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誰とやったか知ってるぜ 第8章 (35) 


今や指は彼女のあそこに完全にハマっている。俺は指の動きを止めた。それでも、彼女の膣の筋肉は収縮を繰り返し、時折、キューっと締め付けてくる。

「それから、俺の兄は何をしたんだ?」 そう訊いて、ミセス・グラフに顔を寄せ、耳たぶを軽く噛んだ。

「彼のアレがすっかり抜けるまでゆっくりと前のめりになったわ。それから優しくあたしを仰向けに寝かせて、彼も両膝をついた。浅瀬だったけどまだ海の中。波に身体を洗われてる中、彼の瞳を見つめた。それだけでもイキそうになっていた。海の音が信じられないほど大きく聞こえていて、裸の身体に風が吹きつけていて、別世界に入ってるような気持だったわ」

ミセス・グラフはそう言いながら周囲を見回し、誰か立ち聞きしていないか確かめた。

「それで?」 俺は指を奥深くに入れたまま、優しく促した。

「彼はそのまま両膝をついてひざまずいたけど、その時の彼、信じられないほど素敵だった。あたしの足元にひざまずく彼の濡れた体が明るい月明りに照らされて輝いていた。あの時ほど、あたしは自分が生きていると実感したことはなかった。あなたのお兄様があたしの両脚を持ち上げて、足にキスを始めた時、あやうく叫び声をあげてしまいそうになったわ。彼、あたしの足の指を1本ずつ口に含んで吸い始めた時のビリビリするような興奮、あんな興奮は初めてだったの。波が何度も何度もあたしたちに寄せてきて、時々、あたしの全身が波に被るときもあった。風は暖かかったけれど、濡れた乳首に風が当たって、乳首は固く、痛いほど敏感になっていた。そんな状態の中、足の指の間に舌を伸ばされ、そこを舐められたら、あそこを触ってもいないのに、あたしはイキ始めたの」

俺の性奴隷は、そう言いながら片手を下げて、俺の腕をつかみ、優しく揉んだ。

「俺の兄に足を舐められ、イキ始めた時、お前は自分の旦那のことを思っていたんじゃないのか?」 俺は、彼女の女陰の中、指を1本くねくねと動かし、訊いた。

「あっ、いいえ」 俺の指からの刺激に、ミセス・グラフは俺の腕をぎゅっと掴み、目を閉じ、喘いだ。

「夫のことはすっかり頭から消えていた。頭の中は、あなたのお兄様に、あたしへの愛の行為をずっと続けていてほしいと、それだけになっていた。信じられないほどエロティックな状況のせいで、あたしの身体は火が付いたようになっていたの。かつてないほどに。あの日の夜のようなことは、もう二度と経験できないと思うわ」 と言いながらミセス・グラフはさらに少しだけ両脚を広げた。

「じゃあ、俺がお前を誘惑し、お前の身体を貪ったあの日の夜は、兄との夜と並べると、たいしたことじゃないと言いたいのか?」 そう訊きながら、指を素早くあそこの中から引き抜いた。

「ち、違うの……そう言いたいんじゃないの……」と彼女は指を抜かれたのを惜しむ顔になった。


[2021/07/16] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (34) 


俺はミセス・グラフの濡れた肉穴に指を出し入れしながら、質問を続けた。

「お前の旦那は、俺の兄のように、お前に対して魔法のような特別な夜をもたらしてくれたか?」

「い、いいえ」と、彼女は息を詰まらせ、小刻みに体を震わせ始めた。

両手ともテーブルの端をしっかりつかみ堪えているところを見ると、オーガズムに達しているのだろう。目を閉じ、下唇を噛んでいる。震えながら頭を俺に寄せ、顔を俺の胸板に当てた。膣肉が収縮を始め、俺の指をきつく締め付けてくる。

「兄に身体を上下に揺さぶられて、繰り返し貫かれ、お前は頂点に達したんじゃないか?」

「そうよ………」と、彼女は俺の首に熱い息を吐きかけ、同時に、コントロールできなくなったのか体をがくがく震わせ始めた。

彼女がオーガズムの頂点にとどまり続けた数十秒、ふたりとも何も言わず、沈黙の時間が流れた。テーブルの端を握る彼女の手は、あまりに強く握っているせいか、ほとんど血の気が失せていた。息づかいはどんどん乱れ、熱い吐息が絶え間なく俺の首筋から胸にかけて吹きかけられる。言葉については沈黙が続いたが、体は雄弁に訴えていて、狭い肉筒は発作を起こしたように繰り返し収縮を続け、そのたびに愛液を分泌し、俺の指を濡らした。

しばらく経ち、ようやくミセス・グラフの震えが引き始めた。

「その後、兄は何をした?」

ミセス・グラフは、乱れた呼吸を落ち着かそうと顔を俺の胸板に埋めたままでいた。テーブルをつかむ手の力も弱くなり、それに合わせて手に血が戻ったのか、急に普通の色に変わった。彼女は、一度大きく深呼吸した後、ようやく目を開いた。震える手を伸ばしてコーヒーカップを取り、ひとくち啜った。ゴクリと音が聞こえるような飲み方をした後、カップを元に戻す。そして、唇をひと舐めした後、顔をあげ、俺の目を覗き込んだ。

「あたしを抱いて、体を上下に揺すり続けたまま、ビーチの方へ歩き始めたわ。ビーチへとどんどん近づいていたけど、あたしは、何度も貫かれていて、ずっとイキっぱなしだった。水は徐々に浅くなっていて、とうとう、あたしの身体がすっかり水面から出てしまった。水中にいた時より、水の外に出た時の方が全身の神経がピリピリする感じだった。風は暖かだったけど、濡れた体に当たると刺激が強くて。両脚は彼の腰に巻き付けたまま。もちろん彼のアレもあたしのアソコに入ったまま。そのままの格好で、波打ち際まで来てしまったの」

ミセス・グラフは、そう言って、また目を閉じ、頭を少し後ろに倒した。


[2021/05/22] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (33) 


