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淫乱ママ 第5章 (21) 


「オーケー、それでどうすればいいの?」

わたしがそう言うと、みんながいっせいに話し始めた。誰もがそれぞれ何かアイデアを持っているようで、みんな互いに話し合っている。やがて、ティムが大きな声をあげ、他の人は耳を傾けた。

「この話をまとめる方法は、こんなことしかないんじゃないかな。つまり、みんなでポーズを一つだけ選んで、後はみんなそれぞれ違ったアングルで撮影するという方法。…というわけで、ケイト、そこにリラックスした格好で立ってくれる? 手を腰に当てて、ポーズをとって……。そう、そんな感じで」

ティムに言われたとおりにすると、突然、みんながいっせいにわたしにカメラを向け、シャッターを切り始めた。

これなら大丈夫だわと思った。スカートの裾はできるだけ下に伸ばしてあるし、胸も半分は隠れてる。できるだけ可愛い笑顔になって、ポーズをとった。

カシャッ、カシャッ、カシャッ

そのポーズの後、ティムが新しいポーズを指示した。

「ケイト? 今度は後ろ向きになって、僕たちの方を振り返ってみて」

両手を腰に当てたまま、言われたとおりにした。

「オーケー、今度は両手を腰に当てたまま、背中を反らしてくれる?……いいよ、そんな感じ。髪の毛が背中に流れるようにして」

その姿勢になったとたん、ブラジャーとブラウスの中で胸が張りつめた感じになった。何か見せちゃいけないものを見せていないかしら? それを確かめようと、みんなを見ようとしたら、とたんにみんなは、ダメダメ、ちゃんと後ろを振り返っていて、と叫んだ。仕方なく、そのポーズのままでいた。みんなシャッターを押し続けている。

気がついたら、フランクがわたしの方に回り込んでいて、わたしの胸を撮っていた。 まあ! こんなに近づいていたなんて! 傍若無人に振舞っていて、自分の友人の母親だというのに、その胸が間違って露わになったらその隙に写真を撮ろうと待ち構えている! なんて無遠慮なの!

ああ、本当だったら、こんな姿勢を止めるべき。…なのにわたしはそうしなかった。どっちかというと、さらに背中を反らせていた。この子、わたしの胸を見たがってるの?

カシャッ、カシャッ、カシャッ

「ケイト、最高だよ。パーフェクト! まさに僕らが望んだとおりだよ」 とティムが言った。

でも、その時、頭の中にあったのは、フランクがわたしの真ん前に立っていて、胸を半分露わにしているわたしの写真を撮っているということだけ。乳首が隠れていればいいんだけど…。興奮で身体がゾクゾクしてきた。またエッチな気持ちが目覚めてしまう…。

ティムがまた言った。

「オーケー。今度はちょっと大胆なポーズをしてみない?……ちょっとセクシーなポーズを?…」

「いや、俺はこのままでも充分いいと思うぜ」 とフランクが言った。

わたしは姿勢を戻してフランクを見た。彼の目がわたしの胸に釘づけになっている。えっ?! っと思って胸元に目を落としたら、ブラの端から乳輪が顔を出してるのが見えた。乳首はシースルーの生地の中にかろうじて隠れていたけど。すぐにブラを上げて隠した。フランクを睨みつけながら。

「大胆なポーズって? どんなポーズをしてほしいの?」 と問うような目でティムに聞いた。

ティムはちょっと返答に困ったような顔をして、息子の方に視線を向けた。わたしがトミーの母親だということで、本当に言いたいことが言えないみたい。

「ただのセクシーなポーズでいいんだよ、ケイト」 とようやくティムが答えた。

ふーん…。この子たちセクシーなポーズを求めてるのね…。じゃあ…

60センチくらいに脚を広げて、ちょっとだけ膝を曲げ、髪を掴んで頭の上に持ち上げて見せた。これで充分セクシーに見えるはず。

聞こえたのは、男の子たちのハッと息をのむ音と、シャッターの音だけ。なんだか太ももの上のところがスースーする感じがした。多分、ショーツの端のところが外に出てて、見えてるかも。そんなことを思っていたら、だんだん、息が苦しくなってきたし、心臓もドキドキし始めた。

息子の方を見てみた…。目を大きく広げて、ハアハアいってる。今の状況を喜んでるのは確か。他の男の子たちも同じような感じでわたしを見ていた。……みんな欲望をたぎらせてる感じで。

この時も、なんだか自分が強くなったような気がした。わたしは、この身体を使って男たちをコントロールできるの。みんな、わたしの身体をちょっとだけでも覗けるならと、どのようにも操れる感じだわ…。

もうちょっとだけ脚を広げた。いまはショーツが丸見えになってるかもしれない。男の子たちはわたしを取り囲んで、いろんな角度から写真を撮り続けた。わたしは、自由に撮らせてた。今となってはもう自由に。だってまだ身体の肝心なところは隠れてるし、大丈夫だから…。

「ちょっとみんな、これってきつい仕事ね。ちょっとお手洗いに行きたいわ。ブレークを入れてもいいんじゃない?」

過熱して、状況が手に負えなくなるのは嫌だったので、そう言ってブレークを入れさせた。


[2012/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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