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ジャッキー 第4章 (2) 

アンジーは、何分か僕のペニスをさすった後、急に僕をソファに押し倒し、ほとんど仰向けと変わらない姿勢にさせた。そして、僕のキルト・スカートをめくりあげ、顔を寄せて、僕の分身を舐めはじめた。

彼女は、すぐに口に咥えることはせず、舌をつかって亀頭を何度も舐め回した。まるでモップ掛けをしてるようだった。それから、僕の13センチの肉茎に沿って、なぞり上げたり、下ったりし、その次に睾丸を舐めはじめた。僕のペニスが彼女の唾液ですっかり濡れると、ようやく亀頭を口に含み、吸い始めた。

仰向けに近い姿勢を取っていたものの、頭をソファの手もたれに乗せていたので、アンジーがしてることをすべて見ることができた。僕の肉茎に沿って頭を何度も上下に振りながら、目はずっと僕を見ている。本当に、心から、この状態がもっと長続きしてくれたらと願っていたが、残念ながら、アンジーの口唇愛撫の巧みさが上回っていたし、僕自身、非常に興奮してしまっていた。

「ああ、アンジー! もう、イキそうだよ!」 何分も経たないうちに、オーガズムの感覚がせり上がってくるのを感じ、思わず叫んだ。

こういうふうに叫んだのは、警告の意味もあった。ひょっとしてアンジーは口に出されるのが嫌かもしれなかったからだ。だが、アンジーは全然気にしていないようだった。ますます口の動きを速め、ますます強く吸いつけてくる。

叫んでから1分も経たないうちに、僕は唸り声を上げ、ザーメンの一発目が彼女の口の中に噴射するのを感じた。それにアンジーが僕が出したのを飲み下すのも感じた。それから何発か連続して噴射し、そのいずれも、彼女にごくりごくりと飲み下された。

ようやく射精が終わると、アンジーは使い果たした僕の一物から離れ、這いあがってきた。頭を僕の胸に乗せて、休もうとしているようだった。僕は、ためらうことなく、彼女の顔を引き寄せ、口にキスをした。舌を彼女の口に入れると、ちょっと変わった味がした。すぐに、それは僕の射精の残りものの味だと気づいた。

キスを終えると、アンジーは僕に覆いかぶさったまま、僕を見降ろして言った。「ありがとう。あなたは、私のことを、何か気持ち悪いことをしたように扱わなかった数少ない男のひとりだわ」

「どういうこと? 気持ち悪いことって? 素晴らしかったよ」 

「口でしてあげたことがある男たちは、たいてい、自分のザーメンが毒みたいなもののように振舞うのよ。私が口をすすぐまで私にキスしようとしない。それって、すごくカチンと来るわ。そんなに気持ち悪いものと思ってるくせに、私が飲み下すのはいいなんて、どういうことなの? ってね」

「そうだね。僕は、君がアレをしてくれたら、いつでもキスをしてあげるつもりだよ。じゃあ、今度は、僕がお返しをしてあげるよ。いいだろ?」

アンジーはくすくす笑った。「もちろんいいわ。でも、続きは後。もうちょっと待ってて。夕食がそろそろできる頃だし、まだテーブルのセットもしていないから」と、立ち上がりながら言った。

「僕も手伝うよ」

立ち上がろうとすると、アンジーは僕を押して、ソファーに戻した。それから、めくれあがっていた僕のキルトスカートを元通りに直した。「いいえ。今回は、私があなたにお食事を用意するの。今はくつろいでいて。すぐに戻ってくるから」

アンジーはブラジャーとセーターを拾い上げたが、それを着ることはせず、部屋を出て行った。それから10分ほどして彼女は戻ってきた。彼女のキルトスカートとマッチした、エメラルド・グリーンの色のキャミソールを着ていた。ディナーの準備ができたわと言い、僕の手を取って立たせた。

ダイニング・ルームでキャンドルを灯しながら、食事をした。特に目を見張るような料理ではなかったけれど、美味しかった。準備すると言っても、あまり時間がなかったはず。

彼女は、食後のデザートとしてトルテ(参考)も用意していた。僕たちは、それを食べながら、今日一日のことを話し合ったり、ケルト祭りについて僕がどう思ったかを話したりした。お喋りの終わり近く、僕は、いったんキルトスカートを履いたら、そんなに変な気にもならなくなったと白状していた。少なくとも回りに同じような格好の男たちがいるなら、気にならないと。

食事が終わった後、僕は申し出た。「君が料理をしたんだから、僕が食器を洗うよ」

アンジーはちょっと考えていたが、結局、くすくす笑って答えた。「いいわ、させてあげる。でも、その理由は、私が後片付けが大嫌いだからだけなのよ」

アンジーは、食器を流しに運ぶのを手伝った後は、僕に仕事を任せ、リビングに戻って行った。後片付けをすると言っても、たいした仕事ではなかった。汚れたキャセロールの鍋に、皿が2枚とフォーク類、それにグラスないくつかである。皿洗い機があったが、すべて手で洗った。その方が速いし、経済的だから。

御影石でできたキッチンカウンターをタオルで拭いていたとき、アンジーが背後から擦り寄ってきて、両腕を差し込み、僕の腰に巻きつけた。そして僕の首に頬をすりすりさせながら囁いた。

「もうベッドに行ける?」

彼女に抱きつかれたまま、くるりと向き直ると、アンジーがすでに着替えていたのに気づいた。キルトとキャミソールから、赤いサテンのパジャマとローブの姿になっている。パジャマは上だけで、ズボンは履いていなかった。僕の視点からはよく分からないが、パンティは履いているかもしれない。ただ、ローブを羽織っているのでよく見えなかった。

「僕はまだ、全然、眠たくないんだけどなあ」 と、からかい気味に冗談を言った。

アンジーは僕の唇に軽くキスをし、誘惑的な声で囁いた。「誰も、眠るなんていっていないわよ。実際、眠れないと思うわよ。夜明け頃には眠ることができるかもしれないわね。運が良ければの話しだけど…」

僕は何も言うことがなかった。そして、彼女に連れられて寝室に上がったのだった。事実上、引っ張られるようにして入って行ったと言った方が当たってるかもしれない。



[2010/08/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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