テッドはスツールを引いて、グラフ先生を座らせた。先生は、キュートな可愛いお尻をその椅子へ降ろしながら、天井に目を向け、ぶら下がっている鎖や拘束具を見た。それから、回りですでにセックスをしている無数の人々を見まわし、最後にステージに注意を向けた。
ウェイトレスが飲み物を手渡したが、そのグラスをテーブルに置くまでに、先生は半分近く飲んでしまっていた。それほど、興奮して喉が渇いているわけだ。
俺は立ち上がり、注意深く、別の見物場所に移動した。先生は明らかにこの環境で興奮している。先生は、ずっとステージのカップルを見ているが、その間、片脚を上げて別の脚の上に乗せた。ステージのショーを見ながら、飲み物を啜り、上げた脚を軽く揺らしている。
ステージの男が女からペニスを引き抜き、女の顔に振りかけた。それを見て先生がピンク色の綺麗な唇を半開きにするのが見えた。多分、溜息を漏らしたのだろう。
ステージ上のカップルは、行為が終わり、持ち物を拾ってステージから降りた。そして先生の横を歩いて行った。先生は彼らが全裸のまま歩き去るのを、信じられないような顔で見ていた。その先生の横を、また別のカップルが通り、ステージに上がった。
そのカップルの男は、まず相手の女に目隠しをした。先生は、その様子をじっと見つめいている。次に男は、目隠しをした女のソング・パンティを降ろし、観客の方へ投げた。そのパンティが先生のセクシーな膝に着地して、驚いてしまった。先生は落ちてきた白いソングを拾い、テーブルの上、グラスの隣に置いた。
突然、先生は驚いた。先生の左で、二人の男が女を天井から下がってる鎖に拘束し始めたからだ。先生は、ステージの上での見世物と、すぐ横での見世物の両方を見続け、ますます興奮を募らせていた。ステージ上のカップルが疑似レイプ・シーンを演じはじめると、先生は小さなスツールの上、可愛いお尻をくねくねさせ始めた。
先生は俺がこのクラブにいることは知っているが、俺が誰かは知らない。いま先生は、左横で始まった3P行為に目を向けている。鎖に繋がれた女が前と後ろの両方から犯されているところだった。女が快楽によるうめき声を上げ始めると、先生はドレスの上から胸に手を当て、揉み始めた。
それから、またステージに目を向けた。ステージでは、女がベンチに覆いかぶさる姿勢で縛りつけられていた。男がベルトで女の尻を叩き、女はひっきりなしに悲鳴を上げていた。もちろん、その悲鳴は痛みからというより、期待感からの悲鳴だ。「私を犯して!」と叫んでいる。
グラフ先生は、すでに平静にはしていられなくなっているようで、俺が見てるとも知らず、スカートの中に手を入れ自分であそこを擦り始めた。隣のカップルを見に、後ろを振り返った時、先生の目が見えた。その目には明らかに淫欲の色が出ていた。
鎖に繋がれた女を犯している男たちが、先生の方に手を差し出して、一緒にしないかと誘った。先生は、とんでもないと言わんばかりに慌てて頭を横に振り、顔を背け、ステージに注意を集中させた。