少し間をおいてから答えた。
「分かったわよ。濡れてるわ。それで満足?」 顔が真っ赤になってるのを感じる。
「それでよし。じゃあ、今度は、そこを円を描くように擦ってみろ。オナニーする時のようにな」
この男、何をさせようとしているの。信じられない!
「いやよ! 私を犯して満足したかもしれないけど、それ以上はあり得ないわ!」 自分の置かれた状況にイライラして、電話に叫びかかるような声になっていた。
でも、気がついてビックリしたのは、まだわたしがパンティの中に手を入れたままにしていたこと。この不作法な男への嫌悪感が一方にあるのに、この男の要求が引き起こしている邪悪な喜びがわたしの心の中に忍び込んでくる。頭が混乱してくる…。
「ケイト、ケイト、ケイト……。やろうと思えば、簡単にあんたの写真をインターネットに載せられるんだぜ。いや、それより、あんたの旦那にメールする方がいいかもな…どうした方がいい? アハハ……」
「そ、そんなこと……」 パニックになって声が出なかった。「お、お願い、やめて……もう分かったわよ。するから……ほら、今から……」
あの写真が表に出たら…恐怖感に襲われ、私は素早くあそこを擦り始めた。そして、また驚いてしまった。すぐに気持ち良くなってきて、どんどん湿り気が出てきたこと。
「いやー、いいねえ。おばさんの乱れた息づかいが聞こえるぜ……。いい子だ。今度はそこに指を入れてみろ」
わたしはフランクの変態じみた要求に観念することにし、指を滑り込ませた。喘ぎ声が出る。でも、他に何ができると言うの? あの写真が夫に送られるなんて、絶対にダメ。そんなことになったら、確実にわたしと離婚すると言うわ。そして子供たちとも離ればなれにされてしまう。
決して感じまい、感じまいと意思を固くしているのに、でも、この指が…ああ、わたしの指が勝手に動いて、とまろうとしないの!
「今度は、いったん、その指を抜いて、舐めてみろ。自分の味を!」
言われたとおりにした。したくなかったけど、した。指をお口に入れて、あそこのお汁を啜って、そして小さな声で喘いだ。電話の向こうで誰がわたしの声を聞いてるかなんて忘れていた。
だって、仕方ないわよね…。今朝、娘とあんなことをして、快感や興奮が高まっていたし、夫とも中途半端で、欲求の解消ができなかったんですもの……
「ケイト、あんた、淫乱おばさんだな。いいぜ! 今は家にはあんただけか?」
「いえ……娘がいるわ。二階に」
「ふーむ、クリスティか……あいつもそそられるなあ。あのおっぱいにあの尻……あの尻、ヤリてえな。あんたもそう思うだろ?」
その質問に不意を突かれた。
「えっ? そ…そんなわけないわよ。も、もちろん…。自分の娘なのよ」 と囁いた。
「あれぇ? なんだかちょっとためらったような言い方だな? あんた、自分の娘とエロいことするのを考えたことあるんじゃねえのか? いいから、正直に言ってみろよ、ケイト」
え、どうして? フランクが知ってるはずがないのに!
「いいえ、ないわ。そんなこと」
もちろん否定したけど、思い浮かべないように頑張れば頑張るほど、娘の完璧なお尻が頭に浮かんでくる。
「本当にないのか? クリスティの若々しい大きなおっぱい…そのてっぺんにちょっと色がついた乳首がツンと立ってて…。あんたなら、舐めたり噛んだりしたくなるような乳首じゃねえのか?」
「いや、やめて…お願いだから」
「おばさん、興奮してきてるだろ? 俺には分かるぜ…。やっぱり、自分の娘のことエロい目で見てるんだな。…だとすると、やっぱり、クリスティのおまんこも舐めたいと思ってるんじゃねえのか? ええ? ケイト? 自分の娘のおまんこを…?」
大嫌いな男の声を聞いてるのに、わたしの手が本能的に濡れて熱くなってるあそこに行ってしまってる…
「ああん…いや、もう止めて」