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淫乱ママ 第8章 (8) 

そのキスは、最初は、母親と娘がするただのふざけ半分のキスだったけど、長く続けているうちに…だんだんとアブナイ感じになってきてしまった。あの時は時間が止まってしまったように感じられて…

ふと、クリスティのあそこがあたしのあそこに触れているのを感じて、あたしたち、とても淫らな姿勢になっていたことに気がついた。

クリスティの瞳を覗きこむと、クリスティの方もあたしの瞳を覗きこんでる。ドキドキと心臓の鼓動が聞こえた。そして、次の瞬間、クリスティが舌を伸ばしてあたしの唇を軽くなぞった。「ダメーっ!」って心が叫んでる。

それにあたし自身、両手をクリスティのお尻にあてたままだったのに気づいてビックリしてしまった。

そして、クリスティがまた舌を伸ばしてくる…。「ダメ、できない!」 心がまた叫んだ。

あたしはクリスティのお尻から手を上げ、力を込めてお尻を叩いた。ピシャリ! クリスティはビックリしてキスをやめた。

「ママ…!」

「いいこと、クリスティ! 一日には、もういままでので十分!」

何とか落ち着こうとしながら、そう言って聞かせた。実際は、息を乱していたけど。

「もう…、ママったら、いつも楽しみを台無しにしてしまうんだから…」 

クリスティは悲しそうな顔をして、そう言った後、くるりと身体を半転し、あたしの隣に横になった。片手で頭を支え、あたしの方を向いている。あたしはその隙にシャツを降ろして、肌を隠した。

その後、ふたりで横になったまま、今回の経験についておしゃべりをしたり、笑ったりしてた。だけど…、だけど今日、これからしなければならないことがじわじわと思いだされてきて、だんだん心が沈んできた。あのフランクとその仲間たち!

クリスティはあたしの変化に気がついたみたい。急に心配そうな顔になったから。

「ママ、何か困ったことでもあるの?」

「え? いえ、何も? どうして?」

「ママ、私には分かるわ。何か悩みがあるみたいよ。ねえ、私に言って」

「ちょっとだけ悲しくなっただけ。それだけよ」 と目を背けながら呟いた。

「さっきしたことで? ママに私が頼んだことが原因で悲しくなったのね…」 とクリスティも呟いた。

あたしはすぐにクリスティに振り返った。

「違うの、クリスティ。さっきしたことは素敵だったわ…。何と言うか、あなたがオーガズムを経験できたことが、とても嬉しかったの。本当よ、ママを信じて。本当に素晴らしかったから!」

クリスティは信じていないような顔をしていた。

「でも、そんなふうには見えないわ、ママ。私、自分でも分かってるの…。私って、変な娘なんでしょ?」 そう言ってクリスティは悲しそうに顔を背けた。

違う! それは違うのよ。どうして、そんなふうに考えるの?

「もちろん、そんなことはないわ。クリスティ? あなたは変な娘なんかじゃない! あなたは、とても可愛い美人の娘! それに、さっきしたことも全然問題なしよ。何でもないこと。お願い、ママのこと信じて!」

どうやったら娘に信じてもらえるか、心の中でいろいろ方法を思いめぐらせた。

「ああ…ごめんなさい。私…ママにあんなことお願いしちゃいけなかったのね…」

クリスティの眼から涙が溢れてくるのが見えた。

「クリスティ、違うの。本当は別のことがあって…ママ…ママはトラブルに巻き込まれていて…」 と娘の目を見つめながら、呟いた。

クリスティの表情が、罪悪感の顔から、好奇心と心配の顔にパッと変わった。


[2013/05/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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