それから再び脚に這わせて両手を上げていき、ドレスの裾をつかんだ。そして、再び裾を捲り上げ、いまやすっかり裸になっている尻を露わにした。観客は一斉に大騒ぎしたが、俺はすぐに捲ったスカートを降ろした。
当然、強烈なブーイングを浴びた。だが、俺は気にせず立ち上がり、目隠しをしたままの先生の前に立った。両手を肩にあて、先生の向きを変えて観客の方を向かせた。そして、先生の真後ろに身体を密着させて立った。柔らかいブロンドの巻き毛を優しく脇に寄せ、唇を耳元に近づけた。舌を出して、耳穴から耳たぶにかけてをチロチロと舐め、その後、首筋へと舌を這わせていった。セクシーな細い首に巻かれているゴールドの鋲がついた首輪を撫でながら、敏感な首筋に舌を這わせると、とたんに声を上げた。
「ああ…やめて…」
さらに耳たぶを甘噛みした。突然の甘美な痛みに、大きな声を上げる。
「ああん!」
また首筋にキスをし、肌をチュッチュッと吸って刺激を与えた後、いきなり柔肌に噛みついた。
「きゃあっ!」
突然、歯を立てられ、先生は恐怖も感じたのか、ひきつったような声を上げた。俺はさらに甘く噛みつきながら、肩にかかるストラップにゆっくりと近づいた。
嫌がる声を上げつつも、俺の唇を受け入れるかのように、頭を横に倒してキスを受けている。
先生が、また叫び声を上げようと口を開いたのを見計らって、俺は、艶めかしく柔らかな唇の間に口の端から素早く舌を差し入れた。すると、とたんに濡れた舌が俺の舌を出迎え、さらには俺の口の中を探ろうと、舌を伸ばしてきた。
鼻を鳴らして舌を絡ませている間に、俺は両肩のストラップをずらした。ドレスがスルスルと肩を滑り下へ落ち始めた。密着させていた身体を少し離したら、先生のセクシーな黒ドレスは、一気に床まで落ちていった。
ドレスが脱げてしまったことに先生が気づいたかどうか、俺自身、はっきりしない。先生はひたすら俺の口の中に舌を突き入れ続けていたからだ。
俺は両手を先生の腰に当て、そこからゆっくりと腹の真ん中へと這わせた。先生は、俺の両手の指がじわじわとへそへと近づくのを感じて、引き締まった腹肉をヒクヒクさせていた。その間も、熱のこもったキスを続けている。
俺は、ヒクヒク震える柔らかな腹の肌を触りながら、徐々に手を上へ這わせた。やがて両手の親指が乳房の丘のふもとに触れる。
さらに手を上げ、両手でブラジャーに包まれた乳房を覆うと、先生は俺に口を塞がれつつも、よがり声をあげた。
「ううぅぅぅ…」
セクシーな薄いブラの生地の上からも、乳首が固くなっていることが分かる。両手の手のひらにコリコリと当たっているからだ。俺は乳房を手で覆ったまま、優しく手を上下に動かし、手のひらの中央で乳首をさわさわと擦った。
「あうぅぅぅぅ…」
両手をじわじわとブラジャーのホックへ近づけていく。客の歓声がいっそう大きくなっていった。
胸の間にあるホックに触れ、少しだけ内側に押した。そのとたんに、ブラのホックはひとりでに外れ、ブラは左右に広がった。とうとう先生の柔らかな美乳が解放されたのだと分かる。
客席の方を見ると、ケイトがステージの近くに移動していたのに気づいた。ケイトはグラフ先生の美乳に目を釘付けにされているようだ。俺がゆっくりと誘うように黒いセクシーブラを広げていく間、ずっとそこを見つめたままになっている。
先生の熟れた美乳をすっかり露わにした時には、すでに、観客は完全に大騒ぎ状態になっていたし、ケイトすら、自分で乳房を揉みながら見ていた。
外したブラを、すでに脱がしたソングの横に放り投げ、俺は素早く服を脱いだ。俺が下着を脱ぎ、岩のように固くなった勃起を出すと、観客の中の女たちが歓声を上げた。
裸になった後、先生の腰に手を当て、ゆっくりと元の椅子に連れもどった。肩を優しく押し下げ、椅子に座らせた。