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ジャッキー 第6章 (1) 

「ジャッキー」第6章 Jackie Ch.6 by Scribler http://www.literotica.com/s/jackie-pt-02


これまでのあらすじ

妻のアンジーの浮気現場を見てショックを受けたジャックは彼女と知り合った頃を回想する。彼はある法律事務所でバイトをしており、アンジーはそこのすご腕の上司だった。仕事を通じ親密になった二人は、一緒に男がスカートを履くケルト祭りに行く。ジャックはアンジーに促されるままスカートを履く。ケルト祭りの帰り二人はアンジーのアパートでセックスをした。下着を用意してなかったジャックはアンジーの寝着で眠った。翌日、アンジーが運転するバイクでドライブを楽しんだ後、また愛し合う二人。その行為を通じ、ジャックは、アンジーに陰毛を剃られ、自分の出した精液を口移しされ、またアンジーの陰部から自分の精液を舐め取るのだった。




月曜日、アンジーは午前5時に僕を起こした。普通、僕は仕事がある日でも6時まで寝ている。それで十分、8時には職場に行けるからだ。でもこの日は、僕はまず自宅に戻って、仕事に行くために着替えなければならなかったのである。僕は土曜日からずっと自分の着替えなどがないままだった。

シャワーから出てくると、アンジーは僕に白いパンティを差し出した。

「お願いだから、今日はこれを履いててくれる? 今日一日、あなたの可愛いおちんちんが私のサテンのパンティに愛撫されてると感じていたいの」

ちょっと嫌な感じだったので、「誰かに見られたらどうなると思う? みんなの笑いの種になっちゃうよ」と言った。でも、そう言いながらも、自分でも、その論理は通じないだろうなと思った。

「あら、いいじゃないの、ジャック。オフィスの人があなたの下着を覗くなんて、これまで、何回あった? あなたが、資料室の他の男の人と、誰も観てない時にエッチしてるなら話は別だけど?」

僕は彼女の言い方に、思わず笑い出してしまった。もちろん、僕がパンティとそれにマッチしたキャミソール(参考)を身につけたのは言うまでもない。

土曜日に着ていた服はすでに洗濯してあったので、僕は下着の上にそれを着た。すべて元通りではあったが、トランクスだけは不思議なことに消えていた。アンジーが投げ捨てたのじゃないかと感じたが、彼女はそれを認めようとしなかった。

着替えを済ませると、アンジーはスーツの中に着るものを僕に見せてくれた。それはラベンダー色のビスチェ(参考)と同じ色のソング・パンティ(参考)だった。ストッキングは黒に近い色で、ビスチェについてるガーターストラップで留められている。ハイヒールはヒール高8センチくらいのパンプス(参考)で、つま先のところが小さく出たデザインだ。僕は、今日一日ずっと、彼女のことについて口にできない事々をどうしても思い浮かべてしまうのだろうなと思った。

玄関先でさよならのキスをした後、僕は自分の冴えないアパートに戻った。部屋に戻るとすぐに、ふだん仕事に行く時に着るスーツに着替えた。パンティとキャミソールも脱ごうかと思ったが、すぐに、それはやめることにした。アンジーにチェックされるかもと心配したわけではない。単に、着替える理由がないと思ったからだ。

アパートを出るとき、インターネットで大きな花束を注文した。送り先はオフィスで、「僕の人生を変えてくれた女性に。感謝をこめて、ジャック」と書いたカードを添えた。このカードなら適度に上品で、誰も職場の部下が上司に送ったものとは思わないだろうと考えた。そもそも、裏の意味を差し引いても、仕事の点でアンジーが僕の人生を変えたのは事実なのだし。

僕は、普段の時刻と同じ8時ちょうどに職場についた。アンジーはいつも8時半に出社する。事務所が開くのは9時で、その30分前に来るのである。僕は出社すると、まずはアンジーのオフィスのコーヒーポットに電源を入れる。そうすると、彼女がベーゲルかクロワッサンを持って出社したときにちょうどコーヒーができるようになるからだ。

アンジーは、この日、ドーナッツを持って出社した。これまでなかったことだった。

「マイ・ハニーに美味しいスイーツを!」

彼女は見まわして、オフィスに誰もいないのを確かめてからそう言った。そして僕の右の尻頬を鷲づかみにして、ギュッと握った。彼女は普段は思慮深く見えるように振舞っているのに、これはマズイんじゃないかと僕は思った。


[2011/02/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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