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再生 (6) 

あの怪物にされた後だと、指一本では全然足りなかった。すぐに人差し指に加えて中指も入れ、それで何回か出し入れした後、薬指も加えた。

そうしてると本当に気持ち良くなってきて、ペニスからは先走りが出てきた。味がする。だが、何分かそうしてると、もっと欲しくなってきた。

そこでいったん指を抜いて、手を鳥のくちばしのような形にして、また押し込んだ。手の一番幅広い部分が入る時、ぎりぎりまで広げられている感じがした。肛門にこんなことができること自体、考えられないことなのだが、なぜか可能だった。ひょっとして、アナルが女の性器のように変わったということか?

ともかく信じられないほど気持ちよくなり、俺は直ちに射精に至った。自分の口の中に射精である。俺は自分でペニスをしごき、自分で自分にフィスト・ファックしながら、自分の出したものを夢中になりながら飲み続けた。この快感をできるだけ長続きさせようとしながら。またセクシーな女の声が聞こえる。

あの怪物にやられる前は、こんな気持ちいい経験はなかった。最高だ。だが、あの触手がもたらした快感は、それすらも超える完全に別次元の快感だった。あの快感をもう一度味わうことはできないのかもしれない。

オーガズムが引いた後、俺は優しくアヌスから手を抜いた。引き抜くと、その部分はぱっくり口を開けていて、ヒクヒク動いていた。とてもセクシーな光景だったが、ちょっと恐ろしい感じもした。何と言っても、自分の身体の内部がさらけ出されてるのを見ているわけだから。

その丸い穴の縁を、傷がついてないかと優しく触ってみたが、ただ気持ちいいだけだった。俺はアヌスを閉じることに意識を集中させてみた。すると、そこはゆっくりとであったが、再び締まっていき、やがて元通りのすぼまった穴に戻った。

フィストをしても大丈夫だったので、俺は安心しながら、姿勢を元に戻し、ベッドに仰向けになった。腹の上、ペニスが横たわっていて、ゆっくりと勃起状態から元に戻っていく。手はテカテカに光っていた。アヌスから潤滑液のようなものが出ているのか? それがどんな味がするか興味が出てきて、人差し指を唇にあて、用心深く舐めてみた。

美味しいじゃないか! 先走りの味と似たものかもしれないが、ずっと甘く風味がある。ちょっとシナモンの香りもある。俺は夢中になって手を舐めた。自分のアヌスに入っていた手を、こんなふうに美味しそうに舐めしゃぶるなんて、何てイヤラシイことをやってるんだ! だが、やめられない。

その後、しばらく横になって、気持ちを落ち着けた。落ち着くのにつれて、自分の置かれた状況を冷静に考え始めた。

誰かに電話する? 無理だ。警察も病院も、俺を単なる気が狂った性転換の変態だと思うだけだろう。以前の自分のふりをするのも完全に不可能だろう。だからと言って、前の自分に戻る可能性があるとも考えられなかった。それに、そうなるチャンスがあったとして、本当に自分は元に戻りたいのかと言うと、はっきり分からなかった。

自分の行動を恥ずかしがるとか、以前の自分が消えて変身してしまったことで、喪失感を感じるとか、そういうふうに感じるはずなのだが、実際は、そんな感覚はなかった。むしろ、前より気分が良いし、幸せになった感じがしていた。この新しい自分の肉体をもっと探求してみたいと、それしか感じなかった。

ともかく、これから何をしなければならないかを考えようと決心し、ベッドから降りた。だが、ベッドから降りた瞬間、危うく転びそうになってしまった。ベッドの高さを完全に誤って判断したからだった。もっと言うと、周りのすべてが前より高くなっているように見えた。身長が縮んだのだから、当然だった。

俺は廊下に向かった。あそこには全身鏡がある。歩きながら、身体の一部がぶるぶると揺れるのを感じた。前にはなかった感覚だ。揺れているのは乳房と尻だった。それに、この身体だと、普通に歩いても、腰を左右に振る歩き方になるらしい。セクシーな歩きぶりに、我がことながら興奮してくる。腰を振るのにあわせて、大きなペニスも揺れ、俺の太腿を交互に叩いていた。

鏡の中には、素っ裸の超セクシーな女がいて俺を見つめていた。驚いたことに、22歳程度にしか見えない。実際は35歳なのに。これは、変身に伴った歓迎すべきボーナスなのは確かだ。

前は赤っぽい茶髪だったが、今は髪の量がずっと豊かで赤みを増し、肩にかかっている。もっともピンク色のどろどろがついていて、ちょっとベットリした感じになっているが。これは洗髪したら美しい髪になるのは間違いなかった。

顔は、完全に変わっていたとも言えるし、どこか見覚えがあるとも言えた。俺に美人の妹や年下の従妹がいたら、こんな顔かなあ、とそんな感じの顔だった。アーモンド形の大きな目で、瞳の色は青みがかった緑。眉はちょっと濃すぎるか? 丸みを帯びた頬骨。口は大きめで唇がふっくらしている。笑うと頬にえくぼができた。ちょっと変な感じだが、俺って何て可愛いんだと思った。

だが顔に起きた変化は、身体の他に起きた変化に比べれば、マイナーな変化かもしれない。

身体はずっと小さくなっていた。多分、150センチほどか。ツルツルの肌で張りのある乳房が盛り上がっている。身体が小さいので大きく見えるが、たぶんCカップくらいだろう。ウエストはきゅっと細く、腹は平らで、それが曲線を描いて膨らんだヒップに続いている。脚は完璧で、身体が小さいので長く見える。

後ろを向いてお尻を見て、驚いた! 俺が見たことがあるうちで一番セクシーなお尻になっていたからだ。しかもこれが俺のお尻だとは!

ペニスが太腿の中ほどまで垂れ下がっていた。全身が女の身体になっているのだが、それにペニスがついていると、予想に反してかなりエロく見える。だが、こいつは、どうやって隠したらいいんだろう?



[2013/07/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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