2ntブログ



ジャッキー 第7章 (6) 

アンジーは、ドレスをベッドに、靴を床に置いた後、彼女のドレッサーというか僕のドレッサーのところに行った。そして引き出しから、パンティ、ストッキング、ブラジャー、ガーターがついたウエスト・シンチャー(参考)を取り出した。

「もう、あなたはストッキングの履き方は知ってるわよね?」 と僕にストッキングを手渡した。確かに僕は自分で履けるようになっていた。

僕がストッキングを履いている間、アンジーは自分のドレッサーに行き、箱と白いチューブを取り出した。

「いつもこれを糊付けしていてというわけじゃないけど、週末、あなたが女の子になっている私と一緒にいるときは、いつもこれをつけていてほしいわ。さあ、私がすることを見ていて」

アンジーは箱を開け、中から乳房のようなものを取り出した。本当に乳房そっくりの形で、頂のところには色が少し濃い目になった乳首や乳輪まであった。アンジーが言うには、それは乳がんで乳房をなくした女性のための代用乳房らしい。

彼女はその乳房の底のところに接着剤を塗り、その後、それを僕の胸に押しつけた。接着剤は冷たく、代用乳房も冷たかったが、彼女が言うには、やがて僕の体温で温まるらしい。

アンジーは、望むところに片方の乳房をつけた後、接着が固定するまで、しばらく押さえつけていてと言った。そして、もう片方も用意し、僕の胸に押し当てた。

僕が両手で乳房を押さえつけている間、彼女は僕の腹部にウエスト・シンチャーを巻きつけ、前部のチャックを引き上げた。それから背後に周り、レース紐を引っ張り、かなりきつくなるまでシンチャーを引き締めた。

アンジーはできる限りきつく締めつけた後、僕に説明した。

「これをつけるとお腹が引き締まって、女の子たちの憧れの砂時計の体型になれるのよ。何着か買っておいたわ。これはいつもつけていること。職場でもよ。あなたの体はこれで訓練されて、いずれ、つけなくても理想の体つきになれるわ。少なくとも、はずしてしばらくの間は、素敵な体型でいられるはず」

アンジーがシンチャーを締めつけ終えたころには、胸の接着剤も乾いていたので、僕は胸から手を離し、ストッキングをガーターに留める作業を始めることができた。その後、パンティを履くと、彼女は僕にブラジャーを差し出した。

もちろん僕はブラジャーをつけたことなどなかったので、どのように装着するのか、よく分からなかった。簡単そうに思っていたが、両腕を背中に回しホックを留めるというのがどうしてもできない。

アンジーは悪戦苦闘する僕を見て、2分近く、くすくす笑い、その後、簡単につける方法を教えてくれた。ブラを逆向きにして、身体の前でホックを留め、それから後ろに回し、その後ようやく両腕をストラップに通すという方法だった。確かに理にかなった方法だし、実際、はるかに簡単に装着できた。

サテンのブラジャーをちゃんと身につけると、アンジーは片手を僕のブラに覆われた乳房に当てて、触った。

「うーん、とても素敵だわ。ブラをつけると本当に本物っぽく見える。Bカップだと小さすぎるかも知れないと思ったけど、あなたの場合、このサイズがぴったりね。この大きさなら、あなたはちゃんと女性的な体つきをしてるように見える。かと言って、いらぬ視線を引き付けるほどは大きくないから」

アンジーは二分ほど僕の乳房を揉んで楽しんだ後、今度はドレスを僕に渡した。僕はTシャツを着るときのように頭から被ろうとしたが、それを見てアンジーは止めた。

「本物の女の子はドレスに足を入れて、引っ張り上げて着るの。そうすれば髪が乱れないから。女の子は、ほとんどみんな、お化粧とヘアのセットをしてからドレスを着るものなのよ」

教えられた通りにドレスを着た。背中のジッパーを留めるのはアンジーが手伝ってくれた。このドレスはかなり裾が短かったが、アンジーのドレスほどではなかった。それに、アンジーのドレスは胸元のラインが深く切れ込んでいたが、僕のドレスは前のところは開いてなく、むしろ、首輪のように首周りを包む感じになっていた。

「これだと、女の子にはないアダムのリンゴ(参考)を隠せるの」

実際、着てみるとかなり着心地がよく、ある意味、僕はこの服が好きだと思った。


[2011/06/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する