「彼は息を吸うため水の上に出てきたの」とミセス・グラフは喘ぎながら言った。隣の席の人にも聞こえそうな大きな声だ。俺は素早く指を引き抜いた。

彼女は、乱れ、苦しそうな息づかいになっていた。目を閉じ、脚は俺が自由に股間をいじることができる程度に開いたままだ。

「それから兄は何をした?」 そう聞きながら、指で割れ目を撫で上げた。それを受け、彼女はハッと息をのんだ。

「顔を寄せて、あたしにキスをしたわ。舌が触れあった時、あたし自身の味が残ってるのを感じた。しばらく情熱的にキスを続けていると、彼があたしのお尻に両手を添えた。そして、ふたり、唇を重ねたままで、彼はあたしのお尻を抱え上げた。何が起きてるのか分からないでいると、今度は、いちど抱え上げられたお尻が降ろされるのを感じたの。そこには彼のアレが待っていたわ」

俺の奴隷である女教師は静かな口調で語ってはいたが、呼吸はますます乱れていた。俺が指を肉筒の中に戻すと、またも大きな喘ぎ声を漏らした。

ミセス・グラフは過去の出来事を語りつつ、脳内で再現しているんだろう。できるだけこれを続け、彼女を喜ばせてやろうと思った。彼女が興奮した思い出の一夜。それを思い出させ、もう一度だけ再体験させてやろう。だが、この後はその夜のことを二度と考えるなと禁ずる。最後の一回ということだ。

「で、中に入れられたのか?」 俺は顔を寄せ、彼女の首筋にキスをしながら、指をあそこに出し入れし始めた。

「ああ、そ、そうです……」 ミセス・グラフは喘ぎながら言った。

「身体を持ち上げられ、そして、また下げられて彼のアレを入れられた。水面に身体を持ち上げられたとき、そよ風が胸に当たって、乳首がいっそう固くなっていたわ。あたしは両脚を彼の腰に絡みつけて、彼は、あたしを持ち上げては降ろす動きを始めた」

「俺が今やっているようにか?」と、指を出し入れしながら、小さな声で訊いた。

「ええ、そう……」とミセス・グラフも小声で答える。

カウンターの方を見たら、例のウェイターが俺たちを見ていた。ポップコーン・マシーンの陰に隠れてこっちを見ている。まあ、あいつにはしっかり見せてやろう。チップ代わりにパンティを置いていくつもりだが、それに見合った良い思い出を残してやろう。


[2021/05/18] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (32) 


テーブルに置いたソングパンティに気を取られてはいたが、俺は指を彼女の顔にあて、俺の方を向かせた。ミセス・グラフは俺の瞳を覗き込みながら、大きく息を吸った。

「ビーチに放り投げたわ。唖然として何もできないままでいると、彼があたしの腰を掴んで、その直後に水の中に潜った。すぐに彼が何をしようとしてるのか分かった。彼の口があたしのアソコに押し当てられるの感じたの。膝から力が抜けていくのを感じたわ」

俺は、そう語るミセス・グラフの脚の間に手を戻した。すぐに彼女の口から溜息が漏れた。

ミセス・グラフのツルツル肌の脚に沿って、指を這い上がらせていく。彼女は依然として俺を目を見つめたままだった。少し脚が開くのを感じ、俺は顔を近づけ、彼女の唇に優しくキスをした。唇が触れると同時に彼女は口を開き、ふたり、気持ちのこもったロマンティックなキスを交わした。ひとしきりキスを楽しんだ後、いったん顔を引き、彼女の目を覗き込んだ。

「話を続けるんだ」 指先に彼女の陰唇が触れるのを感じながら、そう命令した。

「彼はあたしの脚を左右に押して、開かせた。そして突然、あそこを貪り始めたの。彼の舌があそこの割れ目を上下に動いて、あたしは思わず大きな声を出してしまった」 ミセス・グラフの話す声は落ち着いていたが、次第に苦しそうな息づかいになっていくのが分かる。

彼女の話す内容に合わせて、俺は指を彼女の割れ目に沿って上下に動かし始めた。濡れてきてるし、あそこの唇が膨らみ、口を開いてきている。それを続けていると、ミセス・グラフは口を半開きにし、目を閉じた。

「そして……彼が舌を差し込んできたの……で、……」と言った後、彼女は急に話しを止めた。思わず淫らな声をあげそうになったのだろう。この「シーサイド・ダイナー」の中だというのに。

「舌をどこに差し込んできたって?」と、俺は指を彼女のバギナの入り口にあてがい、中へ入れる動きをほのめかした。

「あそこ……あたしのおまんこ……の、奥に……」 

俺は素早く、指を彼女の煮えたぎる女陰の奥底まで突き入れた。

「ああっ……!」 ミセス・グラフは目を閉じたまま、呼吸を乱して喘いだ。

きつく狭い肉筒の中、指を蛇のようにくねらせた。彼女は「あっ、あっ……」と声を漏らしつつ、目をさらに固く閉じ、下唇を噛んだ。

「それで、その後、どうなった?」と指を入れたまま、先を訊いた。


[2021/05/16] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (31) 

「お前のご主人様が、パンティを脱げと言ってるんだ」 俺は強い調子で命令し、彼女の首に回したままの手で頬を撫でた。

ミセス・グラフは、レストランの店内を見回した。不安げな表情を浮かべながら、例のウェイターの方をちらりと見てる。彼は別の客を相手にしていて、こっちは見ていない。ミセス・グラフは下唇を噛みながら、ゆっくりと両手を膝へと降ろした。

「でも、ご主人様、下着はいまびしょ濡れになってって……」と、彼女はスカートの中に手を入れ、パンティの腰バンドに指を引っかけた。

俺はにやりと笑い、指で指図するようにして、脱ぐように命じた。俺の性奴隷となった女教師は、またも店内を見回した後、尻を少し持ち上げ、下着を脱ぎ始めた。そして、再び浮かせた尻を元に戻す。彼女の長く細い両手の指が、小さな白いパンティをスカートの裾の中から出すのが見えた。俺の瞳を見上げるようにしながら、テーブルに覆いかぶさるように少し前かがみになる。下着は彼女の両膝をすぎ、足先へと降りていった。ミセス・グラフは、もう一度、店内を見回した後、姿勢を正して座りなおし、手を俺の太ももに置いた。

