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ポルノ・クイーンの誕生1(10) 

トレーシーは僕の手を取って、ドレッシング・ルームに引っ張っていった。

「この部屋は、いつもきれいに整頓しておくこと。そこはちゃんと頭に入れて置くように。床に何か落ちていたら、拾って洗濯物入れに入れること。マークの衣類は左側で、私のは右側。下着といくつかのジーンズは除いて、他は全部、ドライクリーニングに出すこと。私のランジェリーは全部、あなたが手洗いしてちょうだい。マークの下着は洗濯機で洗ってもいいわ」

次に彼女はバスルームへ連れて行った。洗面台のところに行き、プラスティック製のバッグを取り出した。そのバッグの下から長いチューブが出ており、その先端には細長いノズルがついていた。それは浣腸の道具だとは知っていたが、どうしてトレーシーがそれを出したのか、分からなかった。

トレーシーは、そのバッグに水を入れながら、話した。

「毎朝、私は自分でエネマをするの。最初は、マークが私を後ろの方で愛したいと思ったときのために、そこを清潔にしておくためだったわ。でも、じきに、それが健康のためにもいいし、体重をキープするにも非常に良いと分かったの。今は毎日してるし、それをしないと、自分の体が清潔でないような気持ちになるの。あなたもやってみるべきね」

バッグに水を1リットルくらい入れた後、彼女は洗浄剤を数滴垂らした。そして、僕の見ている前で、彼女は20センチほどの長さのノズルを手にし、その全体に潤滑液を塗った後、肛門に挿入していった。

あの細長いチューブが彼女のアヌスに入っていくのを見ているだけでも、痛そうに思えるのだが、彼女の顔に浮かんでいる表情は、そのような表情ではなかった。2センチくらいずつ徐々に入っていくのだが、それに連れて、トレーシーは至福そのものの表情を浮かべるのだった。彼女が、20センチのノズルを全部、中に入れられたことにも驚いたが、実に容易く入れられたことにも驚いた。

彼女は、ノズルが肛門に収まったのを確めると、チューブについているバルブを回した。洗浄液が彼女の中に流れ込んでいく。その液が流れ込んでいくのにあわせて、かすかな喘ぎ声が彼女の唇から漏れた。同時に、トレーシーは右手で恥丘を押えた。彼女の指がクリトリスをいじり始める。

トレーシーはクリトリスをいじりながら、僕の顔を見た。うっとりとして靄がかかった目をして言う。

「ほんと、一日のうちで一番素敵な時間が、これをする時。まあ、マークがここにいないときでは、って話だけど」

彼女が、浣腸をすることを、こんな風にエロティックに捉え、しかも楽しんでいることに僕は驚いた。それに、僕の目の前で自慰をし始めたことにもショックを受けた。淫らな行為を見せ付けられ、僕は恥ずかしくてたまらなかったが、彼女の方はまったく気にしていないように見えた。

トレーシーがオルガスムに達する前に、バッグの中は空になってしまった。彼女はバッグを持って、便器があるところに行き、腰を降ろした。前のめりになり、ノズルを引き抜いている。彼女は空になったバッグを僕に渡し、洗浄液を入れなおすように言った。

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