デビーは一滴も洩らさなかった。ねばねばの白濁をぜんぶ飲みほし、それから俺のペニスを舐め清めた。それが終わると俺のところにすり上がってきて、艶っぽい声で囁いた。
「ボブ、私にしてくれてありがとう。こんなに気持ちいいセックス、ほんとに久しぶりだったわよ」
「いや、俺の方こそありがとう。最高だったよ」
それから俺たちはフロントシートのビルとアンジェラの様子をうかがった。アンジェラは、先行したデビーの行為を見習っていたようだった。今は、ビルの上に乗って、激しく体を上下させていた。体は激しく動かしつつも、頭を後ろに倒し、うっとりとした顔をしていた。ビルはかなり大きなアンジェラの乳房を両手で握り、揉み続けている。時々、乳首に口を寄せ、吸いつき、それを左右交互に繰り返していた。
やがてアンジェラは強烈なオーガズムに達した。たぶん30秒ほども続いていたに違いない。そのすぐ後に、ビルも限界に達し、乱れた息使いで言った。
「お、俺もイキそうだ!」
その瞬間、デビーが叫んだ。
「アンジェラ! あなたのお口で受け止めて! 後で私にも少し分けて欲しいの!」
アンジェラは素早くビルから降り、ビルのペニスを口に入れた。ちょうど射精に間に合う。ビルは濃厚なスペルマをアンジェラの口に放出し始めた。
ビルは何回かに分けてアンジェラの口に撃ち込んでいたが、ようやく最後の射出を終えると、アンジェラは口を離し、それから大きく口を開けて見せた。俺たち全員に口の中たっぷりに白いものが溜まっているのが見えた。
それからアンジェラは前部シートから身を乗り出し、デビーにも味見させようと顔を近づけた。デビーの方も身を乗り出し、アンジェラの口の下に顔を寄せ、口を大きく開けた。
アンジェラが顔を傾けると、口の中から真珠色のスペルマが溢れ出て、デビーの口の中にとろりと流れ込んだ。
アンジェラもデビーも、この分かち合いの間、一滴も漏らさなかった。二人とも、しばらくの間スライム状の液体を口の中に溜めつづけ、くちゅくちゅと音を立てて味わい、その後、飲み込んでそれぞれのお腹の中に送り込んだ。
俺とビルが畏敬の気持で唖然としている前で、二人のレディーは口の中をきれいにすると、とたんにわっと笑いだした。
この二人、これまで10の質問をしてきた中で、一番いやらしい女たちだと、二人を見て俺は思った。
その後、車を飛ばし、あっという間に俺たちは寮に戻った。