手を開いたままにしておくと、彼女はこっそりと俺の手にパンティを握らせた。顔を紅潮させ、息づかいも苦しそうにしている。

俺は顔を下げ、テーブルの下、自分の手の中のものを見た。ソングパンティだった。その股間部分を指でなぞると、粘っこい湿り気があり、薄い生地に染み込んでいた。

俺はミセス・グラフの目を見つめながら、手をゆっくりと持ち上げ、パンティを顔の前にかざした。

「そんなっ! やめて!」 ミセス・グラフはひそひそ声でそう叫び、恥ずかしそうに周囲を見回した。

濡れた股間部分を鼻に当て、短く強く息を吸った。彼女の熟れたフェロモンと香水の混じった匂いに、俺のペニスも急に元気になる。俺は、彼女の瞳に視線を固定したまま、ゆっくりとパンティをテーブルの上、俺のパイの隣に置いた。

「お願い、ご主人様。それを、テーブルからよけて」 俺の性奴隷は、テーブルのパンティと俺の目に視線を行ったり来たりさせながら懇願した。

突然、彼女は手を伸ばして下着を奪おうとしたが、もちろん、俺は素早く阻止する。俺は彼女の手を押さえ、再びテーブルの下、彼女の膝の上へと戻した。その間、ミセス・グラフは不安げな目で俺の目を見つめていた。

「それで? 俺の兄は、お前のソングパンティで何をしたんだ?」と俺は静かに問いかけ、彼女の首筋に顔を寄せてキスをした。


[2021/05/09] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (30) 

「その後、兄は何をした?」 俺は彼女の太腿を揉みながら訊いた。

「彼、唇で私の乳首を挟んで、狂ったように吸い始めたわ。まるで、私からお乳を吸いだそうとしてるみたいに吸ったの。時々、歯で乳首を噛んだりもされた。あんなに興奮したことはなかった。私は快感でただただ叫び声をあげていたわ。波の音が大きかったから、誰かに声を聞かれるとか心配はしなかった」

「何かお持ちしましょうか?」 

そばを通りかかったウェイターが俺たちに声を掛けた。

「いや、結構」 俺は小さな声で答えた。ウェイターがミセス・グラフの膝に視線を落とすのが見えた。

俺たちは少し待って、ウェイターが厨房に戻って行くのを見届けた。隣の席のカップルは、今は、食事に夢中でおしゃべりはやめていた。窓の外を見ると、すっかり外は暗くなっていた。俺はミセス・グラフに注意を戻し、彼女の首筋に優しくキスをした。

「兄に乳首を吸われてる間、旦那のことは考えなかったのか?」

それを訊かれてミセス・グラフが目をぎゅっと閉じた。その目から涙が一粒こぼれ落ちた。頭を振っている。

「考えなかったの。頭の中は、その時、起きていることだけ。欲望を満足させたいと、それしか頭になかった。そんなこと間違ったことだと分かっていたし、わがままなことだとも思っていたけど、もう、後戻りするところをとっくに過ぎてしまってて、引き返せなくなっていたの」

テーブルのコーヒーカップを見つめながら彼女はそう言った。

「それで、それからどうなった?」 彼女の耳を指先で優しくなぞりながら、もう一方の耳に囁きかけた。

「あなたのお兄さんは、唇を乳房から離して、徐々にお腹の方へと降り始めたわ。私は背中を反らせて後ろに倒れる形になった。彼は両手を私の後ろに回して、お尻を抱え、私を支えてくれた。彼、顔が水の中に入ってしまってるのに、まだ私のお腹にキスを続けていた。それを見て信じられない思いだったわ。彼の唇が次第にソングに包まれたあそこに近づいてきて、私は、興奮のあまりハアハアと荒い息使いになっていたの。バランスを崩しそうになった私は、彼の頭を両手で押さえて姿勢を保った。強い波が私たちを襲っていたし、あなたのお兄さんがもたらす強烈な快感もあって、私は、今にも腰が砕けそうになっていた」

ミセス・グラフは荒い息づかいをしながら語った。

「兄はソングの上からあそこにむしゃぶりついたのか?」 俺は彼女のソング・パンティの上から敏感な部分を親指でなぞりながら訊いた。そこはすでに熱く濡れていた。

「いいえ」 とミセス・グラフは頭を左右に振った。「彼がソングの上から私の茂みにキスしてるのは感じていたわ。彼はそうしながらパンティの腰ゴムのところに手を伸ばしていた。そして、いきなり引き降ろしたの。腰から脚へと脱がされた。私はすっかり呼吸が苦しくなっていたわ。自分の生徒だった人にこんなふうに扱われている。それを許している自分。そんな自分が信じられなかった。彼はいったん水中にもぐって、私の足首を握って持ち上げ、足先からパンティを脱がしてしまった。すぐに水上に戻ってきたけど、ニヤリと笑って、私のソングを掲げてみせたの。まるでハンターが獲物を自慢げに見せるように……」

俺はミセス・グラフにからだを傾け、首筋に軽くキスをした。ウェイターがカウンターから俺たちを観察しているのが見えた。俺は彼女の滑らかな股間から手を引き抜いた。ミセス・グラフはスカートの裾が太腿の途中辺りまでめくれ上がっていたので、素早くスカートの裾をただした。俺は再び彼女の首筋にキスをし、それから耳元に囁きかけた。

「パンティを脱げ」

ミセス・グラフは目を丸くした。口をあんぐり開けたまま、目をパチクリさせている。俺は、その瞳を見つめ、彼女の心を読みこんだ。

「で、でも……ここでは……」 ミセス・グラフはショックを受け、声を震わせた。顔がみるみる赤くなっていく。


[2014/11/19] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (29) 


「胸を晒した状態で、しかも屋外で、夫でない男と一緒にいることでワクワクしたのか?」 と俺は優しく彼女の耳にキスをした。

「ええ、そう。あなたのお兄さんはふざけまじりに私の胸に水をかけたわ。そよ風は暖かかったけど、海水は冷たくて、乳首がみるみる固く、大きくなっていった。こんなに大きくなったことがなかったほど。お兄さんは私を抱き寄せ、口に強くキスをしたわ。彼の暖かな胸板が、冷たくなった裸の乳房にあたって気持ち良かった。彼は私を抱きながら、背中にまわした両手をじわじわと下へ降ろしていったの」

