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デス・バイ・ファッキング 第11章 (1) 

「デス・バイ・ファッキング」 第11章 Death By Fucking Ch. 11 by thebullet http://www.literotica.com/s/death-by-fucking-ch-11



これまでのあらすじ

アンドリューは派遣コンサルタントのディアドラ(ディ・ディ)と会った瞬間、なぜか激しい性欲を覚える。それはディ・ディも同じだった。間もなく二人は身体を重ねた。ディ・ディは双子の妹のドニーに会ってほしいといい、彼はインディアナポリスから来たドニーともセックスをする。彼女たちには秘密があった。彼女たちの家系は双子の娘しか生まれないことと、彼女たちは種分化した新人類かもしれないということである。アンドリューも同類かもしれないという。二人は人類向上機構IAMと呼ばれる組織について話しをした。それはある富豪が作った組織で年月をかけてIQの高い人間を選択することを目的とした組織。やがてディ・ディの妊娠が判明し、さらにドニーも妊娠していることが分かる。アンドリューは会社を辞め、ディ・ディたちと同居しつつ新事業を始めることを決意する。




アンドリューの話し:母に会う

後になって僕は今年のことを振り返り、「あの年にすべてが始まったのだ」と言うかもしれない。僕の周りのすべてが変わる年になるかもしれない。あるいは全世界のすべてが変わる年になるかもしれない。

今年は「ゼロ年」となるかもしれない。我々にとっての創世記。未来の歴史家たちは今年を振り返り、西暦2003年を新しい暦の開始年にするだろう。紀元前と紀元後で二つの時代があったとすれば、第三の時代の始まりになる。なんということだ!

これを他の人に話したら、他の人たちは僕のことを狂人と思うだろう。いや、もうすでに僕を狂人と思ってるだろう。女性ゼロの状態から、ほぼ一夜にして、女性が二人もできたのだから。

ああ、そう言えば、お母さんのことがあった! 今回のことは母にとってすごいショックだったのではないだろうか? 前は、母の驚きを和らげるために、母にはディ・ディとドニーを別々に紹介することを考えていた。だが、そんなことをしたら、母は女性が二人いるということを信じないのじゃないかと思った。母は僕が何か変な冗談をしかけてると思い、これといったわけもなく、ぷいっとそっぽを向いてしまうだろう。

だが今は、母は僕が冗談をしかけてるわけではないことを知っている。

僕はディ・ディとドニーを連れて、イリノイ州カントンの古い屋敷へと向かった。僕の実家である。屋敷と言っても決して大邸宅ではないし、昔に比べて今はいっそう小さく見える。

母は半エーカーほどの敷地に建てられた二連タイプの家の片方に住んでいる。左右両翼を所有しているのだが、片方の半分に居住し、もう片方を貸しているという感じと言えば分かるだろうか。

父が死んだあとは、その賃貸収入が母にとって実に助けとなった。母は、かなり余裕のある生活ができている。だが、女性を二人連れて母に会いに行くというのは、経済的余裕とは関係がない問題だ。実家が大邸宅のフリをすることはできないわけだし。

ディ・ディもドニーも僕の古い住処を見て完璧に楽しそうにしてた。だが、この「完璧に楽しそう」という表現は、母の様子の形容には使えないだろう。僕は、美しいが瓜二つの女性を母がいる居間に連れて行き、母に僕は残りの人生を彼女たちと一緒に暮らして過ごすと伝えたのだった。その時の母は、とても「完璧に楽しそう」とは言えなかった。

僕は前もって母に電話を入れ、一度帰ると伝えていた。お客さんを連れていくよと。さらに、とても大事な話があるとも伝えていた。その時、母が何を考えたか僕には分からないが、こういうことを考えていたわけじゃないのは確かだと思う。

母は玄関先で僕たちを歓迎してくれた。僕は母に心をこめてハグをし、頬にキスをし、そして4人そろってリビングルームに入った。僕は、母には腰をかけた状態でこの話しを聞いてほしいと思った。4人とも腰を降ろした。母はお気に入りの椅子に、ディ・ディとドニーはカウチに、そして僕は、父がよくフットボール試合を見るときに座っていたリクライニングの椅子に腰かけた。

「お母さん、紹介するよ。こちらがディアドラ・マーチンさんで、こちらはドニー・マーチンさん」

母はちょっと事情が分からないような顔をしていたが、ともあれ笑顔になって答えた。

「あら、可愛い方がたね! お二人は双子なの?」 母はいつもちょっと抜けたところがある(参考)。

「ええ、そうなんです、アドキンズさん。こちらは私の妹のドニー。そして私がディアドラです。ディ・ディと呼んでください」

まあ、そう説明しても無駄だろう。母は、多分、結局は二人ともディ・ディと呼ぶことになると思う。母は僕の名前でも間違えることがあるからだ。僕は一人しかいないのに。


[2011/02/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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