ことが終わり、俺とケイトは祭壇の横に立った。ふたりとも、俺の性奴隷を見下ろし、立っていた。
俺の高校の女教師であり、人妻。それがいまは、好きなように自由に使える俺の所有物になったのだ。今後、この女は夫に縛られることはない。だが、何をするにしても俺の承諾が必要になる。この女には、旦那とは一切の性的交渉を拒絶させることにしよう。そう思うだけで激しく興奮してくる。
「さあ、彼女を降ろしましょう」
ケイトはそう言って俺にスイッチ・ボックスを差し出した。俺はボタンを押した。ミセス・グラフの両脚がゆっくりと降下を始めた。
ケイトは祭壇の向こう側に行き、別のスイッチ・ボックスを操作した。ミセス・グラフの両腕も降下を始める。2分ほどかけてゆっくりと降下が進み、ようやくミセス・グラフは祭壇の上、仰向けになった。ケイトはミセス・グラフの足首と手首につけられている鉄の拘束具を外した。
ケイトは祭壇の下に手を入れ、中からタオルを出し、ミセス・グラフの胸に放った。ミセス・グラフは力なく震える手でタオルを掴み、スペルマまみれになっている乳房を拭い始めた。俺も手伝って、身体にこびりついているロウソクを払ってやった。
その後、ミセス・グラフは俺に手伝われながら祭壇から降りはじめた。と同時に黒いカーテンが降りてきて、ステージは幕となった。ミセス・グラフは祭壇から降り立つと同時に、よろめいて、俺の腕に包まれた。
「脚に力が入らないの」 とミセス・グラフは俺に乳房を押しつけながら言った。
ケイトは彼女のドレスを持って来て、頭から被せ、着せた。服を着た後も、再びミセス・グラフは俺にしなだれかかり、抱きしめ、唇に優しくキスをした。
心がこもったキスをした後、彼女は一歩引きさがり、俺に言った。
「すぐにお話したいわ」
「明日だ」 俺はそう答えた。
ミセス・グラフは切なそうに俺に背中を向け、ドレスを直しながらステージの端へと歩き、姿を消した。
「あなたの服を持って、私のオフィスに来て」 とケイトは急いでドレスとパンティを拾いながら言った。俺はマジックミラーの後ろ側に駆け入り、下着を拾い履こうとした。
「それはまだ履かないで。裸のままオフィスに来て」 ケイトはそう言いながら、ミセス・グラフのソング・パンティを拾い、俺に投げ渡した。
俺は服を全部抱えながら、ケイトの後に続いてステージを進み、黒いカーテンをくぐった。大道具係が忙しそうにメイン・イベントの大道具類を片づける中、俺たちはステージ脇の階段を降りた。
突然、大喝采が巻き起こった。ほとんど全員が立って、喝采をし、拍手している。俺はケイトに続いてクラブのホールを出、彼女のオフィスに通じるらせん階段を登りはじめた。下からケイトを見上げると、歩く脚の間、彼女の膨らんだ陰唇が垂れ下がっているのが見えた。その淫靡な姿を見ただけでも、また勃起してくる。
ようやく階段を登りきると、ケイトはドアを開け、持っていたドレスとパンティを床に落とした。
「ドアを閉めて」
切羽詰まったような声でそう言い、デスクに両腕をあてがい、その腕を左右に広げて、バーッとデスク上にあるものすべてを払い落した。電話までも床に落とした。
それから急に俺の方に向き直り、デスクの上に尻を乗せ、尻がちょうどデスクの端にくるような格好になった。
「早くドアを閉めて! こっちに来て、私を犯して!」
そう言いながら身体を後ろに倒し、両ひじで上半身を支える形になった。そして脚を大きく広げ、宙に持ちあげた。