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ライジング・サン&モーニング・カーム 第6章 (1) 

「ライジング・サン&モーニング・カーム」 第6章 The Rising Sun & The Morning Calm Ch. 06 by vinkb


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これまでのあらすじ


16世紀、釜山。地元の娘ジウンは日本人のノボルと知り合い、ふたりは結ばれた。しかし翌朝、ジウンはノボルの弟三郎らに強姦され、自害する。ノボルは怒りに兵を殺すが拘束され、秀吉に不死の刑を科される。ノボルは狐使いの美女と交わり、その結果、人間ではなくなってしまったのだった。時代は変わり現代。シカゴ。女医のアンジェラはたまたま入ったレストランで不思議な魅力があるノブ(ノボル)と知り合い、デートに誘われた。そしてそのデートで、アンジェラはノブとのセックスで失神するほどの快感を味わう。翌朝、ノブはアンジェラに自分が半人半獣であることを打ち明けた。


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これは、何か悪い夢を見ているんだわ…

目の前に立つ巨大な生き物。その姿を見ながらアンジェラは思った。

ノブは今や身長220センチあまりになっていた。腰のサイズは前と変わらないが、肩も背中も、そして胸板もはるかに大きくなっていた。全身は銀色の毛で覆われていた。身体の前部の毛は短いものの、特に肩と背中の毛は、馬のたてがみのように長く伸びていた。ひょっとして尾が生えているかもと思って見たが、どうやら、それは、なさそう。だが両手も強靭そうに巨大化していて、太い指の先には恐ろしいかぎ爪が生えていた。その手はひっきりなしに握ったり緩めたりを繰り返している。

何よりアンジェラを驚かせたのは彼の顔だった。自分を見つめるその青い瞳には、少し不安の色が浮かんでいるものの、しっかりと知性を湛えていたのであった。ノブは身体的には大きく変わってしまったものの、あの驚くべき瞳の後ろには、依然として彼が存在しているのだ。不思議とアンジェラにはそれが分かった。

ノボルは、心臓があまりに早鳴りしすぎ、破裂してしまうのではないかと感じていた。アンジェラが言葉を発するのを待ちきれなくなり、彼は口を開いた。

「ア、アンジェラ…、私は…」

そう言いかけたノボルだったが、アンジェラは彼の言葉を遮った。ノボルは、その時の彼女の反応に驚いた。これ以上驚きようがないほどの驚きだった。

アンジェラは、ほとんどベッドのマットレスにお腹をつけたままの姿勢で前に這い進み、ノボルのペニスに愛しそうに唇をなぞりつけ、その敏感な先端部の皮膚を軽く唇で挟みつけたのである。

彼女はノボルを焦らして楽しんでるのは明らかだった。その彼女の様子にノボルの目は釘付けになっていた。

彼が勃起し、最大サイズになると、アンジェラは、その大きくなった陰部をじっと見つめ、物欲しそうに舌舐めずりした。そして、後ろを振り返り、脚を大きく広げて見せた。ノボルを求めてそうしているのは明らかだった。

「ノブ…。私を犯して…」

アンジェラの反応に興奮し、ノボルは不安な気持ちをすっかり忘れてしまった。笑みを浮かべ、アンジェラの後ろにまわり、かぎ爪の両手で彼女の腰をがっちり押さえこんだ。そして、アンジェラの白肌に爪を食い込ませながら、巨大化した分身をじわじわとねじ込み始めた。まさに拷問を行っているかのように。

アンジェラは部屋の向こう側にあるドレッサーに目をやっていた。そこにある大きな鏡に映るふたりの姿を見ていたのである。鏡の中、巨大な獣が己の快楽を求めて、アンジェラの身体をまさに道具のように使っている光景が映っていた。しかし、それゆえアンジェラはいっそう興奮し、陰部が濡れてくるのを感じていた。

やがて、アンジェラは尻肉がノボルの下腹部に触れるまでになったのを感じた。彼女は、あまりに内部をいっぱいにされすぎ、身体をよじらせることすらできなかった。鏡の中、ノボルの顔を見ると、唇を歪ませ、歯をむき出しているのが見えた。真白で、先端が剃刀のように鋭い牙が光っているのが見えた。

今のノボルの身体の大きさは、アンジェラのほぼ2倍はある。そして、彼のペニスは長さも太さも倍以上になっているように感じられる。


[2012/09/05] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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