寝返りを打ち、薄眼を開けた。目覚まし時計を見る。ぼんやりした頭のまま、じっと時計を見つめた。そして、時間に気づき、ベッドから跳ね起きた。目覚ましをセットするのを忘れていた。素早くシャワーを浴びて出かければ、トリスタとの約束にギリギリ間に合う時間になっていた。素早く立ちあがり、服を脱いだ。
裸のまま、自分の部屋から出て、廊下を横切り、バスルームに向かった。
バスルームのドアを押しあけたとたん、俺は死ぬほど驚いた。母親が悲鳴を上げて俺の方を向いたからだ。俺は固まったまま、立ち尽くしてしまった。俺も目を丸くしていたと思うが、それは母親も同じだった。
シャワーから出たばかりのようで、頭の先からつま先まで濡れていて、身体からお湯が滴っていた。俺が突っ立っていたのはたった数秒だったのは確かだが、その時の俺には永遠の時間だったように思えた。
俺はサッと視線を母親の見開いた眼から胸へと落とした。今の今まで、自分の母親があんなに綺麗な乳房をしていたとは知らなかった。乳首を見つめていたが、誓って言えると思うが、その乳首が俺に見られてみるみる固くなっていくのが見えた。同時に、俺もちんぽが固くなってくるのを感じた。ほんの一瞬だったと思うが、母親が視線を俺の目から下へと落とした。母親は唇をかすかに開いた。そこから小さな溜息が漏れた。
俺がさらに下に目を向け、母親の股間を見ようとした時、母親はくるりと向きを変え、タオルを手にした。だが俺は見逃さなかった。ほとんど息が詰まりそうになった。母親のあそこがすっかり毛を剃ってあったからだ。
母親はタオルを身体に巻きつけたが、その間、尻を俺の方に突き出す姿勢になっていた。尻頬は引き締まった感じで、ほど良く日焼けしていた。不思議なのは日焼けのラインがどこにもなかったことだった。
母親はタオルをすっかり巻きつけると、俺の方に向き直った。俺はそれを見て、すぐに向きを変え、バスルームのドアを閉めた。というのも、俺がすさまじい勃起をしていたのを母親に見られたくなかったからだ。俺は素早く廊下を過ぎ、自分の部屋に戻った。
俺は自分の部屋のドアに背を預けながら、母親が終わるのを待っていた。素っ裸の母親の姿は、永遠に俺の網膜に刻み込まれた。信じられないほどエロい身体をしていた。父親はラッキーなヤツだったということか。
バスルームのドアが開き、母親が自分の部屋へ歩いて行く音が聞こえた。俺は部屋の外、確実に母親がいなくなるまで待った。
「ジャスティン、使っていいわよ」と母親が自分の部屋の中から俺に言った。
今度は、今朝シャワーを浴びた時のタオルがそばにあったので、それを身体に巻きつけることにした。部屋のドアを開け、廊下に出た。
バスルームに入ろうとした時、母親が出てきて俺に言った。「ノックすることくらい知らなきゃダメよ」
「ああ、目が覚めたばかりで、お母さんが家にいると知らなかったんだ」 と母親を見て言った。母親は小柄の身体にタオルを巻きつけただけの格好で部屋のドアのところに立っていた。
「なんでそんなに急いでいるの?」 と母親は身体を壁にもたれさせて言った。まるで自分の身体の輪郭を俺に見せているような姿勢だった。
「今夜、トリスタのところでディナーに招かれているんだ」 身体にタオルを巻いているものの、その中からタオルを押し返すように乳房がむっちりと盛り上がっているのが分かる。
「じゃあ、楽しんでらっしゃい」 と母親は向きを変え、部屋のドアを閉めた。
俺はバスルームに入り、タオルを外した。俺の分身は半立ちくらいの状態に戻っていた。手を出してお湯の温度を調整する。ちょうど良い温度になったのを確かめて、シャワーを浴び始めた。