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誰とやったか知ってるぜ 第5章 (8) 


その時、クラブにふた組のカップルが入ってきて、俺とマンディは、そちらに目を向けた。女たちは、どちらも、ジーンズとTシャツという格好で、大きなバッグを抱えてトイレに入って行った。

「ああいう服装の女たちをここで見るとは思わなかったよ」と俺は飲み物を啜った。

「いいえ、賭けてもいいわよ、トイレから出てくるときは違ってるから。たいていの女たちは、服を持ってここに入ってきて、トイレで着替えるの。旦那さんに隠れてここに来る女たちは、たいてい、そうするわ」 とマンディは手を伸ばして俺の腕をつかんだ。 「ねえ、あなたのテーブルに戻りましょう」 と歩きだす。

無数の身体を絡ませ合う男女の間をかいくぐるようにして進み、ようやく、もとのテーブルに戻った。ステージには新しいカップルが出ていた。黒人の男と白人の女だ。女は目隠しをされ、両手首を手錠で拘束されて、頭上に引っ張りあげられている。女は実にセクシーなハイヒールを履いていた。マンディと俺は、腰を下ろすのを忘れるほど、ステージのショーに目を奪われていた。

俺はマンディの耳元に口を近づけ、囁いた。

「マンディは、どんなテストをされたの?」

マンディはステージのカップルを見続けたまま、ちょっと頭を傾けるようにして答えた。「あなたと同じよ」

「ケイトとしたということ?」 驚いた声を出してたと思う。

マンディは軽くうなづくだけで、ステージの二人を見つめたままだった。ほんの少し俺の前に身体を寄せてくる。

突然、何かが俺を触ってくるのを感じた。マンディは俺の真ん前に移動し、手を後ろにしていた。彼女はステージを見続けたまま、俺のズボンの盛り上がりに手をあてたのだった。

ズボンの上のボタンを探り、そこを外してくる。巧みな指使いでジッパーが降ろされていく。俺は心臓がドキドキしてくるのを感じた。

かすかに手が震えていたが、俺はマンディの肩に両手を乗せた。生肌の肩だ。その間もマンディは俺のズボンを降ろしにかかってる。彼女は、膝を曲げて、しゃがみ込んでいったが、同時に俺のズボンも引き下げられ、膝のところまで来ていた。

ズボンを下げるとマンディは再び立ちあがった。彼女が立ち上がるのに合わせて、俺も何気なさを装いながら彼女の肩に掛る肩紐を外した。マンディは、それを予想していなかったのか、まあっと小さく声を上げた。彼女は肩をすぼめ、両腕を細い黒の肩紐の中から引き抜いた。ドレスが腰までするりと落ちた。成熟した張りのあるおっぱいが姿を見せた。

俺は、震える指先をとがらせ、彼女の背筋をさっとなぞりながら下に降ろした。マンディはぞくっとしたのか軽く震えた。俺は顔を近づけ囁いた。

「本当に18歳なのかい?」

マンディは俺に身体を寄せ、首を後ろにひねり、俺の唇に唇を強く押し付けた。すでに色欲に狂った目つきをしている。

「前にも言ったけど、私は19歳。でも、今夜はどうとでも好きに想像してくれていいわ」

俺はゆっくりと両手を彼女の脇の下に差し込み、腹部を触った。へそにリングをつけているのを知った。それから両手を徐々に上へ這わせた。両手の親指が胸の丘のふもとに触れる。

マンディは両手を前にもっていき、俺の手の上に重ねた。ゆっくりと俺の手を導き、胸を触らせた。乳首はすでにこりこりと固くなっていたが、俺の手のひらに包まれ、ますます固さを増しているようだ。マンディは、また頭を後ろに向け、俺に熱っぽくキスをした。



[2010/02/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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