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無垢の人質 第10章 (19) 

唇を重ねながら、レオンはイサベラの濡れた肉襞を愛撫し、いじり続けた。悩ましい喘ぎ声が重なった唇の中、くぐもって聞こえた。愛撫され続け、やがてイサベラは自らレオンの手に激しく股間を突き上げていた。だがレオンは容赦しなかった。何度も彼女を絶頂の淵まで導いては、ギリギリのところで手を引き焦らし続けた。イサベラに決して恍惚感をもたらさない。

レオンの指に体内を翻弄され、甘美に中をえぐられ、イサベラは喘ぎ続けた。そして、レオンが手を引こうとすると、必死になってそれを食い止めようと、抗議の意味であそこを締めつけ、指を離すまいとした。危険なほど絶頂に近づいた状態で、全身を反らせながら。

ようやくレオンが姿勢を変えた。固くなったものを彼女の入り口に導き、そこにしっかりと位置取った。柔らかい肉門に押しつける。頭部がゆっくりと熱く濡れた唇を割り、入っていく。ゆっくりとした侵入にイサベラの狭い肉壁が徐々に裂かれていく。

深く侵入していくにつれて、レオンはイサベラの膣の筋肉がざわざわとうごめくのを感じた。両太腿の裏側の筋肉が震え、それにあわせて内部の筋肉もうごめいている。

そのゆっくりとした挿入だけでイサベラは早くも絶頂に達していた。身体が震えだす。そして、痙攣しているように動く彼女の膣肉に包まれ、レオンも思わずうめき声を上げるのだった。

低い唸り声を上げながら、レオンはゆっくりと出し入れの動きを始めた。組みしいたイサベラの顔を見つめながら。イサベラの淫らな欲望に燃える瞳を見つめながら。

ゆったりとした抽送にあわせて、徐々に奥へと進め、狭き肉壁を開げていく。それに歩調を合わせるかのようにイサベラの呼吸のリズムが次第に早くなっていくのを聞きながら、分身をきゅうきゅうと締めつけてくる極上の快感をむさぼっていく。

やがて速度が増していき、イサベラの声も小さく小刻みに喘ぎ、叫ぶ声に変わってきた。身体を揺らしながら、レオンはイサベラを狂おしいほどの高みへと導きつつ、何かを必死に訴えているような彼女の表情を見続けた。もっと、もっと…、早く私を絶頂に連れて行ってと訴える、その顔を。

「お、お願いッ…!」

両脚を肩に担がれ、イサベラはとうとう大きな声で叫んだ。身体を震わせ、激しく身を捩る。レオンも唸り声を上げ、さらに激しく、そして深ぶかとした出し入れを開始した。


[2013/07/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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