抵抗したかったものの、トレーシーが僕にキスを始め、できなくなってしまった。気がつくと、シャツを脱がされ、ズボンも足下に落ちていた。サテンのブリーフ1枚の格好になっていた。トレーシーは僕の前にひざまずき、靴とソックスを脱がせ、さらにブリーフも引き降ろしてしまった。それからビキニを足に通し、引き上げてくる。股間の近くまで引き上げると、できるだけ優しく、僕のペニスを睾丸を足の間に押し込み、それがずれないようにビキニを被せ、引き上げたのだった。
トレーシーは、ひざまずいたまま上体を後ろに傾け、僕の全身を見た。
「あなたの言う通りね。これじゃあ、このビキニはダメだわ」
最初それを聞いて安心した。だが、彼女の目を覗きこむと、これで終わりというわけではなさそうだと分かる。トレーシーは僕を見上げて言った。
「やっぱりダメ。その毛が生えたままじゃ、このビキニは着れないわ。取り除かなくちゃいけないみたい」
「取り除くって、何を?」 僕は泣きそうな声を出した。「男は体毛を剃らないよ」
「あら、そんなことないわよ。うふふ。レスラーとかボディ・ビルダーとかいつもしているわ。マークもしてるし。体毛を剃ると、筋肉がとても格好よく見えるからって言ってたわ。あなたも、いい感じに日焼けしたら、誰も体毛がないなんて気づかなくなるわよ」
トレーシーは立ち上がって僕の手を取った。
「さあ、一緒に来て。ヘア・リムーバーを使うから」
またもや、僕は、事実上、トレーシーに引きずられるようにして家の中へ連れて行かれ、彼女の寝室に戻された。
トレーシーを止めるべきだったし、少なくとも「嫌だ」と言うべきだったのは分かっている。だけど、そうはしなかった。トレーシーがあまりに強引だったというのもあるし、非常に熱心だったというのもある。ともかく僕は彼女に付き合うことにした。彼女が求めることなら何にでも付き合った。
トレーシーの寝室に入って数分後、僕は再び素っ裸になって立っていた。彼女は僕の体にどろりとした青緑色の液体を塗っていた。その液体は明らかに化学薬品の匂いがしていたし、つけられたところの肌がちくちくしていた。彼女は僕の全身にそれを塗りつけた。脇の下も、股間のところも、背中も。
それから15分ほど待ち、その後、彼女と一緒にシャワールームに入った。トレーシーは僕が体を流すのを手伝ってくれた。ヘア・リムーバーを全身から洗い流す。それと一緒に僕の体毛もすべて流れていった。荒い終わった後には、僕は、首から下がまったく無毛になっていた。
再びビキニを履くように言われ、履こうとしたが、シャワーを浴びていたときからペニスが勃起し続け、後ろへ持っていくことができなかった。それを見たトレーシーは、僕の体を押し、ベッドの上に倒し、すぐに僕の足の間にひざまずいて、ペニスを口に咥えたのだった。それから何秒も経たないうちに、彼女は体の向きを変え、2人はシックスナインの形になっていた。彼女のあそこが僕の顔の上に来ている。僕は、彼女の腰に両手を掛け、彼女のあそこを口に引き寄せた。
最初、彼女のあそこはシャワーを浴びたために濡れているのだと思っていた。だけど、その濡れが、とてもヌルヌルしているのを感じ、トレーシーが性的に興奮しているのだと分かった。僕は彼女を舐め続け、彼女は3回、頂点に達していた。一方のトレーシーも僕のアヌスに指を2本入れながらフェラを続け、最後には彼女の口の中に出させてくれた。2人ともオルガスムを充分味わった後、彼女は向きを変えて、僕の上に覆い被さり、僕にキスをした。トレーシーは僕が出したものを飲み込んでいなかった。キスを始めるとすぐに僕の口の中にそれが流れ込んできた。このときは、僕はそれは僕が出したものというこを考えることすらなく、ただ流し込まれたものを飲み込み、彼女にキスを返した。
トレーシーは僕の唇から唇を離して、言った。
「あなたと一緒にいるとものすごく楽しいわね。これまでいた他の使用人たちより、ずっと楽しいわ」
「他の男の使用人たちにもこういうことをしてたんですか?」
彼女を見上げて、そう言った僕の唇に、彼女は軽くキスをした。
「男の使用人はあなたが初めてよ。これまではメイドだけ。メイドの大半は可愛い娘だったし、セクシーなのも2、3人はいたわ。でも、その娘たちとはセックスしたことはなかったの。どの娘も、ガール&ガールの類のこと好きじゃなかったから。でもあなたとなら、ガール&ボーイのことができるし、ひょっとしたら、もうちょっと変わったこともできるかもしれないわ」
もうちょっと変わったこととはどういう意味なんだろうと思ったが、それを聞く前に、彼女が先を言った。
「さあ、ビキニを履いて、お昼を用意してちょうだい。プールサイドで待っているから」
トレーシーは、僕がビキニを履くのを見届けてから、自分のビキニを履いた。