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女は低脳だ(14) 

彼女はすっくと立ち上がり、両肩のストラップを引っ張った。これには僕は永遠に感謝するし、少なからず驚いた。僕にとって、解けていく肩のストラップは、クリスマスの朝に、プレゼントを結んでるリボンを解くのと同じ。リボンが解かれ、中に納まっていた僕の美しい小包が僕の前に、堂々と包み隠さず立っていた。背筋をぴんと伸ばして立っている。乳房も誇らしげに胸板から突出している。チラリとしか見たことがなかったあの小さなピンク色の乳首は消えていた。その代わりに、25セント硬貨の大きさの小さな硬いボタンが2つ。その中央の先端に大きなポッチリが2つついている。その色は、サクラソウの色から、赤みを帯びた黄色に変わっていた。

カシャッ! 夢の美女がボール紙に捕らえられた。カシャッ! ぜひとももう一枚は欲しい。

彼女はくるりと回転した。スピーカーから流れる音にあわせて、優雅なピルエット(参考)をして回転し、両肘を交差させて、両手のひらをテーブルにぴったりとつけて止まった。それから、頭をくるりと回し、肩越しに僕のほうに振り向いた。後ろから見ても、前からと同じく美しい。カシャッ! 彼女の両手が、滑るように、テーブルの両端へ向かって左右に広がっていった。どんどん、どんどん広がっていく。それにあわせて、彼女は腰のところで折れる形で前のめりになった。その滑る動きを、乳房がテーブルの面に触れるちょっと手前で止める。彼女の乳房はゆったりと垂れ下がっていた。重力も手伝って、その量感が大きく見える。彼女は首を曲げ、腕でできたアーチの下から顔をのぞかせ、僕を見た。にっこり微笑みかけてる。カシャッ!

僕は居心地が悪くなっていた。もちろん、この極上のセクシーな生き物が裸になって僕の前で体をくねらせているからではない。いや、実際、まさに、この極上のセクシーな生き物が裸になって僕の前で体をくねらせているからなのだ。分かるだろう? 勃起していたということ。直立。おっ立ち。怪物君。もう、形も大きさもテネシー州なみ(参考)。そして、ズボンの中、まずい位置になっていると言うこと。この感覚、分かるだろう? 今まさに、これを読んでる皆さんが似たようなことになっているはず。

何気なさを装って硬くなったものの位置を変えようとしていると、彼女はテーブルから一歩下がって、完全に腰のところで折れた姿勢になった。完全なジャックナイフ。頭が足首にくっついている。彼女のお尻は僕の顔から何十センチも離れていない。僕はひざががくがくしてきた。またもやズボンの前の膨らみを引っ張って位置の調節。

彼女は少し胴体をひねった。彼女の頭が、両足首の横からこちらを覗いた。逆さの顔でまっすぐに僕を見ている。

「あなた、自分のを触ろうとしているの?」

「え、ち、違うよ!」 すばやく返事。 「ちょっと、なんと言うか、位置を調節してると言うか・・・」

彼女は僕の言葉をさえぎった。

「何でそんなこと訊いたかって言うと、あなたがそうしているとしても、私、理解できるから」

僕の耳がピンと立った。

「だって、何だかんだ言っても、それってまったく当然のことだと思うし」

「本当? 気にしない?」

「ばかなこと言わないで」

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