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ジャッキー 第5章 (7) 

僕たちはピザを半分ほど食べただけで、その後はソファに座ってテレビを見た。犯罪ドラマを観ていたけど、僕もアンジーもそれほど集中して観ていたわけではない。ほとんど絶え間なくキスをしていたし、互いに相手の身体を触りあっていた。サテンに包まれた彼女の柔肌の感触が気持ち良かったし、彼女の手がサテンの生地を通して僕の身体を這いまわるのも気持ち良かった。

アンジーは、僕がシャワーから出た後、ずっと勃起した状態だったのを知っていた。ドラマが半分ほどすぎたころ、彼女は僕の身体を擦り降り、僕のサテンのネグリジェを捲りあげた。そして、サテンのパンティの上からちょっとだけ僕のペニスにキスをし、パンティを脱がしにかかった。パンティは全部降ろしたわけではなく、睾丸のあたりまでしか降ろさなかった。そこにくっつけたまま、アンジーは僕のペニスをしゃぶり始めた。

おしゃぶりを始めるとすぐアンジーは悩ましい喘ぎ声をあげて言った。

「やっぱりいいわ…ヘアがない方がずっといい。邪魔だもの」

それを聞いた瞬間、僕はこれからずっと陰毛なしになるのだろうなと悟った。

ペニスや睾丸を舐めしゃぶり、唾液まみれにすると、今度は口の中に入れ始めた。ぐいぐい飲み込み、亀頭が喉元に触れるのを感じるまでになると、今度は吸引しながら、ゆっくりと引き抜き始める。

濃厚なフェラチオをされ、僕は長続きしないと思った。もう何時間も興奮状態にされていたようなものだし、あまりにも気持ちいいフェラチオだったから。彼女の舌は僕のペニスを相手にダンスを踊っているように感じたし、また別の見方をすれば、蛇が獲物をいたぶっているようなイメージもあった。当然、僕はまもなく腰を突きあげて、オーガズムに突入する時のように睾丸がきりきり言いだすのを感じていた。

「ああ、アンジー、君のせいで、もうすぐイキそうだよ。ほんとに君の口は気持ちいいよ」 射精を警告する意味も込めて彼女に言った。

だがアンジーはそれにひるまず、口を動かし続けたし、吸い続けた。そして、それから1分も経たずして、一発目が睾丸から噴き出て、彼女の口の中に噴射したのを感じた。その後、アンジーは僕の睾丸をミルク絞りをするような手つきでしごき、二発目、三発目が噴射した。それから、もう三発出した後、とうとう射精が収まった。

アンジーは最後の噴射を口に収めた後、僕のパンティを元に戻し、その上からペニスにチュッとキスをした後、這い上がってきて、頭を僕の胸板に乗せた。僕は前の晩にしたのと同じように、彼女の顔を引き寄せ、ありがとうのキスをした。だが、今回は、そのキスでショッキングなことをされたのだった。

今回、二人の唇が触れ合っても、アンジーは口を開いて僕の舌を求める動きをしなかった。僕が舌を彼女の口に滑り込ませようとしても、唇を閉じたままにしていたのだった。しかし、二秒ほどすると、アンジーは少しだけ唇を開いたのだが、次の瞬間、僕の口に何かが入ってくるのを感じたのだった。

最初、それはアンジーの唾液だと思っていたが、それにしては卵の黄身のような濃さがあった。アンジーが僕の口に僕自身が出したザーメンを送り込んでいるのだと気づくのに、何秒もかからなかった。

千分の一秒ほどの間に頭の中で実に様々なことが駆け巡る。その速さには驚かされる。口に流し込まれたのを感じ、不快になり、アンジーを押しのけたいと思った。だが、同時に、自分自身の精液に対して昔付き合っていた男たちがどう感じたかについて、前の日にアンジーが使った言葉が浮かび、頭の中でこだました。「気持ち悪い」…僕はそういう男たちの仲間にはなりたくない。アンジーには僕は特別だと思ってほしいんだ。

そう思った僕は、思い切って舌を彼女の口に挿し入れ、残りの僕の精液が口に流れ込むようにさせた。


[2011/01/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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