掛布を握って、一気にめくり、脚の間を見た。あたしは男子用のトランクスを履いて眠るようにしていたが、それを降ろすまでもなかった。 「そ、そんなあ……」 下着には勃起した固いおちんちんの輪郭がはっきりと浮かんでいた。 リリスは何も変えなかったんだ! よりによって、あたしの最後の願いについて、リリスは完全に失敗してしまったなんて! ……その時、電話が鳴った。 ベッドの隣のテーブルに手を伸ばし、画面を見た。予想した通り、発信先の番号は666だった。リリスの番号。 とてつもない怒りが体の中にムラムラ湧き上がってくるのを感じたけれど、何かする前に、一度、深呼吸して自分を落ち着かせた。落ち着くのを待ってから、ようやく、通話ボタンを押した。 「何してんのよ、リリス!」 電話に怒鳴りつけていた。まあ、落ち着くと言っても、その程度だったということだ。電話の向こう、リリスは嬉しそうに笑っていた。あたしの反応が嬉しくて仕方なさそうな笑い方だった。 「ああ、これこれ。これだから、あんたに仕事するのが楽しいのよねえ。やる気が出るわ」 そう言って、また、ゲラゲラ笑った。 今度は本当に自分を落ち着かせて、もっと注意深く話し始めた。 「ちょっと聞いて、リリス。あたしは昨晩、願い事をした。だけど、あんたはそれを実行しなかったの。これじゃあ取引は成立しないわ」 冷静に言ったつもりだけど、思ったより、めそめそした言い方になっていた。 「何、バカ言ってんの」 とリリスは言った。 「それって、どういう意味?」 「つまり、あんたの願い事はあたしに命令なの。あんたは願い事をした。ちゃんと実行されたわよ」 リリスに頬をひっぱたかれたような気分だった。あたしは思わず下着の上から自分のおちんちんを握った。 「あたしの言うことを信じてよ、リリス。本当に実現してないんだから。あたしは普通にしてって頼んだの。なのに、いまだに、お乳だらだらのおっぱいはあるし、おちんちんもついてるのよ。こんなの普通じゃないわ」 「ええ、普通じゃないわね」とリリスは言った。でも、あたしに、アレがついてるのを知って驚いたふうでもなかった。 「それじゃあ……」 あたしは言葉に詰まってしまった。 「言っておくけど、あんた、普通になりたいとは願わなかったわよ」 「いいえ、そう言いました!」 「いや、あんたは、変人じゃなくしてって願ったの」 そう言われて、昨夜のことを思い返した。確かに、リリスの言う通りだった。ちゃんと願い事らしい言葉で言うように言われて、変人じゃなくなりますようにと願った。はっきり思い出した。だけど、それがどういう意味を持つのか理解できなかった。 「だから、何? 同じことじゃない。あたしは、変人じゃなくなるようにと言った。普通であることは変人じゃないことでしょ。あんたが何言ってるのか全然分からないわ!」 「いいえ。そのふたつは同義じゃないのよねえ」 電話の向こう、妙にクールな声で彼女が言った。 「30人の茶髪の女の子がいる教室に、1人だけブロンドの子がいたとするでしょ。その場合、そのブロンドの可愛い子ちゃんは変人と言われる。でも、同じ30人の茶髪の女の子たちと一緒に、ブロンドの可愛い子ちゃんが3人いたらどうなる? その3人はもはや変人とは呼ばれないわね。普通じゃないと言えば普通じゃないけど」 「何の話をしてるの? なぞなぞなんか聞きたくないわ。あたしは変人でなくしてって言ったの。あんたが何をしたのか、それだけを言ってくれればいいわ」 「あたしがヘマをしてなければ、すぐにその答えが分かるはずよ。いい? 子供は母親の母乳から病気に対する免疫を得るものなの。忘れないでね。そういう形で引き継がれる利点として、他にどんなのがあると思う? まあ、続きは、今夜、あんたに話してあげるわね。それまでの時間で、気持ちを落ち着かせるといいわ」 リリスはそう言って電話を切ってしまった。 リリスの短い言葉には、あまりに多くの小さな謎が秘められていそうで、どこから考えてよいか、とっかかりすらつかめなかった。
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