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ジャッキー 第7章 (1) 

「ジャッキー」第7章 Jackie Ch.7 by Scribler http://www.literotica.com/s/jackie-pt-02


これまでのあらすじ

ジャックは妻のアンジーの浮気現場を見てショックを受け、彼女と知り合った頃を回想する。彼は法律事務所でバイトをしており、アンジーはそこの上司だった。仕事を通じ親密になった二人はケルト祭りにデートに行く。ジャックはアンジーに促されるままスカートを履いた。デートの帰り二人はアンジーのアパートでセックスをした。下着を用意してなかったジャックはアンジーのランジェリを着て眠った。翌日、アンジーが運転するバイクでドライブを楽しんだ後、また愛し合う二人。その行為を通じ、ジャックは陰毛を剃られ、自分の出した精液を口移しされ、またアンジーの陰部から自分の精液を舐め取る。やがて二人は週末を一緒に過ごすステディな関係になる。そしてジャックはアンジーにランジェリをプレゼントされるのだった。




週末が近づいた金曜日、アンジーは電話で1時に裁判所で人と面会する約束をした。どうやら仕事とは別の人づきあい関係の電話だったらしく、彼女は僕をオフィスに残して、ひとりで出かけた。出かけるとき、彼女は僕に、

「5時になったらオフィスを出ていいわよ、その後、私のところに直行して来て」

と言った。アンジーは、僕が月曜日に出社する時に備えて、車にスーツを用意していることを知っていた。

僕にとって、あっという間に5時になったといった感覚では決してなかったのは分かってもらえると思う。その日、午後の時間がものすごく長く感じた。5時前に帰ってしまおうかとも思ったが、そうするとアンジーの家に早く着いてしまうことになる。もしアンジーが家にいなかったら、外で待たなければいけなくなるだろう。でも、そんな格好を見られたら、ずいぶん僕が切羽詰まっているような印象を与えてしまうのは確かだ。というわけで、僕はきっちり5時まで待ち、その後、車にダッシュしたのだった。

車を飛ばし、アンジーの家の前へと来たが、そこにはすでにアンジーの車が停まっていた。僕はスーツを取り出し、玄関へ行き、ドアベルを鳴らした。しばらく辛抱強く待っていたが、何の返事もなかった。2分ほど待った後、もう一度、ドアベルを鳴らした。それから1分くらいして、ようやくアンジーが出てきて、ドアを開けた。

彼女はどこか乱れた格好をしていた。髪の毛は、一日中ブラッシングをしていなかったようにバサバサになっていたし、化粧もところどころ剥げていて、口紅もずれていた。着ているローブも、まるで急いで羽織ったかのように見えた。

「ごめんなさい、ジャック。早めに家に着いたので、ちょっとお昼寝をしていたの。さあ、中に入って」 と彼女は脇によけて、僕を家に招き入れた。

中に入るとすぐにアンジーは僕にきつく抱きついた。まるで何かを恐れているような感じだった。それに、落ち着きを取り戻そうとしているような雰囲気もあった。

1分ほど僕に抱きついていた後、身体を離して、「ちょっとオーブンに夕食をセットさせて。それから一緒に二階に上がりましょう」と言い、キッチンへ入って行った。依然として、どこかいつもと違う感じで、足取りがぎこちなかった。

2分ほどのち、アンジーは玄関ホールに戻ってきて、腕を僕の腰に回しながら、僕を連れて階段を上がり始めた。

寝室に入ったが、中は乱雑になっているように見えた。ベッドカバーは床に放り投げられたまま。シーツもしわくちゃになっている。マットレスには若干、窪みができていた。部屋のそのほかの部分に目を向けようとしたが、アンジーが僕のスーツを脱がし始めたのでそれができなかった。

[2011/04/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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