息子はすっかり興奮している。わたしには分かる。息子のうわずった声や、赤くなった顔。わたしを見て、こんなに息子が興奮するなんて、こんなにわたしのことを欲しがっているなんて… 信じられない…
「トミー? …こんな場所なのに? …ひと目につく、この場所で? 誰かに見られたらどうするの?」
こんなところで?っと両手を広げた。すると胸を押しだす形になった。胸のところを留めていたボタンが弾け、はずれた。乳首に冷たい空気が触れるのを感じる。胸元に目を降ろす気になれなかった。自分から息子に乳首を見せてしまってる? そんな自分の姿、確かめたくなんかない。…こんなひと目につく公園でそんなことしてるなんて…
「あ、すごい……」 息子が呟いた。
カシャッ、カシャッ、カシャッ
乳首が見えてしまっているかもと、推測するだけ。ああ、もう…… わたし、何してるんだろう? さらに脚を広げて、背中を樹の幹に当てながら、少しずり下がった。服が擦れて腰のところまでめくれあがってる。きっと、ショーツも見えてしまってるわ。
カシャッ、カシャッ、カシャッ
その姿勢のままカメラを見つめた。わたしの履いてるショーツは、ほとんどシースルーと言っていいような薄地の綿ショーツだった。今は自分で出したおつゆでびちゃびちゃになっていて、あそこにまとわりついている。輪郭がはっきり浮き出ているのがカメラに写ってるはず。
「ママにこういうことをして欲しいの?……ママにこんなポーズをとって欲しいの?」
わざと息子をあおる言葉を言っていた。
「ああ、そうだよ、ママ… そう、そんな感じに…」
両腕を頭の上にかざして樹の枝をつかんだ。でも、このポーズは息子をちょっとがっかりさせたみたい。乳首のところが服の生地に隠れてしまったから。ああ、ダメ… これはダメ… 息子をがっかりさせちゃダメよ…
わたしが着ているサンドレスは両肩にかかるストラップで服を吊るすデザインになっている。わたしは右手で左肩のストラップをするりと降ろした。腕をそれから抜いてから、また、腕を頭の上にかざした。
ドレスの左側がゆっくりと滑り降りて、端のところが左の乳首にさしかかった。
ハアハア息を荒げながら、肩をすぼめ、自分の胸元へ目を降ろした。服が自然に脱げていって、左のおっぱいがすっかりあらわになっていく…カメラにも、もちろん息子にも見えている。
乳首がすごく固くなっているのが見えた。ツンと固くなって、1センチ以上に膨れている。膝も脚も広げて、背中を樹に預けてる状態で、おっぱいも濡れたショーツも見せているわたし… そんな淫らな格好で息子のためにポーズをとっている…
カシャッ、カシャッ、カシャッ
ああ、わたしって、どうしてこんなことをしてるの? 身体をあらわにするなんて、こんな淫らなことを…
息子が写真を撮りながら、わたしに近づいてきた。ほとんど上から見下ろすような感じでカメラを向けている。脚の間のところにズームを当て、それからおっぱいにも…
ああ、この感覚がたまらない…
触らなくてもあそこがびちゃびちゃになっているのが分かる。濡れて染みになってるのがカメラにも写ってるのは間違いないわ。ああ、すごい… いいの、なっちゃって? …いま、この場で、淫乱になっちゃってもいいの?
またこの言葉… それを考えただけで狂いそうになっていく…