「今度は別の足も」
妻は、そう言って僕の別の足にもストッキングを履かせていく。手を太ももに沿って這い上がらせ、パンティの上から僕のペニスを優しく擦りながら。
次に妻は、白いサテンのガーターベルトを手にした。レースで縁取られている。それを僕のウエストに回し、ホックが僕の背中の中央に来るようにした。ガーターの4本のストラップが僕のヒップと太ももの前部に垂れていた。そしてストッキングの端を優しく引っ張り上げながら、抑えとなっている細いゴムの部分を、ストラップの先についている小さな金属製のクリップで挟み、位置を整えた。
僕の脚をストッキングが這い上がり、優しく締め付ける。白レースのガーターベルトがヒップに当たり、ナイロンのパンティが腰と睾丸とペニスを擦る。その感覚に僕は大きな多幸感に包まれ、そのあまりの大きさに失神してしまいそうに感じていた。その快感のあまり、血が巡る脈動が顔面でも感じられ、胸が詰まって息ができないほどだった。妻と何度も愛し合ってきたにもかかわらず、これほど強烈な快感に包まれたことは一度もなかった。しかも、妻は僕のペニスをほとんど擦っていないのである。まるで自分が妻の体の中に入っているような感じだった。普通、僕が感じている感覚の代わりに、彼女が女性として感じている感覚を味わっているような気がしたのである。
次に、妻は小さな透明のブラジャーを手にした。そのストラップに僕の腕を通させ、僕の背後に回って、背中でホックを止める。そして後ろから僕に抱きつき、僕の胸の肉を押し上げるようにしてカップの中に押し込んだ。乳首にサテンの生地が擦れ、その感覚に僕の乳首は固く立っていた。妻は、両手で薄い生地の上から僕の左右の乳首をつねった。甘美で淫らな衝撃が僕の脳にびりびりと伝わってくる。妻は僕のパンティに覆われたお尻にお腹を擦り付けていたが、そうしながら、片手を乳首から離し、その手を僕のお腹を伝って下方へ降ろし、サテンの生地に包まれた僕の勃起を擦った。それから、ベビードール(
参考)のネグリジェのトップを取り上げる。僕にバンザイをさせて両腕を上げさせ、そのトップに腕を通させ、肩から垂らす。ベビードールのトップの布地がブラの上から僕の乳首に触れていた。僕の乳首は、その時には過度に敏感になっており、つんと固く突き立っていた。ベビードールを着せられながら、突然気づいたこととして、そのネグリジェは妻のものにしては、僕の体格にはきつすぎないこと、どの点をとっても僕のサイズにぴったりであることだった。次に、ベビードールの上掛けを腕に通され、トップの上に羽織らされた。そして、ようやく、事の真相が僕にも見えてきたのである。さらに妻はベッドの下に手を入れ、細いストラップのヒール高10センチのスパイク・ヒールを取り出し、その片方を僕の右足に履かせた。ぴったり合う。そしてその時、僕は完全に妻の意図を理解したのだった。左側の足にも履かせ、ストラップを締めた後、妻は言った。
「これがあなたへのバースデイ・プレゼントの第一部よ。気に入った?」