ジェシーがラップダンスを始めた。僕は銃を構えていた男を見上げた。この男だけは僕に注意を向けていたが、他の者はみなジェシーを見ていた。ジョンと目が会ったが、その目の表情から、僕は「あんたは黙っているべきだったんだよ」と言われている気がした。ジョンは正しかったのだ。彼の言うとおりにしていたら、今頃、僕とジェシーはホテルに戻っていただろう。
ラウンジの中、音楽は鳴り続けていて、ジェシーは隣の部屋の女がしていたように踊ろうと、精いっぱい努力しているように見えた。
ゆっくりとトップのボタンを外していく。怖がっておどおどとしていたけど、それでも何とか生きて帰らなければと決心したようだった。人間、命が脅かされたら、しなければならないことは何でもするものだ。
ジェシーが腰をゆっくり振った。するとシャツの裾がひらりと舞い、前が開き、セクシーな赤いブラジャーが姿を見せた。ビニーはジェシーを見上げながら、ズボンの前にできた膨らみを擦っていた。ジェシーのダンスがプロ並みではないにしても、この男が、妻の魅力を堪能しているのが分かる。
ジェシーは肩をすぼめた。それに合わせてトップが肩から滑り落ちた。引き続いて、今度はスカートのボタンを外し始めた。ビニーに背中を向け、ゆっくりと腰を曲げて前屈みになり、スカートを押し下げ、床に落とした。ジェシーは、ビニーにも、そしてビニーの周りにいる男たち全員にも、美しい尻を見せている。
ビニーがジェシーに自分の膝の上に座るように指図した。それを受けてジェシーはゆっくりとこの男の方へ近づいた。
いまのジェシーは前ほどおどおどしていないように見えた。ジェシーが近づき、再びビニーに背中を向けると、ビニーは彼女の腰に手をあて、自分の下腹部の上に尻が来るように導いた。誰の目にも分かる彼の股間の盛り上がりが、いまや、僕のセクシーな妻の尻頬の間に嵌まっている。
腰に当てられたビニーの手の動きに助けられつつ、ジェシーはビニーの下腹部の上、腰をくねくねと動かし始めた。肩越しに振り返り、ビニーの顔を見ていた。無表情な顔だった。ジェシーは、心の中の嫌悪感を見せないように頑張っているのだろうか? それとも興奮を見せないようにしているのだろうか? 僕には判別がつかなかった。
ビニーの両手が、ジェシーの腰から徐々に這い上がり、彼女の乳房を覆った。我がもの顔に揉み始める。ジェシーは相変わらず無表情のまま、彼の下腹部にお尻を押しつけ、擦りつけていた。
だが、この行為は次第にジェシーを興奮させてきたようだ。その最初の兆候が現れたのは、ビニーがブラジャーの上からジェシーの乳首をつねり始めた時だった。
乳首をつねられ、ジェシーはふうーっと溜息をつき、ゆっくりとビニーの胸へと背中を預け、もたれかかったのだった。
乳首をいたぶられつつも、お尻の動きは続けたままで、尻頬でビニーの勃起を擦り続けていた。やがてジェシーは小さなよがり声を上げだしていた。
ビニーは妻の細い首筋に鼻先を擦りつけ、肩の肌にキスを始めた。するとジェシーもビニーの方に顔を向け、ふたりはキスを始めたのだった。ジェシーの呼吸が荒くなっているのが分かった。
このラップダンス、ビニーを興奮させていたのは当然だが、それと同じくらいジェシーをも興奮させていたのだった。
ビニーがキスを解いた。そしてジェシーに言った。「俺のちんぽを出してくれるか?」
ジェシーはすぐに身体を起こし、ビニーの膝の上から降りた。そして前に向き直って、彼のチャックに手をかけた。
そして、ジェシーの手がちょっと手繰りだすような動きを見せた後、ビニーの20センチが飛び出た。その代物は、ジェシーの尻頬による愛撫を受けた後だけに、完全に勃起し、直立していた。ビニーは再びジェシーの腰に手をあて、自分の下腹部に引き戻した。そこに座ったジェシーの脚の間から、ビニーのペニスがにょっきりと立っている。まるでジェシーにペニスが生えたみたいだった。その肉棒がパンティの薄い生地の上から彼女の陰部を擦ったのだろう、ジェシーはぶるっと身体を震わせた。