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ジャッキー 第8章 (1) 

「ジャッキー」第8章 Jackie Ch.8 by Scribler http://www.literotica.com/s/jackie-pt-02


これまでのあらすじ

ジャックは妻のアンジーの浮気現場を見てショックを受け、彼女と知り合った頃を回想する。彼は法律事務所のバイト。アンジーはそこの上司だった。仕事を通じ親密になった二人はデートを繰り返し、やがて二人は週末を一緒に過ごすステディな関係になった。その過程でジャックはアンジーのランジェリを着、陰毛を剃られ、自分が出した精液をアンジーの陰部から舐め取る経験をする。そしてジャックはアンジーにランジェリをプレゼントされる。ある週末、いつものようにアンジーの家にいくと、彼女はどこか様子が変だった。だがやがてそれも忘れ、その週末の間にジャックは、女装と化粧の手ほどきを受け、ジャッキーという呼び名をもらい、アナル愛撫の快感も体験するのだった。




翌朝、寝る前にシャワーを浴びればよかったと気がついた。目が覚めたとき、顔面が糊で覆われ、そのまま放っておいて乾いてしまったように感じた。それに部屋中に、セックスをした匂いがこもっている。

ベッドから出ようとしたら、ベッドの振動でアンジーも目が覚めたようだった。彼女は目を覚ますなり、僕を抱き寄せ、キスをした。

「ほんと、ふたりともシャワーを浴びた方がよさそうね」

僕は笑って言った。「アハハ。僕はシャワーを浴びに行こうとしていたところだったんだよ」

「いい考えね。私も一緒に浴びるわ。…あと、それから、今の言葉使いは何? 私といる時はジャッキーは女の子なのよ!」

「…私、シャワーを浴びに行こうとしてたところなの」と、僕は女の子のような声で言い直した。

「そう。その方がいいわ」

そのすぐ後、ふたりは洗面台の前に並んで立って歯を磨いていた。それを終えると、シャワールームに飛び込み、一緒に身体を洗い合った。時々、官能的なプレーも交えながら…。

僕が体毛を剃り、髪を乾かす間、アンジーは寝室に着替えをしに行った。僕が寝室に入った時は、彼女は化粧台の前に座って、髪にブラッシングをしていた。彼女はまだ着替えはしてないが、化粧は終わりに差し掛かっているようだった。

「もうちょっとだけ待っててね」 と彼女は肩越しに僕を振り返って言った。「もうすぐ終わるから。その後は化粧台は自由に使っていいわ。待っている間、着るものを選んでいたら?」

服を選べと言われても、どうしてよいか分からなかった。アンジーが僕に女物の服を着せたがっているのは分かるけれども、どんなものを着たらよいのだろう? 昨日の夜のように、僕にドレスアップしてほしいのだろうか? それとも、先週末のようにランジェリーだけの格好になってほしいのだろうか?

アンジーは僕が迷っているのを見て言った。「着るものはいいわ。あなたはまだ初心者だし。私が見つくろってあげる。じゃあ、待っている間、足の爪を塗っていて」

そう言って彼女は僕にネイル・ポリッシュを手渡した。昨日の夜、彼女が僕の指の爪を塗るのに使ったポリッシュだった。

ネイルについては、昨日の夜にアンジーが僕の爪に塗るのを見ていたので、簡単にできると思っていた。だが、すぐにそれは見たほど簡単ではないと分かったのである。足の親指にたっぷりとつけすぎてしまったし、他の指もまだら模様になってしまったからだ。失敗したのを一度、拭いとって、やり直してみた。ようやく、すべての足指に一層目を塗り終えたころには、多分50本分のネイル塗りをしていたと思う。

[2011/07/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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