そう語るミセス・グラフの胸に視線を落とすと、乳首がブラとシャツの中、ツンと立っているのが見えた。

「胸にキスしてほしいと思ったか?」 と内腿を揉みながら訊いた。

「ええ。彼の両手がお尻の頬肉まで降りたのを感じ、彼から離れたわ。後ろに手を回して彼の手首を掴んで、お尻から両脇へと戻らせた。その時点では、すでに私はからだに火がついた状態で、もうやめたいと思っても、自分を止めることができなかったと思う。彼の両手を水の中から出して、私のお腹へ導きながら、からだが勝手に震えだすのを感じた。その彼の手が滑るように這い上がって、私の裸の胸に触れた時、思わず、喘ぎ声をあげてしまったの」

ミセス・グラフはレストランの中を見回し、誰も聞いてないのを確かめながら、小さな声でそう語った。

「それから兄はどうした?」 俺は彼女の内腿の柔らかい肌を軽くつねって訊いた。

「彼は両手を私の胸にあてたまま、しばらくじっとしていたわ。乳首は信じられないほど固くなっていたし、呼吸も乱れ切っていた。あの時のエロティックな雰囲気は、生涯に一度あるかないかのものだったと思う。打ち寄せる波の砕ける音。暖かなそよ風。そして満月に照らされた私たちのからだ。幻想的なほどエロティックだった。そして、彼は私の胸を軽く揉み始めたの。彼の指に私の固くなった乳首が見つかってしまい、とても優しくつままれた。とても優しい愛撫だったけど、電流がからだ全体に駆け巡った感じで、その強烈さに、思わず叫び声をあげていた。そして、彼が私の胸へと顔を下げるのに合わせて、私も頭を後ろに倒して、胸を突き出したの」

彼女はそう言って、俺の隣にさらに近づいた。

「それでお前はイッタのか?」 と、わざと親指で彼女の股間を擦り上げた。

「いいえ」 と頭を振りながら小さな声で答えた。「それに近かったけれど」

「お兄さんは片手で私を支えながら、私を後ろに傾けさせた。頭の後ろが海面に触れるほど。そして、彼は私の乳房をむさぼり始めたの。彼の熱い唇が私の乳房のあらゆる神経に触れるような感じだった。私は大きな声で喘ぎ続けたわ。冷えた肌に彼の熱い唇がとても気持ち良かった。上下の唇に乳首を挟まれ擦られた時、快感の叫び声をあげていたわ」

俺は手を彼女の太腿の付け根に当てていたが、その俺の手の上に彼女が手を乗せるのを感じた。


[2014/10/29] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (28) 

ミセス・グラフの脚の間から熱が放射してくるのを感じた。内腿を手で上下に擦り続けていると、次第に彼女は脚を開き始めた。時々、親指でパンティの上から女陰を擦る。顔を見ると、ミセス・グラフは目を閉じていた。

「ええ」 とミセス・グラフは頷いた。「彼と口を密着させて、キスを繰り返したわ。私は両手で彼の背中を上下に擦り始めたし、彼の私の背中を触っていた。情熱的にキスを続けていると、彼の指が私のビキニのホックを外そうとしているのを感じた。私は顔を離して、ダメと叫んだけれど、それも無駄で、彼は強引に私を抱き寄せ、また唇を重ねてきた。そして私もキスを返していたの。キスをしながらビキニのトップが脱げるのを感じたわ」

ミセス・グラフはそう言って、深い溜息をついた。

「ビキニはお前が自分で脱いだのか? それとも兄が脱がせたのか?」 と俺は手をさらに彼女の股間へと近づけた。

「彼はいったん顔を離して、ちょっと後ろに身体を傾け、意地悪そうな笑みを浮かべたわ。彼が私の両肩からビキニのストラップを外すのを感じた。そして、急に胸のところの締めつけが緩まるのを感じた。自分でもどうしてなのか今も分からないけど、その時、私は両腕を上げて、トップを脱がす彼を助けたの。ビキニのストラップが私の腕を通して、外されていく。そして気づいた時には、私の乳房が露わになって、彼の目に晒されていたの」

「その時点で、旦那のことは考えていたのか?」 と手を太腿から膝へと滑らせながら訊いた。

「いいえ」 とミセス・グラフは頭を前後に揺らしながら、小さな声で言った。

涙が一滴、彼女の頬を伝い落ちた。かすかに鼻を啜りながら、ミセス・グラフは両足をぴったりと閉じ、俺の手を膝の間に挟み込んだ。

「それまで、夫婦の誓いを破ることなんて、考えたこともなかった。結婚して10年になっていたけど、他の男性に目を向けたことなど一度もなかった。なのに、あなたのお兄さんにビキニのトップを脱がされた瞬間、私はそれまでの私とはまったく違う人間になってしまったの」

と彼女はナプキンを取って頬の涙をぬぐった。

「どんなふうに違った人間になったんだ?」 と俺は、再び、親指が濡れたパンティに触れるまで、内腿を擦り上げた。

「あなたのお兄さまを止めるのではなく、むしろ、そのまま続けてほしいと思ってる自分に気がついたの。彼は私の目をじっと見つめたまま、ビキニのトップを砂浜に放り投げた。そうして両手で私の腰を抑えたまま、私の瞳を見つめては、乳房に視線を落とし、それからまた瞳を見つめてと繰り返したの」

そのように、かすれた声で言い、コーヒーをひとくち啜った。


[2014/10/21] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (27) 


ウェイターが向こうに去るのを見ながら、俺はミセス・グラフの太腿を擦りながら、促した。「で、話しを続けて」

「暖かい風が吹いていて、波が強く岸辺に打ちつけていたわ。波音が大きくて、何も聞こえないほど。あなたのお兄さんと私は、板張り道を端まで歩いていって、そこで立ち止ったの。私はかがんでハイヒールを脱いだわ。その脱いだヒールを手に、からだを起こした時だった。お兄さんが私の腕を引っ張ったの。私は彼の胸の中に倒れ込む他なかった……」

