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誰とやったか知ってるぜ 第7章 (34) 


「あなたのメス奴隷があなたの味を分かるか確かめてみるわね」 ケイトはそう言って、俺のペニスに触れた。

指を1本、俺の肉棒に軽く添え、先走りをできるだけすくい取り、指に塗りつける。

「彼女の目や表情をよく見ていて」 とケイトは俺に熱っぽくキスをした。

俺の顔はミセス・グラフのパンティで覆われている。だからキスもパンティ越しのキスだ。これが驚くほど強烈な興奮を産んでいた。互いに舌を相手の口に入れようとするが、それが俺の口を覆う黒い薄布に遮られる。

何秒かキスをした後、ケイトは身体を起こし、小部屋の向こうへと出て行った。

目の前のマジックミラーの向こうに再びケイトが現れた。ミセス・グラフの背後へと回る。ケイトはミラー越しに俺の方を見ながら微笑み、そして顔を俺の元教師の首筋へと傾けた。ミセス・グラフは反射的に首を傾け、口を半開きにして、喘ぎ始める。まるで、自動的にそういう反応をするように心も身体も調教されてしまっているようだ。

その時、ケイトがミセス・グラフの顔へ手を近づけ、唇に俺の先走りを塗りたくった。

ケイトがミセス・グラフの耳元に何か囁きかけた。するとミセス・グラフは口を開き、ケイトの指をしゃにむに吸い始めた。ミセス・グラフの顔に淫欲の極みともいえる表情が浮かんだ。瞳が失神寸前のように上がり、頭の中へ回ってしまってる。それでも何度も何度もケイトの指を舐め続けてる。見ている俺もますます勃起の固さを増していた。

ケイトはゆっくりとミセス・グラフの口から指を抜いた。

ケイトの両手は、ミセス・グラフの左右の体側を撫で上げ、その後、すーっと滑るようにお腹へ向かい、そこを押さえた。そして、そこからじわじわと這い上がり始める。目的地はミセス・グラフの乳房だ。それを感じてか、ミセス・グラフは、ハアハアと短い息遣いになっていく。

ケイトがミラー越しに俺の方を見ているのは知っていたが、その時の俺の目は、ケイトの顔は見ていなかった。見ていたのはケイトの両手だ。それから目を離せない。

いま、彼女のセクシーな両手はじわじわと、本当にじれったい遅さで、俺の元教師の豊満で成熟しきった乳房へと向かっていた。そして、とうとうそこに触れる。

ミセス・グラフは口を開いたままになっていた。ああん、ああんと喘ぎ続けている。愛撫を歓迎しているのを示そうとしているのか、胸を突き出すようにしているのも分かる。

ケイトが指先で乳輪に輪を描くようになぞり始めた。乳首がさらに大きく、さらに固くなっているのが見えた。そして、本当に長い時間が経ったように思ったが、ようやくケイトの指先がミセス・グラフの乳首に触れた。指先の赤く長い爪で乳首をカリカリ掻き始める。

「ああっ…!」 ミセス・グラフが大きく叫ぶのが聞こえた。大音響の音楽の中でも、聞こえる大きな叫び。

ケイトはミセス・グラフの後ろに立ったまま、ミラー越しに俺を見ている。明るい赤の爪は、いまだ俺の元教師の乳房の頂きを飾る膨らんだつぼみを引っ掻き続けていた。カリカリと軽いタッチで。

だが、ケイトも我慢できなくなったのか、舌舐めずりした後、いきなり両手でミセス・グラフの左右の乳房を握り、力強く揉み始めた。

「ああ……ッ!」

その時のミセス・グラフの表情は、まさに驚きだった。それまで想像したことがないほどの官能の高みに登ったような顔だった。


[2013/01/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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