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ジャッキー 第13章 (3) 


1月の中旬になる頃には、僕はもはやこれ以上我慢ができなくなっていた。アンジーが再びイライラし始めたのを見て、まもなく彼女は僕に残業になると言うだろうと思った。今回は、アンジーを尾行することにした。何が起きてるのか、それを知るためだけに。

それは次の金曜日に起きた。昼過ぎ、アンジーは電話をよこし、残業をするので夜の9時か10時まで帰らないと言った。これは、僕にとっては、計画を実行に移せという相図でもある。

最初にしたことは、ジャッキーからジャックへの着替えである。ほとんどの部分は簡単に着替えができる。というのも偽乳房はブラジャーに収めてあるだけで、胸に接着剤でしっかりと固定はしていなかったから。とはいえ、指の爪からマニキュアを落とさなければならない。これにはちょっと時間がかかってしまった。

ジャックの姿になった後、僕は車に乗り、レンタカー会社に行き、そこでレンタカーを借りた。アンジーには僕のレクサスが後をつけるのを見られたくなかったからである。僕が借りた車は、ごく普通のシボレーの黒いミニバンで、窓が暗い遮光ガラスになっているものだった。バンに乗り換えた後、僕は会社のビルの向かい側に行き、そこに駐車し、待機した。

車の中、4時からずっとオフィスの前で待っていた。アンジーの車が駐車場にあったので、彼女はまだオフィスを出ていない。ちょうど5時になった時、アンジーが玄関から出てきた。まっすぐ車へと歩いて行く。

アンジーは車に乗り込み、僕の乗る車のすぐ横を運転していった。彼女は僕に気がつかなかった。まったくその様子はなかった。僕は、可能な時はいつも他の車が数台、間に挟まるようにしつつ、できるだけ彼女の車の近くにつけて尾行した。

やがてアンジーは、古い家々が並ぶ小さな地区へと進んで行った。どの家も70年代に建築されたような家々だった。古い地域ではあるものの、荒れているわけではなく、管理もできている。ともあれ、各家の玄関先に停まってる車はすべてピックアップ・トラックだった。それから察するに、この地域は労働者階級の人々が住む地域だと分かる。

そのまま尾行を続けていると、アンジーの車がとある家の玄関前へと入っていった。僕はそのまま走り続け、2軒ほど先の家の前に止め、素早くライトを消した。この季節、この時間では辺りは暗くなっており、この暗闇なら僕のバンも見えないだろう。

アンジーは見知らぬ家に入っていくところを人に見られるのを気にしていたかどうか。それは分からないが、いずれにせよ、彼女はそんなことを気にしている様子は見せなかった。まったく辺りを見回したりすることなく、まっすぐに家の玄関へと歩いて行った。中から玄関に出迎えがくるまで、ほんの数秒だった。玄関ドアが開くと、すぐに中から腕が出てきて、アンジーを掴み、家の中に引っぱりこまれたのである。

ここで、僕の話しの最初に戻る。

あの男の家の外、寝室の窓の外に僕は立ち、結婚して半年しか経っていない僕の妻が、汚い床に正座し、他の男のペニスを舐めしゃぶるのを見たのだった。僕は凍りついたように立ちつくし、23センチはあるペニスが彼女の口に出入りする光景から目を離すことができなかった。

アンジーがどういう気持ちをしているか、僕には理解できていた。大変な太さだから、まずは唇が慣れるのを待たなければならない。そして、あの太い肉棒を口に入れるには、あごも充分にリラックスさせなければならない。僕も、同じ経験があるので分かるのだ。フレンチメイドの制服を着て、アンジーの前に正座し、ストラップ・オンのディルドで何度も口を犯された。あの時の僕と、今の彼女はまったく同じ気持ちを経験している。

ただ、この男は、アンジーが僕にするときほど、アンジーに対して優しくはなかった。アンジーは両腕を脇に降ろしたまま、正座していた。一方、男は両手で彼女の頭を押さえ、まるでおもちゃを扱うように前後に動かし、彼女の口を犯していた。間もなく、男はペニスの根元まで彼女の口の中に押し込むまでになっていた。アンジーの表情を見れば、男のペニスで窒息しそうになっているのが分かる。目には涙が溢れ始めていた。

男はペニスを出し入れしながら、アンジーに何か言っているようだった。窓が閉まっているせいで、男が実際に何を言っているのかは聞こえなかったが、それでも言っている言葉は想像できた。多分、乱暴な言葉で、「お前はチンポしゃぶりが巧い女だ」とか、「俺のチンポで喉奥を突かれてるお前の顔、最高だぜ」とか、そういう言葉だろう。もちろん、実際には聞こえていないのだから、そんな言葉は僕自身の頭の中から作りだされた言葉なのは事実なのだが…。

アンジーがどれくらいの時間、男に口を犯されていたのか、僕には分からない。時間がまったく止まってしまったように感じられていたから。

ともかく、アンジーが男のペニスのあらゆる場所を舐め、そのすべてを口に入れたのは確かだ。何度となく、男は強引にアンジーの頭を股間に引き寄せた。ごわごわの陰毛に彼女の顔が押し付けられているのを、僕は何度となく見た。男はアンジーが来る前にシャワーを浴びていたらよいと願うが…。アンジーのためにも、是非そうであってほしい。


[2013/01/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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