次の日の朝、お腹がすいて目が覚めた。そしてすぐにキッチンに降りて行った。まだ、みんな眠っているので、家の中は静か。適当にちょっと食べるものを用意して、それを食べながら昨夜のことを思い出していた。
息子とアナルセックスをした時の気持ち…。あの時、わたしは完全に息子に屈服して身をゆだねていた。あんな気持ちになったのは初めてだったわ…。
思い出しながらひとりでに微笑んでた…。信じられないほどの興奮…。またあの固いおちんちんでお尻の穴にしてもらいたい…。
「おはよう、ママ」
びっくりして、ハッと息を飲んだ。娘のクリスティがキッチンのドア先に立っていた。クリスティは、上は、肩紐で吊るす形の丈の短いブラウスを着てた。胸のすぐ下のあたりで丈が終わってるのでお腹が丸出し。下はほとんどシースルーと言っていいような白のショートパンツ。彼女のあそこの輪郭がほとんど目に見えそうなほど、ピチピチのパンツだった。
「あ、クリスティ、おはよう」 と言って、コーヒーを飲みながらテーブルのいすに座った。
でも、本当のことを言えば、椅子に座ったのは興奮して急に膝から力が抜けたからだった。多分、娘の身なりを見て興奮したのだと思う。
娘は冷蔵庫のところに行って、ドアを開け、前かがみになって一番下の棚から牛乳を出した。わたしは娘の真後ろにいて、息を留めながら彼女の脚の間を見つめていた。
お口の中に急によだれが溢れてきてしまい、固唾を呑みこまなければいけなかった。だって、きつそうなショートパンツの裾のところが捩れて、娘のあそこに食い込んでいて、大陰唇が外にはみ出ていたから。
なんてこと! 目をそらさなきゃ。この子はわたしの娘なの。わたし、何を考えているの?
どんなに目を逸らそうと頑張っても、目が娘の若々しいあの部分に釘付けで離せない。娘が姿勢を元に戻して、牛乳をコップに注ぐ時まで、じっと見つめていてしまった。身体が震えていた。そういう姿のクリスティを見ると、頭の中に、あのスージーの姿が浮かんできて…。とても若々しくて…、とってもセクシーなあの姿!
「そういえば、昨日の夜、パパとママ、ちょっとうるさかったわよ」 と娘は笑顔で言った。
え、何? 彼女、わたしたちの声を聞いたの? わたし、そんなに声を上げてた?
「クリスティ! 何の話しをしてるの!」
娘の顔を見た。牛乳を飲みながらニコニコしている。どういうわけか、わたしの目は娘の膨らみを増してきた胸へとさまよい降りて行っていた。薄いブラウスにかろうじて覆われているけど、乳首がちゃんと分かる。固くなって立ってる乳首…。
こんなことしてはダメと視線を手元のコーヒーに落とした。娘がわたしの視線に気づいてなければいいけどと思いながら。顔が赤くなってくるのを感じる。
娘はちょっと沈黙した後、口を開いた。
「もうママったら…。ママたち部屋のドアをちゃんと閉めてなかったんだもの。聞きたくなくても、何をしてるか聞こえてしまったのよ」
「まあ、聞こえちゃった? ごめんね、クリスティ…。ママは…、ママとパパは…、ちょっと雰囲気に飲み込まれちゃってて…。分かるでしょう?」
娘なら分かってくれると期待した。なんだかんだ言っても、クリスティも今はひとりの若い女性。こういうことも分かっているはず。
…でも、ちょっと引っかかることがある。確かジョンは寝室に入ってきた時、しっかりドアを閉めたはず…。
「分かってるわ。信じて、ちゃんと分かってるから。…それにね、ママ…。わたし…、わたし、中も覗いてたの。…どうしても自分を抑えられなかったの。好奇心が勝ってしまって…。ごめんなさい、ママ…。ママ、怒ってる?」 娘は抑えつけていたものを吐き出すように、一気に言った。
まあ、なんてこと! 娘がわたしたちのことを見ていた? わたしがジョンとアレをしてるところや、その後、ジョンの顔にまたがったところを見ていた?
すぐに、その時の光景が頭に浮かんでしまった。わたしのあそこが夫のおちんちんを包み、飲み込んでいるところを、ドアの向こうから覗きこんでる娘の姿…。
もちろん、わたしは怒って、憤慨し、娘を叱りつけるべきだったのは分かるけど、でも…。でも、そのとき感じたのは、いまではおなじみの脚の間の妙な疼きだけ。どうしてなの? ああ、わたし、いったいどうなってしまったの?
「クリスティ! なんてこと。あなた、ママたちを見てたの? どのくらい…、どのくらい見てたの?」
娘にどこまで見られたか不安になりながら、娘を見つめていた。ドアを開けたのはクリスティに違いない。覗くために開けたに違いない。でも、どうして?
「ほんのちょっとだけ…、数秒だけ…」 素早く言い繕っていた。
数秒と言いながら、本当は数分だったのだろうと思った。娘は、うなだれて床に目を落としていた。自分のしたことを恥じているのかも。可哀想に見えた。クリスティがもっと小さかった頃、何か悪いことをして叱られるとき、よく、こんな顔をしていたっけ。
でも、そんなふうに思ってほしくないの。セックスをすることが何か悪い、恐ろしいことのように思ってほしくない。ちょっとそういう会話をするのは居心地が悪いけど。
「いいのよ、大丈夫。ママは怒ってないわ。ちょっとびっくりしただけ。それだけなのよ。ねえ、聞いて、クリスティ。セックスをすることは愛し合ってる人同士ではごく自然なことなのよ。あなたも分かってるでしょう」
わたしは立ちあがって娘のところに近づきながら話した。
そして娘を抱き寄せた。胸を娘の胸に押しつけるようにして温かく抱擁した。わたしは娘のことをとても愛してる。こういう時にはちゃんと抱擁してあげるの。娘もわたしの腰のまわりに両手を回して、抱き返してきた。
「あなたの両親も同じなの。愛し合ってるから、時々、昨日のようにセックスするのよ」 と微笑みながら言った。
娘は顔を上げ、わたしを見上げた。顔がとても近くに来てる。何センチも離れていない。どうして、わたし、まだ娘を抱き続けているのかしら? あら、いやだ。離れなくちゃおかしいわ!
「ママ、ありがとう…。分かってくれてありがとう…。それにね? あれって、見てて、そんなに嫌な感じはしなかったのよ…。わたし、むしろ…、むしろ喜んで見ていたの」
そう娘はわたしの耳元に囁きかけて、いきなりわたしの唇にキスをした。
不意打ちのキスに、わたしはバランスを失いそうになってしまい、娘の手が危険なほどわたしのお尻に近づいていたのに気がつかなかった。ほとんどお尻に触っていた。
娘は素早く身体を離して、駆けるようにしてキッチンから出て行った。
わたしは娘のしたことに茫然として突っ立っているだけ。それに娘の言った言葉は、どういう意味なのかとぼんやり考えていた。
ようやく椅子に腰を降ろしたけど、今度は娘とスージーのことが頭を占領していた。ふたりがよく似ていること。ふたりとも若くて…、とてもセクシーで…、とても…とても、そそられてしまう…。