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ジャッキー 第15章 (5) 


ダンを舐め清める仕事が終わったのか、2分ほどした後、アンジーは僕の頭に手をかけ、僕に囁いた。

「ジャック? 彼はバスルームに行ったわ。あなたは私をきれいに舐めはじめなきゃダメよ。あなたがしてないのをダンが見つけたら、彼、また私を叩くと思うの。だからお願い。また叩かれるのはイヤだから。これはもうすぐ終わるわ。ダンは、あなたが言われたことをちゃんとしているのを確認したら、帰っていくはず」

もちろんアンジーの言うとおりだと思った。いまダンを怒らせるのに何の意味もない。それに、僕はセックスの後いつもアンジーを舐め清めていたわけで、アンジーの中に出された精液を舐めるのは初めてのことではなかったし。ただ、他の男が出したスペルマを舐めるのは初めてだったけれど。

ためらいがちに舐めてみた。そしてそれが僕自身のものとほとんど同じ味なのに気づいた。僕個人の性癖のせいかもしれないけれど、味が似てると分かると、いくぶん、この行為もそれほどひどいとは感じなかった。

できるだけ早く舐め取ってしまおうと思った。そうすれば早くこれが片付くから。その僕の努力のせいなのか、アンジーが悩ましい声を上げるのが聞こえた。それに、お尻をくねらせ、僕の顔面全体にあそこを擦りつける動きもしていた。この行為にアンジーがとても興奮しているようだった。アンジーが興奮することは、とりもなおさず、僕も興奮することとなる。

僕が彼女のあそこをできる限りきれいに舐めきると、アンジーは身体を起こし、今度はアヌスを僕の口の上に降ろしてきた。これは僕には初めてのことだった。アンジーにアナル・セックスをしたことはあったけど、その後にアヌスを舐めるように求められたことは、これまでなかったから。

ただ、実際、僕にとってはこれも大変な仕事ではなかった。これまでも彼女のアヌスを舐めたことは何度もあったから。それに、確かにいまのアンジーのアヌスにはダンのスペルマが充満しているとはいえ、すでに僕はダンの精液を舐め取っているわけだし、今さら拒絶する理由はなかった。

どのくらい舐めていただろう。やがてお尻の穴もきれいになると、アンジーは僕の顔から降り、床の上、僕と並んで横になった。知らぬ間にダンは帰っていったらしい。

アンジーは、横たわったままの僕に覆いかぶさり、何度も何度もキスをした。とても長いキスだったし、情熱がこもったキスだった。

本当に1時間も続いたかと思えるキスだった。ようやくアンジーはキスをやめ、僕に訊いた。

「あなた、大丈夫? ダンはずいぶんひどくあなたを扱っていたわ。もっと言うと、私を辱めるより、あなたを辱めることに集中していたみたい」

「大丈夫だよ。思ったよりひどくはなかったから。それより、アンジーの方こそ大丈夫? 僕は君がダンに叩かれるのは見たくない。僕がダンのペニスを早く握らなかったために君が叩かれた時、本当にすまないって思ったよ」

「ダンは私を犯しながら、お尻を叩くことはよくあるの。でも、それはそんなにひどくは感じなかったわ。でも今夜はダンは本気で私を叩いた。これまであんなに強く叩かれたことなかったと思う。いつも命令されたことをやっていたからだとは思うけど…」 とアンジーはダンに叩かれたところを擦りながら言った。

アンジーが知っていたかどうか分からないが、彼女の言葉は僕に突き刺さった。僕が、アンジーが痛い目に会う原因になるのは嫌だった。

「ごめん。この次は、ダンが要求することは何でもすると約束するよ。あんなふうに君が叩かれるのは嫌だから」 と僕は謝った。

アンジーは微笑んだ。「つまり、まだ私と離婚するつもりはないということ? こんなことになって、あなたはもう荷物をまとめるつもりでいると思っていたわ」

「僕はそんなに簡単にあきらめないよ。それに、思ったほどそんなにひどくはなかったんだよ。侮辱や恥辱なら多少は耐えられる。君こそ、ずいぶん長い間、恥辱に耐えてきたんだよね?」 僕は、侮辱される僕を見てもアンジーは嫌な思いをしていないと期待しつつ、そう訊いた。

アンジーはくすくす笑った。「ええ、そうね。何度もいたぶられてきたわ。さあ、二階に上がってシャワーを浴びましょう? あなた、すごい状態よ。髪も顔ばかりか、首やシャツにもドロドロがついてるわ。それにあなたのズボンにも大きな染みができてるのを忘れないようにしましょう。どうやらあなたもオーガズムに達して、ズボンの中に出したようね」

それを聞いて、僕は驚いた。いつ射精したか覚えていなかった。ズボンに目を降ろし、アンジーが言っていることが嘘ではないと知った。チャックの近くに大きな濡れたところがあった。

「いつ、こうなったんだろう?」

アンジーは笑い出した。「アハハ。私に訊かないで。私はダンにやられることで精いっぱいだったんだから。でも、あなたは何か楽しんだことがあったのは確かよ」


[2013/03/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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