イサベラはレオンの太ももに手を添えて身体を支えながら、脚をまわし、両膝で挟むようにして彼の脚にまたがった。尻は彼の膝の間に降ろし、居心地良くなるまでくねくねと振って座りこむ。彼女は顔がピンク色に染まっているのを自覚していたし、レオンが恐ろしい目つきでその自分の顔を睨んでいることにも十分気づいていた。
レオンは、暗く燃える視線でイサベラを睨み、脅かした。「縛りを解くんだ。さもないと…」
イサベラは、身体の前にかかる長い房毛を邪魔そうに肩の後ろへと払った。彼女は、レオンの視線が、胸元のリボンの間から押し出すように顔をのぞかせている二つの肉丘から、ぷっくり膨らんだ腹部へと移り、さらには彼の脚を挟みつけている柔らかな太ももへと移動するのを感じた。彼の大きな脚にまたがっているため、今の彼女のシュミーズは危険なほど裾が捲りあがっている。
イサベラはレオンの腰の左右に手をあてたまま、ゆっくりと上半身を前に倒し、顔を彼の腹部へと近づけた。シュミーズはリボンも緩められており、さらにこのような姿勢になったことで、胸元の布地が垂れ下がり、レオンに彼女のみずみずしい乳房を見せつける結果になっていたことに彼女は気づいていなかった。
優しく、そして特段の注意を払いながら、イサベラはレオンの固い一物を握り、自分の唇へと近づけた。その瞬間、太ももで挟んでいる彼の脚の筋肉がキュッと引きつり、コブ状に盛り上がるのを感じた。そして、残酷なほど繊細に、羽毛で触れるように唇で彼の先端部に触れると、レオンの肺から呼気が激しく吐き出されるのを聞いた。