「それから、ふたり、長い間ビーチを歩いていた。あたりには誰もいなかったわ。すると突然、彼が向きを変えて、私を連れて水際に歩き出したの。水際まで来ると、彼はちょっと立ち止まって、シャツを脱ぎ棄てたの。私も一緒にブラウスを脱いだわ。すると彼はかがみこんで、いきなり私を肩車したのよ。そして海へ入ろうとしたの。私は脚をバタバタさせたり、キャーキャー声をあげてはしゃいだわ。波の音がとても大きかったから、彼には私の悲鳴すら聞こえていなかったと思う。彼が何をするつもりなのか、考える間もなく、彼、私を海の中に放り投げたの」

ミセス・グラフは小さな声で語っていたが、胸元が上下に動くのを見て、興奮しているのが分かった。

「そして、何が起きたの?」 俺は手を彼女のスカートの中に入れ、柔らかいつるつるの太腿を撫でまわした。

「彼に海の中に放り投げられた後、呼吸をしようと海から顔を出して、周りを見回したわ。そしたら、あなたのお兄さんの姿がどこにも見えなくて、恐くなって悲鳴を上げたわ。360度、どの方向も見てみた。月は満月であたりは明るかったけど、どこにも姿が見えなかったの。その時、突然、何かが足首を掴むのを感じて、キャーッと叫んだ。何が何だか分からないまま、脚を海中に引っぱられて、私はまた水の中にもぐってしまったの」

俺は優しく彼女の柔らかな太腿を撫で続けた。ミセス・グラフは、すでに今は脚をぶらぶらさせていない。俺の優しい愛撫を楽しんでいるようだ。

「そしてどうした?」 と話しを続けるように、優しく太腿を揉んでやった。

「呼吸をするために、再び海面に顔を出すと、そこには彼が立っていて、私を笑っていたの。私はくるっと向きを変えて、彼を思いっきり突き飛ばしたわ。彼、足を滑らせて、水の中に顔まで沈んだ。私たち、それからも、押しあったり、水を掛けあったりした。延々と。そうやってはしゃぎまわっている間、彼、時々、私のからだに触れるようになった。最初は純粋に偶然、触れたんだろうと思っていたけど、彼が突然、私を掴んで抱き寄せた時、それまで優しくからだに触れていたのは計画されていたことだと気づいたの」

俺はパイをひとかじりし、コーヒーで流しこんだ。それから、再び彼女の太腿に手を置き、膝がしらから腰まで、軽く撫で続けた。

「それから、どうなった?」 と囁き、顔を近づけて、ミセス・グラフの耳に軽くキスをした。

「彼は私を抱いたまま。ふたりの顔が文字通り、触れそうになっていた。彼のからだの熱が私の皮膚を通して伝わってくる。主人を裏切れないわと、からだを離そうとしたけど、できなかった。そして……ふたりとも目を閉じ始め、そしてふたりの唇が触れあったの。ホテルの部屋で眠ってる主人のことを思ったわ。すぐに彼を振りほどいて逃げ帰りたかった。でも、実際にしたことはそうじゃなかったの。私は口を開いていた。あなたのお兄さんと一緒に。そして、彼は私の口の中に舌を差し込んできたの」

俺は、彼女の組んだ脚を優しく掴み、重ねた脚を降ろさせた。

「で? お前もキスを返したのか?」 と手を太腿の内側に滑り込ませた。


[2014/10/15] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (26) 

別のカップルがレストランに入ってきて、残念なことに、ウェイトレスは、そのカップルを俺たちの隣のテーブルに案内してしまった。隣とはブースの壁一枚だ。それを見てミセス・グラフがさらに神経質になるのが見て取れ、俺は立ち上がって、ミセス・グラフの隣に移動した。こうすれば、密着できるので、ひそひそ声でも話しが分かる。

いまさらながらに気づいたのだが、ミセス・グラフはスカートを履いていた。組んだ脚を動かすと、スカートの裾から生足の太腿が垣間見える。俺はシートの端に手を突いて、さらにミセス・グラフに密着した。

「それから、どんなことがあった?」 とひそひそ声で訊いた。

ミセス・グラフはコーヒー・カップを見つめたまま、ちょっと無言でいた。肩越しに隣のカップルに目をやっている。気が散っている様子だ。俺は腕を彼女の肩に回し、セクシーな肩の柔肉を軽く揉んでやった。

「いいから、話せよ。あいつらには聞こえないから」 

実際、隣のカップルは自分たちの会話に夢中になっている。

「やっぱり病気の夫は私を必要としていると思ったし、こんなふしだら女みたいな振舞いはやめなくちゃいけないと思ったわ。というわけで、立ち上がって向きを変え、ホテルに戻ることにしたの。そしたら、あなたのお兄さんが私の手を握るのを感じた。振り向いて彼を見上げた。その時の彼の瞳! 私に催眠術を掛けるような瞳だった! お兄さんは私の手を握ったままビーチの方に歩き始めたわ。そして私も気がついたら、彼の後に付いて歩いていたの。抵抗して、手を離そうとしたけど、手をしっかり握られていたし。気がついたら、板張りの道を歩いて、海辺に向かっていた」

俺はゆっくりと空いている方の手を下へ降ろしていた。ミセス・グラフは深い溜息をつきながら、コーヒーカップを見つめていた。俺は手をゆっくりとミセス・グラフの方に動かし、白いスカートの上から太腿のところに手を置いた。

ミセス・グラフは俺に脚を触られたと気づき、ちょっとからだを引っ込めた感じになったけど、俺が、そのまま告白を続けるようにと、優しく太腿を揉んであげると少し落ち着いた様子だった。

ちょうどその時、ウェイトレスがウェイターを連れて俺たちのテーブルにやってきた。

「お客様、こちらケビンです。この時間からはケビンがお客様のお世話をいたします」

「こんにちは、ケビンです。何かご注文の時には、どうぞお声を掛けてください」 ウェイターはそう言って、微笑み、向こうへ歩き去った。


[2014/10/01] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (25) 


