二人とも裸になった。アンドリューは力強い腕で私を抱き上げ、ベッドに運んでくれた。彼の腕に包まれると私はまるで子供になったような気持ちになる。愛され、守られている気持ち。それに、エッチな気持ちにも。子供がエッチな気持ちになる? それはないわね。
彼は私を抱いたままベッドわきに立っている。片手はすでに私の身体を探り始めている。お尻を触り、両膝の裏側を進み、太ももをさすってくる。彼に触れられた部分は、すべて火がついたように熱くなっていく。
彼は私をベッドに降ろし、私の横に這ってくる。アンドリューには手が3つ以上あるに違いない。というのも、あらゆる場所に彼の手が来てるから。私の身体は勝手に反りかえり、彼に押し付けている。彼の身体と接している部分を増やそうとしてるから。アンドリューの肌は柔らかく、滑らかで素敵。
彼の両手が私の胸をいじっている。私の胸は、今はみすぼらしいAカップに戻ってしまっている。だが、彼は気にしていないようだ。私たちの胸を愛してくれている。
乳首をつままれ、それから口に含んでもらうのが大好き。それを受けて身体がアーチのように反りかえる。無意識の反応でそうなってしまう。今や、私がするほとんどの反応は無意識の反応になっている。アンドリューは私の身体を完全に支配していて、彼が望むどんな場所にでも私を連れて行ってくれる。
あそこが濡れている。求めている。必要としている。もう、我慢できなくなっている。彼の固いペニスを私の中に入れてほしい。
ゆっくりと滑り込んできた。とても大きい。中をいっぱいにされる感じ。身体を揺らすようにして私に出入りを繰り返す。どういうわけか、彼にはそうしながら私のクリトリスを擦る方法が分かるらしい。
ゆったりとした心のこもったリズムで始まるけれど、気持ちが高まるにつれて、二人の動きが速くなる。今はあの大きなものが私の中に激しく当たってくるのを感じる。アンドリューは片手で私のあごをつかみ、私の唇を彼の唇に引き寄せた。ふたりはキスをしている。彼の舌が私の舌ともつれあっている。
彼の制御力は私には信じがたい。私はまったく制御力がない。私は彼になされるがまま。アンドリューに愛され、私はただ狂わされる。こんなにも速く頂点に登りつめてしまってる。ああ、とっても愛しているわ、アンドリュー。私は大きな声を上げている。ものすごいクライマックス。失神しそうになっている。
彼が私の身体の奥深くに放ったのを感じた。それが引き金となって、またもクライマックスに達してしまう。もう、これ以上ムリ。私はベッドの上、身体を崩した。ぐったりと、でも、満足しきって。彼は私をこんなに喜ばせてくれる。
アンドリューは私の鼻先にキスをし、それからまぶた、両頬、そして最後に唇にキスをした。
「ありがとう。…試合の後は何をしてる?」
私は唸り声を上げた。
「子供たちの世話をしてるわ。試合の後の時間についてはディ・ディに訊いてみたら」
女一人ではこんなにたくさんは無理。
つづく