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無垢の人質 第10章 (13) 


レオンは燃える眼差しでイサベラの身体を見下ろした。クリーム色の太もも、赤い縮れ毛の薄い茂み、そしてほのかに膨らんだ腹部を目に焼き付ける。

「昨日の夜、お前は俺の上に乗りながら、目の前で誘惑的に揺れ動いていた美しい乳房を垣間見せては、俺が触れることも愛撫することも許さず、俺を焦らし、そして苦しめた…」

レオンは熱のこもった声でそう呟き、指をイサベラの胴着に這わせ、帯の結び目に引っかけ、それを解いた。薄い生地を剥くように左右に広げ、イサベラの小ぶりの肉丘を露わにした。レオンの熱いまなざしが、そこに集中する。

レオンの焼けるような視線で身体を見つめられ、イサベラは左右の太ももを震わせ、その間が疼き、じんじんと鼓動を打ち始めるのを感じた。

痛いほど固くなっている乳首を指で優しくこねられ、イサベラは緑色の目を見開き、「レオン…」 と小さく呟いた。

「お前はシュミーズを脱ぐことすらせず、自分から俺のすべてを中に取り込み、俺の肉茎がお前の愛しく可愛い下の口に飲み込まれていく姿を俺に見せすらしなかった…」

レオンの指がイサベラの膨らんだ腹部から徐々に下がり、いま彼が言及した谷間を優しく擦り始めた。

「ああん…ッ」

イサベラの女芯はすでに熱いしずくを湛えている。

突然、レオンがイサベラの太ももの間に身体を移動し、イサベラは固唾を飲んだ。両手で太ももを押さえ、熱い息を彼女の柔らかな茂みに吹きかけている。瞳はずっと彼女の瞳を見つめたまま。

そして、彼の唇が開き、イサベラの大切な部分を覆った。そこの敏感な肉肌を甘噛みし、優しく吸い始める。

その途端、イサベラの心からすべての思考が流れ出してしまった。舌が突き出てきて、しずくを湛えた肉ひだをいたぶられ、イサベラは、ああっ、ああんっと喘いだ。

左右の太ももは力強い手でがっちりと押さえられ、防御することはできない。舌と鼻先に官能的な薄桃色の美肉はいじめ続けられる。やがてイサベラは身体全体をくねらせ、腰を突き上げていた。半開きになった唇からは、ひっきりなしに泣き声にも聞こえる喘ぎ声が漏れ続ける。

もっと近づいてもらおうとしてか、イサベラはレオンの身体に両手をかけ、引き寄せた。爪が彼の肌に食い込む。それと同時に背を反らせ、淫らに股間を突き上げた。

彼の舌が固く尖り、イサベラの深部へと突き入ってきた。その強烈な刺激にイサベラは全身を強張らせた。太ももの間に湧きあがっているギリギリの緊張状態は、ほとんど耐えがたいと言ってよく、イサベラはもっと決定的な刺激を求めて身体を震わせた。

指が女芯近くの突起をいじっている。舌が、すでに溶けて涎れを垂らしている通路をさらに屈服させようと攻撃を繰り返している。イサベラは頭を左右に振って、その攻撃を受けとめていた。声は小さいながらも悲鳴のような色を帯び、小部屋を満たしていた。

だがレオンの口が彼女から離れた。

イサベラは切羽詰まった声で喘いだ。「レ、レオン…お願いッ!」


[2013/03/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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