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デス・バイ・ファッキング 第12章 (11) 

ドニーの話し

私はアンドリューと子供たちと一緒に過ごす時間が大好き。子供たちがそばにいる時は、アンドリューはあまりしゃべらない。彼の代わりに、子供たちが彼の言葉をしゃべってくれる。これがとても笑える。アンドリューは、もうあきらめたみたい。

子供たちは18カ月ごろにちゃんとした話しをし始めたが、最初から、完全な文で話しをしていた。この子たちが自分たちが話していることをどこまで理解しているのか分からないけど、ともかく、たくさん喋っている。

ある日曜日の午後、私たちは小部屋でくつろいでいた。アンドリューはいつもの通り、ビッグマックとビールを手にアメフト試合を見ていた。彼は、ビッグマックに関連して彼が欠点を持っていることは自覚している。あれを食べるべきではないと知っている。だけど、それは伝統だからと。彼は自分の伝統を重視しているのだ。

子供たちは床に座って、レゴで遊んでいた。4人ともとても可愛い。ブロンドの髪、青みがかった緑の瞳、それにえくぼ。声はとても愛らしい。その声でアンドリューの考えてる言葉が出てくる。ほとんど卒倒しそうな言葉が。

心配しているのは、エマがドリスの前で4文字言葉を使ってしまい、ドリスを唖然とさせたことがあるのじゃないかということ。子供たちの中でエマが一番のトラブルメーカー。エマは何を言ってよくって、何は言ってはいけないか、ちゃんと分かっているはず。エマは、私たちの反応を見るのが好きなのだ。私が4人の中からエマを選び出すことができるのは、エマがそういうことを言う時だけ。エマの顔かたちでは分からない。どんなことを言うかでしか分からない。

アンドリューはとうとうファルコンズの試合を見始めた。それまでブラウンズにご執心だったのだが、それは自己崩壊に瀕していた。

というわけで、小部屋の中、アンドリューはテレビで試合を見ていて、子供たちは遊んでいて、私はみんなのことを見ていた。

エマがレゴのピースを二つくっつけようとしていた時、突然、叫んだ。

「マイケル! その馬鹿ボールを投げろよ!」

すると別の子が言った。「どうして、マイケルは馬鹿ボールを投げなくちゃいけないの?」

また別の子が答えた。「体当たりされたら、怪我するかもしれないから。そうなったら、ファルコンズは、馬鹿ブラウンズと同じレベルになってしまうから」

アンドリューは一度も口を開かなかった。じっとテレビ画面を見たまま。まるで私たちがそばにいるのに気づいていないように振舞ってる。

ひとりが私に訊いた。「ママ? ハーフタイムになったら何をするつもり?」

私はその子を見つめた。何と答えるべきかしら?

「ママは、パパがハーフタイムにしたいと思ってることなら何でもするつもりよ。いつもの通り」

エマが自信を持って言った。「ママとパパは一緒にヤルつもりなの」

とうとうアンドリューが口を開いた。

「エマ? 君はママに恥ずかしい思いをさせているよ。そのことは前にも言ったはず。パたちに気を使ってくれないかな? ハーフタイムの時はパパとドニーママの邪魔をしないでくれないか。その代わり、ディ・ディママのところに行って邪魔をするといいよ。ディ・ディママは4人のいたずら娘がやってきて、30分間、とことん邪魔をしまくるのをとっても嬉しいと思ってくれるはずだよ。その30分の後だったら、戻ってきて、パパの邪魔をしてもいいから」

エマが答えた。「でもパパ? 私たちパパの邪魔はしないわ。パパは、私たちのこと面白いと思っているもの」

「でもハーフタイムの時、ドニーママとパパだけにしてくれないと、パパを邪魔してることになるんだよ。だからお願いだよ」

エマはにっこりほほ笑んだ。「心配しないで、パパ。私たちはディ・ディママのことをお世話するわ。その間、パパはドニーママのお世話ができでしょ」

エマは、本当にマセたいたずら娘。この子が10代の娘になって、デートを始める頃が待ち遠しいわ。その時は、思いっきり恥ずかしい思いをさせてあげるから! その時が来るまでは、私は苦笑いして、我慢するしかなさそうね。

ようやく、ハーフタイムになった。試合は接戦だったので、30分しか余裕がないのが分かっていた。アンドリューは、接戦の場合、セコンド・ハーフを見そびれるのをとても嫌がるのである。

子供たちはキッチンに入って行った。キッチンではディ・ディがだらだらと夕食を作っているところだった。キッチンには、ドリスが気分転換のために彼女の洞窟のような居場所から出てきていて、キッチンテーブルのところに座って、時々、ディアドラの料理のやり方に批評を加えていたところだった。

だが、子供たちがキッチンに走って入ってくると、とたんにドリスはいそいそと退却した。多分、ディ・ディはほっとしたことだろう。ドリスは、私たちが何かをするとき、それが間違ってると思うと、ちょっとだけ口やかましくなるのである。


[2012/01/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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