2ntブログ



デス・バイ・ファッキング 第9章 (8:終) 


アンドリューの話 2

オーケー! じゃあ、僕は子種提供者というわけだ。僕の性器から、次の進化段階に入る人類が生まれるというわけだ。まったく間違っていると思うが。ドニーの話しは、確かに、良くできているのは認める。だが、本当にドニーが話した通りだとしたら、この計画が進捗しないのも当然だ。

「二人とも、僕に話していることは、こういうことなの? つまり、君たちは、ホモ何とかの勢力を広げるために、双子家族と進化的に同じ段階にいる可能性がある男性を、ランダムに探し回っていると? それを真面目に考えているんだね?」

ディ・ディが答えた。「もちろん、真面目よ。それが私たちの人生の目的。私たちはブリーダー(繁殖すべき存在)として生きてるの」

ドニーはまた僕のペニスをいじり始めていた。二人とも僕のソレの虜になっているみたいだ。僕も、何かいじれる玩具が欲しいところだが、いつもいじっていないと気が済まないというわけではない。ああ、それにしてもドニーの手は柔らかすぎる。このタッチの仕方も絶妙だ。また、勃起し始めているのが分かる。まったく、この状況はどんどん変になっていくようだ。

ドニーが言った。「ホモ何とか…まだ、次の段階の人類に対して、名前が付けられていないの。ディ・ディ? ホモ・エレクトスという名前はどうかしら? アンドリューに敬意を払って?」

「残念ながら、その名前はもう使われているよ。それに、その名前だと何だか、エロい美容師みたいに聞こえる…

「…それはそれとして、ラスベガスあたりにいる男たちがこの話しを聞いたら、君たちは、ことをわざと難しくしようとしていると言うと思うよ」

「どういうこと?」 とディ・ディ。

「まるっきりやり方を間違っているんじゃないかと。君たちは、無作為な確率で未来につながる男性を見つけようと期待しているんだけど、そうではなくて、そういう男性の方から君たちのところに来るようにさせるべきだと思うんだ」

ドニーはまだ飲み込めなかった。「いったいどうすれば、そんなことができるの?」

「ドニー? 今は21世紀なんだ。人類は月にも到達したし、テレビにはリモコンをつけたし、それにインターネットも作りだしたんだよ。ウェブサイトを立ち上げたらどうだろう?」

「どんなサイトを? どうすれば、人に私たちのことを見つけてもらえるかしら?」とディ・ディ・

この話しなら僕の得意領域だ。

「そうだね、例えば、デート・サービスのサイトを立ち上げることが考えられる。真に賢い人々専用のデート・サービス。君たちのプロファイルに最も適合していそうな人を見つけるまで、すべての応募者にスクリーニングをかけ続けるとか。…ところで、その双子たちはいったい何人くらいいるの? こういう計画を実行できるくらいの人数がいるのかなあ?」

ドニーが答えた。「そうねえ、現時点で、少なくとも2万人は私たちの仲間がいるわ。その半分以上は出産ができる年齢で、さらに、そのおおよそ60%は結婚していないと思う」

ドニーもディ・ディも僕の虫歯を検査しようと思ったらできただろう。僕は、驚いて口を大きく開けたままになっていた。

「ジョージア州に2万人も双子の女性がいて、誰も気づいていない?!」

ドニーは頭を振った。「前にも言ったけど、全員がジョージア州にいるわけじゃないの。それに、顔も容姿もまちまちなのよ。それに、みんな、とても目立たないようにしているの。だから、意識的にそういう双子を探し回らない限り、ほとんど、存在が分からないと思う」

「ああ、そうか…。じゃあ、ドニーの言う通りだとすると、6千名ほどの女性が、デート・サービスに加わる可能性があるわけだね。これはかなり有望だ。既婚の女性はどうだろう? すでに双子の娘を生んでいるとして、もっと出産することに興味を持っているのだろうか?」

「もちろん、大半の人はそうしたいと思っているわ。何と言っても、私たちはブリーダーとして育てられたわけだし…でも、一旦、最初の双子を産んだなら、さらに産めるとは思ってもいないと思う」

僕はにっこり微笑んだ。「じゃあ、やってみよう。RSMILFサイトを立ち上げてみようか」

「何、そのRSMILFって? 何の略?」とドニーが怪訝そうに訊いた。

「真に賢いママさん、僕はあなたとヤリたい (Really Smart Mothers I’d Love to Fuck)」

ディ・ディが苦笑いした。「アンドリュー、それって最低。いったい全体、どうやったら、そんなひどい名前を思いつけるの?」

「いいかい? 舞台はインターネットなんだよ。ネットの出会い系で標準的に使われている手順に忠実に従うだけさ。応募してくる男性が君たちのプロファイルに適合する場合に限るけど、まったくの見ず知らずの人々の間に逢引する機会を設けてあげるわけだ。そして、その見返りとして、新たに子孫が得られることになると。現在、広まっているテクノロジーは活用すべきだよ。ただ、いい人がいないかと願ったり望んだりしているだけでは、何もできない」

どうやら二人は納得しかかっているようだった。

「この人類進化の話しが本当だとしてだけど、僕たちなら、それを大きく始動させることができるよ。君たちが望むタイプの男で、ちょっと女遊びをしたいなと思っている男がいたら、そいつらは簡単に見つけられる。あっそうだ、何ならメンサ(参考)にハッキングしてもいいよ。僕ならできる。メンサの会員データを入手してもいい。思いあがった連中のことだから、マイクロソフトのアクセスあたりで、ろくにセキュリティもかけずにデータベースを作っていることだろう。まあ、旧来のやり方が好きなら、わいろを使ってデータベースを入手してもいいけど」

ドニーはショックを受けた顔をして僕を見ていた。

「思いあがっているってどういうこと? あのね、私たちもメンサの会員なの。アンドリュー? あなたも希望したら軽々と会員資格を得られると思うわ。メンサに入ったらどう?」

「僕は、僕を会員に受け入れるようなクラブには入りたくない(参考)。お断りするよ。君たちが良ければだけど、僕は名を伏せたままでいようと思う… ともかく、真剣に考えてみよう。いま述べたことはすべて、君たち二人が妊娠したと仮定した上での推論結果なんだよ。もし、妊娠していないとしたら、すべてはご破算だ。今週は、興味深い1週間になりそうだ」

つづく


[2010/09/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する