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日系美肉スチュワーデス3 (5) 

ビルはしばらくクリスの上に覆いかぶさっていたが、ようやく回復したようだった。これは、彼にとって、人生で最高のセックスだった。身体を起こし、脱ぎ捨てた衣類を拾い、寝室へと向かった。

クリスも立ち上がった。レースの黒パンティがスルスルと脚を滑り、踵へ落ちた。精液で濡れた下着から足を抜き、拾い上げた。その汚れた下着を使って、固い木の廊下の床に点在する濡れた染みを拭った。

再び立ち上がり、自分の股間を見て、クリスはくすくす笑った。夫が出した水っぽい精液が太ももの内側からストッキングを履いたままの脚を伝って流れおちていく。右足の方では、早くも、いくらか足とハイヒールの隙間に染み入っていた。

主寝室に入ったビルは、キングサイズのベッドにドスンと音を立てて横たわった。それを見ながらクリスは寝支度をしにバスルームへ向かった。

汚れたパンティを洗濯物入れに入れながら、クリスは股間に目を落とし、いまだに脚の間から白濁が流れているのを見た。夫の水っぽい精液が流れるのをもっと見ようと、わざと陰部の筋肉に力を入れ、締めつけてみた。いまは左足のハイヒールにも精液が染み入っている。

それにしても、ビルの精液は何て薄いのだろう。クリスは信じられない思いだった。…ほんと、水みたい! でも、すごいわ。ビルがこんなに出したのは初めてじゃないかしら! たぶん、あのロールプレイのおかげね。黒人の逞しい男に私が犯されるプレイ! ビルは、あれで、ものすごく興奮したみたい」

その夜、クリスはベッドの中、疲労で大きないびきを立てて眠るビルの横、夫を喜ばせ、これまで最大の射精をさせたことを誇りに思いながら横たわっていた。オーガズムに達したように見せたけど、それはまったくの演技だった。とはいえ、それは今の誇らしい気持とは関係ない。

実際、あの時、太ももをぴっちりくっつけて締めつけていなかったら、夫のペニスの存在を感じたかどうかも怪しかった。悶えるような動き、身体の震え、痙攣、そのすべてが夫のことを思っての意図的な演技だった。自分に激しいオーガズムを与えたと夫に思ってほしかったからのことだった。

ビルが真実を知ったら、いいのに……と彼女は思った。

クリスは先週末のことを思い出しながら、ずっと眠れずにいた。その日、クリスは何かのきっかけで、ビルが夢中になってみていたバスケットボールの試合を途中から見たのである。

普段はスポーツには興味がないのだが、試合をしているのがシカゴ・チームであると聞いて、興味を持ったのであった。シカゴは、翌週、フライトで向かう都市である。それに、シェリーに誘われてアルバイトをしているスポーツ・エージェンシーから、まさに同じシカゴ・チームに属するある選手について最初の契約更新の仕事を任されていたのである。もちろん、この仕事はアルバイトであって、夫には彼女がしていることを決して知られたくない仕事であった。

テレビで、その最初の契約更新をする選手の名前が流れた時、クリスは、何て皮肉なんだろうと思った。

ちょうどその時、その選手が非常に破壊的なプレーをしたのである。その破壊力に驚いたビルは、大きな声で叫んだ。

「クリス! 今の、見たかい? バリー・ウィリアムズがボールをぶち込んで、相手のディフェンダーたちをこてんぱんに蹴散らしたところを! すごいなあ、こういうヤツを男の中の男というんだろうな。本物の怪物だ! 身長は2メートル、体重は115キロはありそうだ。しかも、固い筋肉の塊!」

「ええ、ビル、本当ね。逞しい男ってこういう人を言うのかも! それに、あなたの言うとおりね……115キロの筋肉の塊!」 クリスは独り言のように、呟いた。

それが先週末の出来事。そして、クリスは、今度は、昨夜のことを思い出していた。シカゴ往復のフライト勤務で、昨夜はシカゴに一泊してきたのである。そして、同時に、ある著名なスポーツ選手から最初の契約更新を勝ち取った。彼女は、そのバイト仕事の一部始終を、どうしても思い出さずにはいられなかったのだった。もちろん、そのスポーツ選手とは、夫がテレビを見て圧倒されていたバリー・ウィリアムズだった。


[2012/10/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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