2ntブログ



デス・バイ・ファッキング 第15章 (14) 

エマの話し

すごーい! パパが司法長官の頭の中をいじってほしいと言ってる。こういう仕事をさせてくれて嬉しい。どのみち、パパに言われなくてもやっちゃうけど、パパが許してくれるなら、その方がいいし。

まずは司法省のコンピュータに侵入する必要がある。でも、これは簡単。というか、もう、あそこのコンピュータの大半はすでに探り回ってあるから。面白いから、ときどきそこのデータを書き換えているし。数字にゼロを三つ加えると、百万を十億に変えられるって知ってた? ボツワナは今年は穀物の大豊作になるかも。

エマは絶対足跡を残さないの。それはマズイから。安全のために、防衛省に侵入するときは、必ず、私のコンピュータが国務省にあるように見せかけてるわ。逆に国務省に侵入するときは、防衛省にあるように見せかけてる。

テレビで見たけど、防衛省と国務省は仲が悪いみたい。両省の間にケンカの火種をまくのもいいかも。そうなったら面白そう。

司法長官のコンピュータにはイケナイものが入ってのるかなあ。どんなものがイケナイものか、エマは知ってるわ。パパがネットでブロックしようとしているモノがそれ。パパったら…。エマは、パパにはブロックが効いていると思わせているの。でも、そもそも、どうしてパパがアレをブロックしたのか分からないわ。どうせ、エマはあんなの見ないもの。バカみたいだから。

でも、多分、司法長官はそういうイケナイものをダウンロードするのが好きなのかもね。逆に、こっちからあの人のパソコンにイケナイものを送り込んでもいいかもしれないわ。多分、司法長官のことだから大喜びすると思うし。

でも、送り込んでも、教えない方がいいかも。ダウンロードを暗号化して置いておいて、「司法長官の資料」というフォールダのとこに隠しておく。でも、その暗号は簡単に破れるようにしておくの。誰かが、そのコンピュータに悪い物が隠されてないか探しに来る時のために。

そのイケナイものをダウンロードして、メールをあっちこっちに送ることにしようっと。そのメールで、人が司法長官のオフィスに集まっている時に、司法長官のパソコンのディスプレーに何か変なのが映ると教えるの。もちろんメールには送り手の名前が出ないようにしておく。だけど、誰かが本気で解明しようとしたら、メールが司法省の他のパソコンから送られたものだと分かるようにもしておくの。

そのメール、新聞社やテレビ局にも送っておくべきかもしれない。ただ、パパは、政府は報道メディアを支配下に収めているって言ってたなあ。でも、報道の人も、こういうメール見たいんじゃないかなあ。ともかく、メールが報道の人たちの目に触れるようにしておこうっと。


[2013/05/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する