「ママ? ちょっとお話があるの… いま、いい?」
「もちろんよ、どうしたの?」 落ち着いた声で言ったけど、心の中ではハラハラしていた。
「ちょっとね… 学校でのことなんだけど…… 学校の男子に言われたことがあって、気になってるの…」
娘はキッチンテーブルにお尻をのせる形でわたしの隣に座った。ゆるめのショートパンツを履いて、上はTシャツの格好。娘は家ではいつもこういう格好でいる。でも、今日はショートパンツが普段より短めのような気がした。長い脚があらわになっていて、わたしも思わず見てしまう… ちょっと、雰囲気が違うわよ、クリスティ…
「男子がわたしのお尻についてからかうの… その… お尻が大きいって…」 小さな声で恥ずかしそうに言った。
なんですって? クリスティの? 全然…… 全然、お尻は大きくはないわよ… 完璧な大きさじゃないの!…
わたしは、隣に座ってる娘のお尻を見ようとした。だけど、もちろん、この位置からだと何も見えない。
「クリスティ、大丈夫。あなたのお尻は完璧よ。そんな嫌な男子が言うことなんか気にしなくていいのよ」
そうは言ったけど、娘はまだ納得していないみたい。
「ママ? 本当に大きくないと思ってる? わたし本当に気になってるの… ねえ、正直に言って?」
娘はテーブルからぴょんと飛び降り、わたしにお尻を向けて立った。肩越しに振り返ってわたしを見た。
あらまあ! ほんとに素敵なお尻をしてるわ! 何も言わずに娘のショートパンツのお尻を見ていた。そうしたら、急に、ちょっとイヤラシイ気持が湧いてきた。…もっと見たいわ…
クリスティは、そんなわたしの気持を察したのか、パンツの左右の裾のところを握って、腰までめくり上げた。伸縮する生地なので、お尻の割れ目に食い込んで、若々しいお尻の頬肉と腰の丸みがあらわになった。
え? 何? 娘は何をしているの? 急に口の中によだれがでてきて、思わず、生唾を飲んだ。目は娘のお尻に釘づけになっていたけど、なにか娘が笑ったように見えた。
ああ…、どうして? どうしてクリスティは笑ってるの? …わたしが、ほとんど裸同然のお尻を見ているから? でも、どうしてわたしはこんなふうにまじまじと見ているの?
「ねえ、ママ? どう思う? わたしのお尻、やっぱり大きいのかしら?」 娘は無邪気に訊いてる。
また生唾を飲み込んで、答えた。
「いえ、全然…… ほ、ほんとに完璧よ、クリスティ」 と機械的に応答していた。
顔をあげて娘の顔を見たら、ちょっとニヤリと笑ってる顔をしていた。でも、何か他の表情も浮かんでた… 何か目の表情が違う… 興奮? すべきじゃないことをしているときのワクワクした気持ち? 確かに、そういう表情をしている。
唇を舌で濡らしてから、また娘のお尻に目を落とした。娘ったら、さらにパンツを引き上げているじゃないの。脚の間のあそこの形が見えてる。パンツの生地が薄地だし、きつく引き上げてるのではっきり浮き出て見えてるわ。
…左右にぷっくりとお肉が盛り上がっていて、その真ん中にスジになって割れ目が見える… とても均整がとれてて、素敵だわ…
そんなにじろじろ見続けるのは良くないと分かっていたけど、どうしても目が離せない。…それにあそこも濡れてきてる…。自分の娘を見て濡れちゃうなんて… 変な感じ…
もう充分と思ったのか、クリスティはパンツを元に戻して、向き直り、わたしにちかづいてきた。体をかがめ、不自然なほど顔をわたしに近づけた。
「ありがと、ママ」 と言って、軽くわたしの唇にキスをした。何気ないキス。
ああ、さっき息子のおちんちんをおしゃぶりした味が残ってるかもしれない! わたしはキスされながら、目をまんまるに開けて、娘の瞳を覗きこんでいた。娘に気づかれた? …でも、よく分からない。
娘はキスを終えると、体を起こし、そのまま自分の部屋に戻ろうと階段の方へ歩いていった。後ろ姿の娘… わたしは、左右に揺れる娘のお尻を目で追っていた。
娘が階段を上がっていくのと入れ違いに、息子が降りてきた。
「ママ… 行こうよ… 僕、もう我慢できないんだ… どこか外に行こう?」 切実そうに頼んでくる。
ああ、もう頭が変になりそう… 自分の息子と娘に、振り回されてる… わたしは一体どうなってしまったの?
息子が何を求めてるのか、はっきり分かってた。息子はわたしを抱きたがってる。わたしにおちんちんをおしゃぶりして欲しがってる。…でも、クリスティがいるので、それはここでは無理… だから…
朝からの出来事で、わたしはすっかりエッチな気持ちになっていた。普通だったら、そんな息子の求めは絶対にきけないのだけど…
自分でも知らないうちに、息子にうんと頭を縦に振っていた。「…あと1時間くらいしたら」 と答えてた。
二階に上がり、クリスティの部屋の前に行って、声をかけた。
「ママは、トミーと映画でも見に行こうと思ってるの。よかったらクリスティも来る?」
「いや、よすわ。わたしもビデオで見たい映画があるの。だから、家にいるわ」とクリスティは返事した。