「結局、兄に会いに出たわけだな?」 と俺はパイをひと口かじった。

ミセス・グラフもパイをかじりながら、頷いた。そしてコーヒーを啜る。するとウェイトレスがコーヒーに継ぎ足しをしに来た。

「他に何かご注文はありますか?」 とウェイトレスが訊く。

「いや、これでOK」 と俺は答え、ミセス・グラフに関心を向けた。

「とても興奮していたのだけど、でも同時に、恥ずかしかったのを覚えているわ。廊下を進み、エレベーターに向かいながら、そんな気持ちでいた。あなたのお兄さんに会うのを楽しみにしているのと同時に、夫が病気で寝ているというのに、置いていく罪悪感も感じていたの……」

「……プールのところに出て、バーへと歩いていったら、お兄さんのジェイコブの姿が見えた。彼は私のところに歩いてきて、ふたり一緒にプールサイドの、人の目につかない小さなテーブルへと向かったわ。彼より少し前を歩いていたんだけど、彼が私のからだを見ているのが、はっきり意識していた。ハイヒールで歩きながら、裸同然のビキニ姿を男に見せている。まるで娼婦になったような感じだったけど、でもその時は興奮して心がいっぱいだったので、見られているのを気にしなかったの」

ミセス・グラフは小さな声でそう言い、コーヒーにクリームを注いだ。

「兄はお前に手を出そうとしたのか?」 俺は気になって尋ねた。

「いいえ、彼は完全に紳士的に振舞っていたわ」 とコーヒーを啜る。「その時、ウェイターが来て、お兄さんが高価なワインを1本、注文したの。それからディナーの食事も頼んで、料理が来るまで、ずっとワインを飲みながら楽しくおしゃべりしていた。そのワインがほとんどなくなりそうになった時、料理が出てきて、ふたりで食べ始めたの」

「それから?」 と俺は周囲を見回し、訊いた。外はすでに暗くなってきていた。

「ディナーを食べながら、何度も互いに見つめあっていたわ。不自然なくらい長く見つめあっていた。そうしたら、彼がステーキをひとかけらフォークに刺して、それを私の口元に持ってきたの。その時、こんなことやめなくちゃいけないと気づいたわ。でも、すでに、始まっていて、とめようがないことになっていたんだけど」

「お前も兄に何か食べさせたのか?」

ミセス・グラフは頭を縦に振った。そしてコーヒーカップを口元に寄せ、ひとくち啜った。そして俺の目を覗きこむようにして見つめてきた。

「私もチキンをひとかけら、フォークに刺して、彼の口元に寄せたの。彼、私の目を見つめたまま、唇を舐めて、そして口を開いたわ。私、すごくドキドキしいてた。心の中では、このまま、あなたのお兄さんと私の関係がどんどん濃密になっていってほしいと感じていた。でも、夫のことも常に脳裏に浮かんでもいたの。このままだと引き返しができなくなる。それが不安で、今すぐテーブルを離れて、彼の元から逃げ帰る言い訳を必死になって探していた。でも、どんな言い訳を言っても、彼は聞いてくれないだろうし、すべて、反論されるだろうと思った」 とミセス・グラフは座り直し、脚を組んだ。


[2014/09/26] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (24) 

「その時点で、お前は兄に恋愛感情を持っていたのか?」

「いいえ。さっき言ったように、私はソング・ビキニを着ていたから、ただ恥ずかしかっただけ。恥ずかしくて、立ち上がることもできなかったわ」 とミセス・グラフはレストランの中を見回した。

「……1時間くらい、ふたりで座っておしゃべりをしていた。そのうち、彼は友だちと会う約束があるので行かなくちゃと言ったの。でも、夜にプールサイドでお酒でもどうかと私を誘ったわ」 と彼女は俺の手を握り、俺の目を見つめた。

「で、行ったのか?」 俺たちのテーブルのそばを客たちが通り過ぎ、俺は小さな声で訊いた。

「行きたくなかったわ。夫は体調が悪くて、私はそばにいてお世話をしてあげたかったから。でもジェイコブはとてもしつこくて、うるさいくらいに何度も誘うので、しかたなく、日が沈んだ後、プールサイドのバーで会う約束をしたの。一緒に泳げるよう、ビキニを着てくるように言ってたわ」 とミセス・グラフは目の前のコーヒーカップを見つめながら、小さな声で言った。

「ビキニを着て行ったのか?」

「夫はお腹の調子が悪かったし、私も夫のそばにいたかったんだけど、夫は出かけて楽しんできなさいと言ったの。私は行くべきではないと知ってたけど、あなたのお兄さんと会うことに、どこかワクワクしていたところがあったのも本当……。そして日が沈んで、暗くなった頃には主人はすでに眠っていたわ。私は着替えをして、家から持ってきたワンピースの水着を着ることにしたの。でも、着替えた後、鏡を見て、ちょっと何か感じたのよ……」 とミセス・グラフは襟元を指で擦りながら、小さな声で言った。

「じゃあ、ワンピースの水着にしたわけか?」 俺は、微笑みながら、うつむいてコーヒーカップを見つめるミセス・グラフに訊いた。

ミセス・グラフは頭を左右に振った。涙がひとしずく目からこぼれ、頬を伝い流れ、テーブルに落ちた。もう一方の目からも涙がこぼれるのを見て、俺はナプキンを取って彼女の頬を拭った。そして手を握って、溜息をついた。

「構わないんだよ」 とぎゅっと手を握り、優しく言った。

「鏡を見ながら、どうしてああ思ったのか、自分でも分からないの。あの時、まるで、自分が自分でなくなったみたい。ワンピースを脱いで、ソングのビキニを取ったわ。細いストライプでハイレグのソング。それからトップもつけた。胸が大きく盛り上がって見えた。それをつけたら、鏡の中、私の目の前で、自分の乳首がどんどん固くなっていくのが見えたの。興奮してからだが震えていた」 と、小さな、単調な声で言う。

