足にまとわりついていたパンティがようやく離れると、トリキシーは私の胸にキスをしながら、私をベッドの方へ押した。そして私の膝の後ろにベッドが触れたのを見て、私を軽く押した。それを受けて私はベッドに仰向けに倒れこんだ。トリキシーはすぐに私に覆いかぶさってきて、唇にキスをした。
二分くらいキスをしたと思う。その後、トリキシーは徐々に私の身体を下方へと移動し始めた。もう一度、ほんの短い時間だったけど、私の胸を舐めたり吸ったりし、それからお腹へと動いた。その時点になってトリキシーは身体の向きを変え、私たちは69の体位に変わった。
目の前にトリキシーのクリトリスが来た。私はすぐにそれを握った。カメラが近くに寄ってきたのに気づいたけど、それにはあまり気を払わず、舌を伸ばして、彼女のスポンジっぽい亀頭を舐めた。とたんに足の方からトリキシーの喘ぎ声が聞こえた。彼女は私のクリトリスの頭を舐めている。
亀頭を舐めた後、口の中に入れたけど、トリキシーは私ほど固くなっていないのに気がついた。息を吹き返す兆候があるのは確かなんだけど、まだ、どこか柔らかいままだった。だけど、唇で挟むようにして肉茎を上下になぞり続けていたら、だんだん固くなってくるのが分かった。二分くらいそうしていたと思う。やがてトリキシーのクリトリスも勃起し、準備万端になった。
一方のトリキシーには、そういう問題はなかった。私のはずっと前から勃起し続けていたし、プレカムも垂らしていたほどだから。それでも彼女は、私と同じくらい激しくフェラチオを続けてくれた。
トリキシーのクリトリスが完全に勃起し、肉茎が興奮で脈動するほどになると、彼女は私のクリトリスを口から出した。
「うつ伏せになって… あなたのおまんこを舐めてあげるから…」
私は、もう少しで彼女の口に出せそうになっていたので、途中でやめるのがちょっと不満だった。だけど、それこそが彼女がフェラチオをやめた理由だった。早すぎるオーガズムを避けるためだったのだ。
言われたとおりに、うつ伏せになった。するとトリキシーは、広げた私の脚の間に移動してきた。彼女は、私のお尻の頬を手で挟んで、左右の頬に優しくキスをした後、割れ目を広げて、あそこを舐めはじめた。彼女の舌先が柔らかい星印のアヌスに触れるたび、私は、ああん、ああんと声を漏らした。
トリキシーの舌が穴の中に入ってくる。その後は、もうずっと声をあげっぱなしになっていた。トリキシーは、文字通り、私のあそこを御馳走のように思ってはむはむと食べ続け、同時に舌で穴を突き続けてくれた。本当に、長い時間。
どのくらい舌で犯されていたか分からない。でも、やがて、それを続けられてることが我慢できなくなって、私は後ろを振り返って、おねだりした。
「ああ、お願い… 私を犯して… 中に入ってきてほしいの、すごく… 私の中をいっぱいにして…」
私はすでに四つん這いになっていた。トリキシーも膝立ちになった。そして、すぐに彼女の固いクリトリスが私の穴に入ってくるのを感じた。
全然、痛みはなかった。でも、挿入されたときに私の唇から漏れた腹の底から出すようなうめき声を聞くと、楽に受け入れたようには感じないかもしれない。でも、その声は、純粋な喜びからくるうめき声だった。その喜びに私は全身を飲み込まれたような気持だった。
トリキシーは、いったん挿入をすると、早速、激しい出し入れを開始した。私も彼女のリズムに合わせてお尻を突き返した。トリキシーは、まるで何かの使命を帯びてるように激しく私のお尻に打ち込みを続けた。その激しさが嬉しくて、気持ちいい。
心のどこかで、いま自分は撮影されているんだという意識があったけれど、でも、それは本当にかすかな意識にすぎなかった。アップで撮るために、カメラが私の顔のすぐそばまで寄ってきた時ですら、ほとんどカメラがあるという意識がなかった。それほどセックスに没頭していたので、部屋の中に他の人が10人もいるのが気にならなかった。
後で、このシーンをビルのコンピュータで見たけど、その時まで、私は自分がどんなにうるさいほど声をあげていたか知らなかった。トリキシーが私の裏門にクリトリスを打ち込むたび、私は、まるでいじめを受けている幼い女の子のような声で泣き続け、トリキシーは低い唸り声をあげていた。
カメラは、トリキシーのクリトリスが私の中から出てくるたびに、私のあそこの筋肉がきゅっきゅっと絞る動きをしているところを見事にとらえていた。トリキシーが引き抜くたびに括約筋が外につられてめくれ出てきていた。
でも、撮影されていた時点では、こういうことは全然知らなかったし、そもそも、気にしていなかった。トリキシーのクリトリスが私に出たり入ったりを続けている様子、それだけが頭を支配していた。前立腺が彼女の亀頭に擦られている… その気持ちよさ… 目の前にキラキラ火花が散っている… 私に打ち込むたびに彼女の太ももが私のお尻を叩いてる… お尻を叩かれるのが気持ちいい… 彼女の長くて固いクリトリスが私を何度も、何度も貫いている…
どのくらいトリキシーがこの体位で私を犯していたのか、私には分からない。編集された後のビデオでは、このシーンは10分ほど続いてた。でも、もちろん、実際にはもっと長い時間だった。だけど、そういうのは全然気にならない。トリキシーとのセックス自体が気持ち良かったから。
またオーガズムが近づいてきて、全身を満たしそうと思った時だった。トリキシーはいったん私から抜けて、私のお尻をぴしゃりと平手打ちした。
「仰向けになるのよ、淫乱娘! お前の可愛い顔を見ながら、犯してやりたくなったから!」
私は彼女が抜けてしまったのががっかりで不満の声を上げたものの、従順に仰向けになった。トリキシーはすぐに私の中に戻ってきた。レース飾りがついたアンクル・ソックスを履いたままの私の足を頭の近くに抱え上げている。
トリキシーは私に覆いかぶさり、唇に強くキスをした後、耳元で囁いた。
「私、もうすぐいきそうなの。だけど、あなたが先にいってね」
トリキシーが何をしてほしいと思っているか、疑念はなかった。彼女の打ち込みを受けながら、素早く自分でクリトリスを握って、しごき始めた。ほんの数回しごいただけで、すぐにオーガズムの淵まで達した。
どうしてあんなふうに叫ぼうと思ったのか、今は自分でも分からないけど、オーガズムに達しそうになったとき、思わず叫んでいた。
「ああ、いい! いきそう! いく、いく、いくぅぅぅ!」
次の瞬間、クリトリスからどっとジュースが噴き出して自分の体に降りかかった。
トリキシーもすぐに私の中からクリトリスを抜いて、私の顔の近くに持ってきた。何回かしごいた後、とても女の子とは思えない唸り声をあげた。そして、びゅっびゅっと熱い体液を私の顔に振りかけた。私は口をあけて、いくらか受けとめようとした。でも、大半は頬や髪の毛におちてしまった。
トリキシーは射精が終わると、私の隣に寄り添うようにして横になり、私にキスをした。それから私の顔についてる白濁を舐め取り、それをキスの形で私に食べさせてくれた。
すっかり顔をきれいにしてもらった後、二人はもう一度、ねっとりとキスをした。その時、マークが「カット!」と叫ぶ声が聞こえた。