再び、隣のカップルに目を向けたが、その時には、二人は行為をやめていて、全裸のまま、ただ座ってる状態だった。ただ、男の方はまだ終わってないのだろう、ちんぽが突っ立ったままだった。
ステージに目を向けると、完全に両手両足を拘束されたままの女を、二人の男がやりたい放題に犯しまくっていた。女はまったくなされるがままだ。
俺はズボンに手をやって股間の位置を調節した。ここにいると、ますます、ズボンの中が居心地悪くなってくる。
「そこのところ、ちょっと困ったことになってるようね」 茶髪の美女が俺に声をかけてきた。
俺は照れ笑いしながら、その美女を見た。さっき俺の隣を通り過ぎて行った女だと気づいた。
「そんなに恥ずかしがらなくていいのよ」 と彼女は、俺の隣の椅子を引き、腰をおろした。セクシーな脚を見せびらかすようにして脚を組んだ。
「昨日の夜、あなたとケイトのショーを見たわ」 と彼女は飲み物を一口すすった。
「ひどいもんだっただろ?」 俺はちょっとうつむきながら訊いた。
「とても良かったわよ」 と脚を上下に振りながら言う。そして手を差し出して続けた。「…訊かないなら、言わない方がいいのかしら?… それとも? …私の名前はマンディ」と、柔らかくセクシーで、マニキュアを塗った手で俺の手を握った。
「俺はジャスティン」
握手をしながら、俺は、目の前で揺れる86センチBカップの胸から目を離せなかった。
「君は、ここに来るには若すぎるように見えるけど…」 と俺は彼女のこげ茶の瞳を覗き込んだ。
「うふふ…」 とマンディは笑い、もう一口飲み物をすすり、テーブルにグラスを置いた。
「ケイトとすっかり同じことを言うのね… 去年、ここに入会した時、私が18歳になってると言ってもケイトは信じてくれなかったのよ… 一度、家に戻って身分証明書を取ってこらされたの。未成年でないのをのを証明するために」
「じゃあ、今は19歳なんだ」
「そう」 とマンディはもう一度、飲み物を口にした。
マンディがグラスをテーブルに置こうと前かがみになった時、彼女の足が俺の脚に触れ、撫でた。
「今夜は、あなたにとって、このクラブの初めての夜になるのね?」 と彼女は手を俺の太ももに置いた。
マニキュアを塗った指でさわさわと脚を触れられ、俺は心臓が爆発しそうになった。
「そう… 今夜は、どんな感じで進むのか見に来ただけなんだが」 と、俺はこの可愛い美女の前、できるだけ冷静さを保とうとしながら答えた。
「見回して御覧よ。こんな感じで進むの… 」 とマンディは手を差し出して、客全体を示すように、ゆっくりと回して見せた。
「…誰も、ここでは、何の遠慮もしてないわ… 気分が乗ったら、ぶらりとやってきて、ちょっと楽しめばいいのよ」 と彼女は、また一口すすった。
音楽は、いまや低音のベースが基調になっていて、部屋全体が振動している感じになっていた。