「俺の兄と会うのを思って、興奮していたということか?」 とコーヒーを啜り、訊いた。

「ええ。どうしてかは分からない。夫が1メートルも離れていないところに寝ているというのに。まるで、何かに取り憑かれた感じだった。クローゼットに行って、白いブラウスを着たけど、ボタンは締めなかった。足元に眼を落して、セクシーなハイヒールのサンダルを見ながら、刻一刻と自分が興奮してくるのを感じていたの。そのサンダルに足を入れた瞬間、あそこがじゅんと濡れるのを感じた。鏡の前に行って、自分を見たら、脚の間に湿ったところができてるのを見たわ。香水を手にした時も、心臓がドキドキしていた。あんなにドキドキしたのは、記憶になかったわ。香水を乳房にスプレーして、ドアに向かったの」 と彼女は大きく溜息をついた。


[2014/09/18] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (23) 

俺はミセス・グラフの目を見つめながら、ただ微笑んだ。そして手を伸ばし、彼女の手を握った。ふたりの指が絡まり合う。

「ジェイコブはどこまで話したの?」 とミセス・グラフは俺の手を握り返しながら訊いた。

俺は咳払いをし、何を言うか考えた。俺の兄がミセス・グラフとどんなふうにセックスしたか、俺は知っている。だが、その艶めかしい話しのすべてを、直接、ミセス・グラフの口から聞きたいと思っていた。

「まあ、どんなことが起きたかは訊いてるけど、お前から話しを聞きたいな」 と俺は微笑んで彼女の指を揉んだ。

ミセス・グラフは大きく溜息をつき、辺りを見回した。ちょうどその時、ウェイトレスがパイを持ってやってきて、テーブルにそれを置いた。

「他にご注文は?」

「いいえ、今はこれで結構よ」

そんなやりとりをし、ミセス・グラフはウェイトレスが立ち去るまで待ち、その後、話し始めた。

「去年の夏、夫とふたりでカリフォルニアに休暇に出たの。天気は素敵で、暖かだったし、空には雲一つ浮かんでなかったわ。私たちは、ビーチにすぐ前の、海岸沿いのホテルに泊まっていた」

と彼女はパンプキンパイをひとかじりした。彼女がパイを飲み込むまで、しばらく間が空いた。俺もひとくち食べ、コーヒーで飲み下し、話しの続きを待った。

「あなたのお兄さんと出会ったのは、そこに行って3日目だったわ。彼が軍に入ることは知っていた。でも、軍に入る前に休暇を取る予定だったことは知らなかったの…」 と彼女はコーヒーをひとくち啜った。

「夫とプールに行って、泳いだりプールサイドでくつろいでいたのだけど、急に夫が具合が悪くなって、部屋に戻ったの。私もついて行って看病しようと思ったのだけど、夫はプールで楽しんでいなさいと言ってきかなかった」

「そこで兄に会ったんだね?」

ミセス・グラフはゆっくりと頷き、またパイをひとくち食べた。ウェイトレスが戻ってきて、様子を伺い、また立ち去った。

「私はただ自分のことだけ考えて、プールの端で日光浴をしていたわ。その時、ジェイコブが私のことを見たの。とても恥ずかしかったわ。私はソングのビキニを着ていて、そんな格好でいるところを受け持ちの生徒に見られたことがなかったから」 とミセス・グラフは顔をすこし赤らめた。

「兄はそこでお前に言い寄ったのかな?」 と俺はコーヒーを啜った。

「いいえ。彼は完全に紳士的に振舞っていたわ」 と俺のセックス・スレイブは俺の目を覗きこみ、指を握った。

「彼は私の隣の椅子に座り、ふたりでおしゃべりをした。私たちがまったく同じ時期に、まったく同じリゾート地で休暇を取ってるなんて驚きだと、ふたりともビックリしてた。ジェイコブは、他のところに行こうかと思ったけど、やっぱりカリフォルニアを見たかったからと言っていたわ」

ミセス・グラフはうつむき、テーブルを見ながら優しく微笑んだ。


[2014/07/08] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (22) 


角を曲がり、前方にシー・サイド・ダイナーが見えた。そのレストランから3軒ほど店を挟んではなれたところに駐車スペースを見つけ、そこに車を止めた。車のエンジンを切り、車の中に座ったまま、しばらく待った。

後ろを向いて車内の後部を眺めた。荷物を乗せる広いスペースがある。そこの床に毛足の長いカーペットを敷きつめたらどうだろうと想像し、にんまりした。そこにブラッドの母親を寝かせ、両手、両脚に拘束具を嵌め、大股広げの格好にさせる。そうして客を呼び込んで、ステファニを犯させる。そんな光景が見えてくるようだ。

俺は前に向き直って、バンからひょいと降りた。ドアを締め、レストランに向かった。入口の取っ手を掴み、大きなガラスドアを開けた。中に入るとすぐに、ミセス・グラフの姿を見つけた。

俺が歩いていくと、ミセス・グラフはにっこり笑って手を振った。絹のようなブロンド髪をポニーテイルにまとめてテーブルに座っている。服装は、上はピンクの長袖のTシャツで、俺が買ってやった黒い革製のカラーを首に巻いていた。俺は彼女と向かい合って座り、その美しい緑色の瞳を覗きこんだ。

「今晩は、ご主人様」

ミセス・グラフは小さな声でそう言い、指でコーヒーを軽く混ぜ、その指を口に持っていって、指からコーヒーを吸った。

「奴隷のエリザベス、今晩は」 と俺は視線を彼女の瞳から首の革の首輪へと移した。

「ご主人様の前では、この首輪をつけるようにご命令なさると思って…」 と彼女は小さな声で言い、コーヒーカップを口元に運んだ。

「その通りだ」 と、割と可愛いウェイトレスが俺にコーヒーを出し、俺たちの前にメニューを置くのを見ながら言った。

俺たちはウェイトレスが立ち去るまで何も言わずにいた。俺はミセス・グラフの胸に視線を向け、バーベル型乳首ピアス(参考)をつけてるか探した。

ミセス・グラフは俺の視線に気づき、優しく微笑んだ。俺は引き続き彼女の胸を見て探していたが、ミセス・グラフが俺の視線のために乳首を勃起させ始めているのは見てとれた。

