アンドリューは電話を自分の胸の上に置いたようだ。というのも、今はディ・ディの話す声が聞こえるから。セックスをする間、大きな声で言葉をしゃべってる。前までのディ・ディなら、しなかったことらしい。私は、どちらかというと、エッチをしながらしゃべるのが好き。アンドリューもそういう私たちが好きだと思う。
「すごいわ、ドニー。聞こえる? 今夜のアンドリューはすごく大きいわ。いま、私、ロデオをするカウガールのように彼の上に乗ってるの。ああッ! すごく奥まで来てる。感じるわ、ドニー! ああッ、あああんッ! すごくいいわ! 彼のアレが私のあそこの中を何度も擦ってる。腰を打ちおろして、彼のをできるだけ奥に入れてるところ。こんな奥まで? 私を貫いて、頭のところが喉から出てきちゃうんじゃないかしら。こんなに大きなおちんちんを全部入れちゃってるなんて、自分でも信じられない!」
私の方も自分で抜き差しをしていた。最初は指を一本、それが慣れたら、2本目もあそこに入れていた。左手ではクリトリスのところを擦っていて、右手では必死にあそこに指を出し入れしている。
こんな興奮状態では、長続きできない。もうすぐイキそう。淫らな思いで狂ったようになっていた。目を閉じ、電話の向こうから聞こえてくる卑猥な音に耳を傾け続けた。
アンドリューの声が聞こえる。
「ディ・ディ? ドニー? もうイキそうだ。もう限界だよ。ああ、すごい、ディ・ディ! そのまま続けて。もっと強く! ドニー! 君にもやりたいよ!」
私はもう押さえきれなくなった。大きな叫び声を上げ、絶頂に達したことを告げていた。私の声にディ・ディとアンドリューの声も重なった。二人とも480キロも離れたところで、私と一緒に絶頂の声を上げている。
ああ、これが欲しかったの。やっと落ち着けた感じ。
オーガズムから回復して、再び受話器を耳に押し付けた。アンドリューの声がした。
「ドニー、おやすみなさい。大好きだよ。…あ、それからドニー?」
「なあに?」
「次は君の番!」 と、そう言ってアンドリューは電話を切った。
え、どういうこと? アンドリューは、またエッチな気持ちになっているということ? 今度はディ・ディの身体を使って私とセックスするつもりでいる。私もまたその気になっていた。また指を使って自分の面倒を見なければ…
また片手でクリトリスを擦り、もう一方の手で指をあそこに入れた。Gスポットを擦る。そうしながら、私にこれをしてるのは、アンドリューの素敵なペニスだと想像し続けた。そして、あっという間に私は二度目の激しいオーガズムに達していた。
金曜日が来るのが待ちきれない。