2ntブログ



裏切り 第5章 (5:終) 

ダイアナは片手を私の背中の真ん中にあて、ぐっと押しつけた。後ろの方で食器棚がカチャカチャなるのが聞こえた。何かを背中にためらいがちに垂された。背筋がぞくっとするのを感じた。

ためらいがちだったのは最初だけで、その後はドボドボと何か重いものが肌に振りかけられた。そして、ダイアナの柔らかい唇が羽毛のようなタッチで肌を這い、巧みな舌先が舐めまわした。まさに甘美な拷問だった。

最初は首の付け根のあたりから始まり、徐々に下へと降りてくる。私がしたように、舐めたり、甘噛みしたり、吸いついたりを交互に繰り返された。たった数分のことだったかもしれないけど、何時間にも感じられた。快感と期待感が混じり合い、苦しいほど。

それまでダイアナは両足で私の太ももを外側から挟みこんでいたけど、今度は太ももの内側に割り込ませ、私の脚を広げさせた。その広げられた尻頬の間を、V字型の分厚いピザがズルズルと這いまわって、その部分に肉汁やソース、それに具などがたっぷりと擦りつけられた。そしてそこに唇を当てられた。

ダイアナはたっぷり時間をかけて、歯や舌を駆使し、私の「ピザパイ」を貪った。舌先を私の「愛のつぼみ」に差し込み、そこを広げ、トマトや肉の汁でヌルヌルにしていく。

「あなたがベジタリアンでなくて本当に良かったわ…」 とダイアナは甘い声で私に囁いた。「私が好きなディナーは…お肉!」

その言葉にタイミングを合わせて、彼女は私に突き入れた。彼女の油がついてヌルヌルとした肉棒が、同じく油がついてヌルヌルとした私の肉穴に一突きで根元まで入ってきた。私は大きな唸り声を上げた。…でも、それは、驚きによる声で、苦痛による声ではない。この二日間、私はダイアナの性的な攻撃を受け続け、苦痛を感じる段階はとっくに超えていた。

ダイアナは私に突き入れると同時に、前に手を伸ばし、私自身の固くなった棒を油まみれの手で優しくしごき始めた。

私は両膝をついて身体を立てた。その私をダイアナは後ろからギュッと抱きしめ、力強いストロークで出し入れを続けた。片手で私の「クリ」を握り、しごき続け、もう片手で私の胸を押さえ、乳首をつねる。

その攻撃に、私は心臓がまるでハンマーで叩くように高鳴るのを感じた。

目を開けて真向かいの壁のどこか上の方を見つめていたが、何も見えていない。自分のすべてが、ダイアナが攻撃し続けるアヌスと「クリ」と乳首の3点だけになっていた。

ダイアナは私の耳に囁いた。

「私があなたのディナーをどれだけ楽しんだか、本当に伝えきれないわ。デザートの方は私に任せてね」

熱い溶岩がどっと溢れた。彼女の火山からでたのか、それとも私自身の火山から? 私には分からなかった。体中の全神経が一気に点火したようだった。身体が大きく痙攣していた。ガクガクと何度も、間断的に、跳ねていた。ダイアナに抱かれていなかったら、たぶん、倒れ込んでいただろう。

それに、ダイアナの方も、そんなに安定していたようには感じられなかった。とはいえ、彼女は私の身体をがっちりと抱き、何とかして姿勢を保ち続けてくれていた。私の身体の中、熱くヌルヌルしたものがあるのを感じ、私も彼女も同時に火山を爆発させたのだと分かった。

ふと、ダイアナが私の口を手で覆った。口を開けると、濃厚な香りの信じがたい霊薬を味わわされた。トマトとバジルとオレガノで味つけられた精液だった。私は貪欲にそれを飲み込み、その後、彼女の手のひらをぺろぺろと舐めて残りもいただいた。ダイアナは私にそれを食べさせながら、私の耳たぶを優しく噛み、そして熱い息を吹きかけながら言った。

「エマレル・ラガッシィ(参考)も、あなたには敵わないわね…。それで、バーベキューの時はどんな料理をしてくれるの?」

つづく


[2012/05/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する