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ポルノ・クイーンの誕生1(18) 

トレーシーはようやくイキっぱなしの状態から直ると、僕の口からあそこを離し、ベッドの上、僕の横に崩れるように横たわった。僕も呼吸を荒げながら横になっていた。お尻にはまだディルドを入れられたままだった。トレーシーが手でしっかりと押さえていたからである。

トレーシーはある程度普通に呼吸ができるようになると、僕に話しかけた。

「ステファニー? すごかったわ。夫のマークを除いて、他の人として味わった中では、今のが一番のオルガスムだった。あなた、素敵だったわよ」

彼女は、ディルドから手を離さずに体の向きを変え、僕の顔にキスを始めた。トレーシーはキスをしながら、舌で僕の顔面から彼女が出したジュースを舐めとっているのを感じられた。

同時に、僕の中、ディルドが再び動き始めるのも感じていた。もはや痛みはなくなっていて、かなり気持ち良くなり始めていた。トレーシーにディルドでもって引き続きお尻に出し入れを繰り返されながら、僕はどうしても喘ぎ声を上げずにはいられなかった。

僕の声はトレーシーにも聞こえていた。彼女は僕の目を覗き込んだ。

「あなた、これ、気持ちいいんでしょう? ね? お尻にされるの好きになってるんでしょう?」

僕は、本当は、違うと言いたかった。だけど、あんな喘ぎ声を上げている以上、違うと言うのはありえない。

「は、はい、そうです。ミス・トレーシー。好きです」

こんなことを言う恥ずかしさで顔が真っ赤になるのを感じた。

トレーシーはにっこり微笑みながら、手の動きをさらに早くした。

「あなたの感じていること、私にも分かるのよ。私も、マークにお尻を愛されるのが大好きなの。自分がすごく女性的になっているような気になれるから」

トレーシーはさらにもう数分、僕にディルドを入れたり出したりを続けた。ディルドは、前よりももっと奥に入ってきているような気がした。それにそのディルドがどういうわけか前より大きくなったかのように、僕の肛門がさらに広げられるのも感じた。次の瞬間、何か大きなボールが僕のお尻に入ってくるのを感じた。何が起きたのか分からないまま、僕の肛門はボールを飲み込み、それを包むようにしてすぼまっていた。外には、ボールらしき物のほんのわずかの部分しか出ていない状態になっていた。基本的に、これはディルドをアヌスの中に閉じ込める働きをするものだった。

ディルドがしっかりと僕のアヌスの中に納まったのを確認すると、トレーシーは僕の足の上にまたがり、ペニスの上にあそこを降ろしてきた。熱く濡れた彼女のその部分に飲み込まれていく快感は、僕にとっては強烈過ぎるものだった。今すぐにもイッてしまいそうになった。だが何とかこらえる。どうやって射精をこらえられたのか、いまだに分からない。

トレーシーはそれから5分ほど、僕のペニスに乗って上下に動き続けた。そして僕は彼女の中に射精を始めたのだった。このときのオルガスムは、それまで経験した中でも最高と言えるものだった。バケツいっぱいと思えるほど噴射したと思う。ふと、その瞬間、これが終わったら1時間近く彼女を舐めてきれいにすることになるんだろうなと思った。だが、その前に、あまりに強烈な快感のため、僕は気を失ったのだった。

目を覚ますと、僕はまだトレーシーのベッドの中にいた。ディルドもまだ僕のお尻の中に埋め込まれたままだった。ディルドは、夜には気持ちよかったものの、今は不快に感じていた。トレーシーは僕を両腕で抱き、僕は顔を彼女の張りのある乳房に当てたまま眠っていた。僕は彼女を起こしたくなかったが、マリアが家に来ている頃だと思ったし、トレーシーの朝食を用意するのは僕の仕事になっていた。

彼女を起こさないように、できるだけ優しく静かにトレーシーの腕の中から抜け、ベッドから降りた。その時になって、僕は、トレーシーが着せてくれたナイティ1枚の格好でいたことに気がついた。トレーシーが部屋の向こうに投げ捨てたパンティを見つけ、それを履いた。

トレーシーの寝室から出ると、マリアに気づかれないように、爪先立ちで自分の部屋に向かった。ナイティ姿でいるところをマリアに見られたくなかった。彼女は、このようなことをまったく理解しないだろうと思った。僕自身、理解してるかどうかあやしい。ただ、今すぐ、こういう遊びはやめようという気持ちにもなっていなかった。

もう少しで自分の寝室に着くというところで、マリアが廊下の角を曲がって来て、僕の姿を見てしまった。彼女は口に両手をあて、くすくす笑いを封じ込めようとするのが見えた。

「あなたを起こそうと思っていたところ。あなたの朝食はできてるわ。ミス・トレーシーのももうすぐ出来上がるところよ」

僕は恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、しどろもどろになりつつ返事した。

「あ、・・・ぼ、僕も着替えをするところです・・・に、2、3分で行きます」

僕は寝室に飛び込んだが、ドアを閉める前に、外でマリアがくすくす笑い声を立てるのが聞こえた。

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