リンダは、リロイの尻の左右に手を添え、尻頬を広げ、そしてブルースの方を見やった。ブルースは、自分の目が信じられなかった。自分の妻が、こんな「汚い」行為ができるとは、想像すらできなかった。彼は、リンダが自分に微笑みかけ、淫らに舌なめずりするのを見たとき、リンダがどれほど深く黒に染まっていたか、それを完全に分かっていなかったことを悟ったのだった。
ブルースは、自分の妻が前のめりになり、リロイの尻頬の谷間に顔面を埋めるのを、催眠術に掛けられてるように見入った。彼には実際は見えなかったが、彼女のあごの筋肉が動いているのは見えていたし、湿っぽい音も聞こえていた。それだけで、リンダが本当にリロイの肛門を舐めているのは明らかだった。
「おお、いい感じだな。もっと奥までやれ。ちゃんと舌を使うんだ!」
この一言で、ブルースはもはや堪え切れなかった。気づくと、一度も触っていなかったのに、ペニスが下着の中、精液を噴射しているのが分かった。あまりに陶酔的な射精で、彼は恍惚として白目を剥いていた。自分の人生で、こんなにも多量に射精したことはなかったのではないか。彼は、オーガズムの快感が引いた後、不快な湿り気が広がっているのに気づいた。それに加えて、それまで感じていた性的興奮が引いていくにつれ、別の感情が湧いてくるのも感じていた。恥辱感と屈辱感である。
いま、リンダは前よりも熱心にリロイの尻の穴を舐め、舌で探っている。ブルースは、もう別の場所に行きたいと感じていた。だが、あえてそんなことをして状況を乱すことはできないということも知っていた。
「よし、もう充分だ。今度はベッドに上がれ」 とリロイが言った。
リンダは嬉しそうに立ち上がり、いそいそとベッドに上がった。そして仰向けになり、高校を卒業したばかりの若者を招き入れようと、淫らに自分から脚を広げた。
リロイもベッドに上がり、リンダの乳房にキスを始めた。乳首を吸い、指で陰部を愛撫する。間もなく、リンダは淫欲で狂ったようになった。リロイの手の動きに合わせて、無意識的に腰を上下させている。
「お、お願いよ! もうやって! わたしにやって!」
「やって、って何を?」
「わたしに入れて、お願い。もう待てないの。欲しいのよ!」
リロイは、大きく広げたリンダの脚の間に位置取った。そして口をぱっくり開けて濡れ切った肉穴にペニスを近づけた。それを受けてリンダ自身が股間をせり上げ、彼を取りこもうとした。
ブルースは、電球のように膨らんだ亀頭を持つ巨大なペニスが妻の女性自身の入口にあてがわれるのを見て、自分が再び勃起していることに気がついた。ブルースは、リンダがすでに先週、リロイとしたことは知っていても、あの巨大なモノを受け入れることができるとは信じられない思いだった。
リロイがゆっくりと前に押し出た。
「ああ、すごい! ああッ! すごくいいわ! おっきいの!」
リロイはさらに押し込み、一物の半分ほどがリンダの中に埋め込まれた。ブルースは恥ずかしさと居心地の悪さを感じていた。それにびしょびしょになっている下着の中、ペニスがどんどん勃起してくるのを感じていた。俺はいったいどうなってしまったんだ? 彼は自問していた。