「ご主人様、心配はいりません。ちゃんとつけています」 と誘惑的にウインクし、微笑んだ。

「ちゃんとつけているか、どうすれば俺に分かる?」 と再び視線を彼女の愛らしい目から胸へと動かした。

「私の言葉を信じてくれさえすれば…」 とミセス・グラフは微笑み、そして、自分の胸元へ視線を落とした。

俺はちょっと黙った。確かに信じているが、同時に、100%確かだと言える必要もあった。俺はゆっくりと顔を上げ、彼女の顔を見た。すると彼女も顔を上げた。

「俺に見せろ」 と顔を前に突き出し、鋭い目で彼女の目を睨み、毅然として言った。

ミセス・グラフは目を大きく広げ、ショックを受けたような表情をした。呼吸が荒くなり、胸が大きく波打っている。乳首はさらに固くなっているのが見えた。

「いま、ここで?」 と彼女は周囲を見回した。

「そうだ。いま、ここでだ」 と彼女の目を見つめながら言った。

ミセス・グラフは誰も見てないか確かめるようと、辺りを見回した。ドキドキしてるのがわかる。両手をテーブルから自分の膝に降ろし、もう一度、辺りを見ましてからゆっくりとシャツの裾を捲り始めた。

「はい、ご主人様」 とシャツをブラの上まで捲り上げていく。

シャツの下から白いブラジャーのカップが見えてきた。大きな乳房をゆったりと包み込むカップ。彼女はまたも、もう一度、あたりを見回した後、両手の指をカップの下に差し込み、ブラを持ち上げた。大きな乳首とゴールドのバーベル型ピアスが顔を出した。

ゴールドの芯棒と両端を押さえるブラック・ダイヤ。乳首がコリコリに固くなってるのが見えた。俺は頭を縦に振り、承認したことを知らせた。ミセス・グラフはブラの白いカップを降ろし、胸を隠した。それからシャツの裾も降ろし、整え、真っ赤な顔をして俺の目を覗きこんだ。

「俺だったと知って驚いたか?」 俺はメニューを見ながらミセス・グラフに尋ねた。

「最初は。…でも、今は驚いていないわ」

「ご注文を聞いてよろしいでしょうか?」 愛らしい茶髪のウェイトレスが、パッドとボールペンを手に、ミセス・グラフに訊いた。

「パンプキンパイをいただくわ」 とミセス・グラフはメニューをウェイトレスに返しながら答えた。

「お客様は?」 とウェイトレスは俺の方を向いて訊いた。

可愛いウェイトレスだったので、お前をいただこうと注文したかったが、トラブルを起こすのも面倒なので、メニューを渡しながら「チェリーパイ」と答え、ミセス・グラフにウインクをして微笑みかけた。

「はい、承知しました」 とウェイトレスはカウンターの先に戻っていった。

「ひょっとして、あなたかもと思ったけど、確信が持てなかったの」 とミセス・グラフはコーヒーを啜りながら言った。

「…ジェイコブはあなたのお兄さんだから、ひょっとして去年の夏に起きた出来事について彼があなたに何か言ったかもしれないと思うべきだったわ」 とミセス・グラフは不安げに俺の目を見つめつつ、話した。


[2014/04/10] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (21) 

行為が終わり、俺たちは服や髪を整えた。俺はポケットに手を突っ込み、中からゲスト用の入場パスを取り、ステファニに出した。ステファニは顔を下げ、そのカードを不思議そうに見た後、受け取った。

「これ何?」 と彼女はカードを読みながら訊いた。

「明日の夜12時に、その住所のところに来るんだ。お前に買ってやったあの薄地の青いドレスを着てこい。それに黒いストッキングとガーターを着て、俺が買ってやった黒いハイヒールを履いてくること。ブラジャーもパンティもつけてくるな。この指示に従わなかったら、厳しいお仕置きをするからそのつもりでな」

そう言い、ステファニが愛人のペニスを咥えている写真を出した。

ステファニは視線を入場パスから写真に向け、ハッと息を飲んだ。しばらく写真を見つめた後、顔をあげ、俺を見た。

「お願い、ジャスティン。何でもするから、その写真をこの家に置いていくのはやめて」 ステファニはそう言って、入場パスを自分のポケットに入れた。

俺はニヤリと笑いながら、向きを変え、キッチンを出て、小部屋へと歩いた。すでに6時10分だ。あと20分でシーサイド・ダイナーに行かなければいけない。俺は小部屋の入り口に立ち、壁に寄り掛かってちょっと様子を見た。後ろでドアが閉まる音が聞こえた。多分、ステファニは身体をきれいにするためトイレに入ったのだろう。

「ブラッド? 俺、もう帰るよ」 とブラッドに声をかけた。ブラッドはソファから跳ねるようにして立ち上がった。

「美味しい夕食、ありがとうございました」 とブラッドの父親も立ち、俺に握手を求めて手を出すのを見ながら言った。

「ジャスティン、君はいつでも歓迎だ。家の家族の一員のようなものだからな」 とブラッドの父親は握手をしながら言った。

握手した手を離しながら、もし、ブラッドの父親が、いま握手した手が、ついさっき彼の妻の頭をペニスにゆっくりと導いたのと同じ手だと知ったら、どんな反応をするだろうなと思った。この手が彼の妻のブロンド髪を握り、俺のスペルマを飲みこませた手だと知ったら、どうするだろう? それに、俺の手が今も彼の妻の膣に仕込んであるバイブを操作していると知ったら? 俺はニヤニヤしながら玄関へ向かい、外のポーチに出た。

「いつかまた、一緒につるんで、何かしようぜ」 とブラッドは俺を車まで送りながら言った。

「ああ、しばらく遊んでなかったからな」と俺は車のドアを開け、乗り込んだ。

キーを差し込み、エンジンをかけた。ギアをバックに入れたが、まだ動かないようブレーキを踏んだ。

「電話をくれ」 とブレーキペダルを踏む力を緩め、ゆっくりとバックを始めた。

「そうするよ」 とブラッドはゆっくり走り去る俺に声をかけた。

俺はすぐに先にミセス・グラフに指示しておいた落ち合う場所に向かった。車を走らせながら、いまポケットにステファニからせしめた200ドルが入ってることを思い出していた。これがあれば俺のバンの後部座席をいろいろ改造することができるだろう。


[2014/04/02] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)