僕は、ザーメンが口に入ってくると同時に、アンジーが興奮しているのに気づいた。自分から乳房を僕の胸板に擦りつけ始め、女陰で柔らかくなったペニスをこねまわす動きを始めていた。まるで、イキそうになっているときのように、ああん、ああんとよがり声を出している。これだけでも、僕は刺激を受け、自分の精液をさらに口に入れようという気持ちになっていった。
アンジーの口から流れ込むスペルマは、実際、そんなに悪い味はしなかった。予想したより濃厚で、若干、苦みがあった。とは言え、全体的に言って、特に変わった味がするわけでもなかった。自分から進んで口に入れたいようなものではないのは確かだが、僕が口に入れることでアンジーが喜ぶなら、喜んでそうしてあげようと思った。どうしてなのか理由が分からなかったけれど、彼女のあそこから味わうより、こういうふうな口移しの方が味が良いと思った。
僕たちは、かなり長い間、このようにキスを続け、僕の出した精液を分け合い続けた。なぜか、僕はすぐに飲み下したりはしなかった。そうはせず、口に溜まった精液をまたアンジーの口に押し戻し、そして彼女もそれをまた僕の口に押し流すということを続けた。
何分かこれを続けていると、スペルマは薄まって量が多くなり、二人とも口の中がいっぱいになってしまった。そうなると、否応なく、飲み下さざるを得なくなる。僕は仕方ないので、半分ほどの量を飲み下した。アンジーも飲み下したが、それでも、まだ二人の口にはいくらか残っていた。
やがて二人とも息が持たなくなってしまった。するとアンジーは引き下がり、口に残っていたものを全部、飲み下した。
「やっぱり、あなたって素敵だわ。ほんのちょっとあげるだけのつもりだったのに、あなたはちゃんと味わって、もっと欲しがってた。そんなあなたを見て、私がどれだけ嬉しかったか伝えきれないわ」
僕は何か言おうとしたが、言いだす前にアンジーの唇が僕に襲いかかってきて、僕は、また二人が息が苦しくなるまでキスを続けた。
観ていたテレビ番組は、もうずっと前に終わっていて、僕たちがキスを終えたころには、別の番組が始まっていた。二人とも、今何時なのだろうと時計を見た。
アンジーは、テレビで何をやってるかには興味がないらしく、テレビを消し、僕の手を取り、僕を立たせた。二人でピザを冷蔵庫に入れ、ワイングラスをシンクに置き、そして彼女の寝室に入った。
寝室に入ると、アンジーは最初にろうそく2、3本に火をともした。「ろうそくの暖かい光の方が、ベッド脇の小さな照明とか、明かりが全然ないより、ずっとロマンティックでしょう?」と言っていた。彼女はろうそくに火をつけると、僕に両腕を絡めて抱きつき、僕たちは立ったまま、キスを始めた。
二人でキスを続けながらベッドに近づいたが、アンジーの足がベッドに触れる前に、すでに彼女のローブもナイトガウンもすべて脱げていた。僕は彼女をベッドに乗せると、彼女の体にキスを始めた。体の表面にすべてキスするつもりで、何センチかずつ丹念に舌を這わせ、甘いキスを続けた。Dカップの乳房には特に念入りに、長々と時間をかけた。ようやく彼女の女性自身にたどりつくまでに、アンジーは少なくとも二回はオーガズムに達していたと思う。