左右から伸びてきてるこの手! その指があたしに与えてる快感! それにより、あたしの抵抗力が徐々に溶けはじめていた。
左右の変態たちは、あたしのパンティをいじっている間に、あたしの右側に座ってる男のさらに向こうに座ってる変態も手を伸ばしてきて、あたしのブラウスの中に手をかけた。ゆっくりとブラウスを引き下げて胸を露出させ、指先であたしの右側の胸の乳輪をカリカリと擦り始めた。そうしたら、助手席に座ってる変態もあたしの太腿に手を伸ばしてきて、そこの生肌を優しく撫で始めた。ああ、もう……。どんどん狂った状態に追い立てられていく…。
4人の変態男たちがあたしを触ってる。8本の手であたしを触ってる。車の中とはいえ、外から見える場所なのに!
もちろん、あたしの中の慎み深いひとりは、こんなことを嫌悪していた。だけど、もうひとりのあたしがいて、あたしとしてはそちらの方を押し殺そうとしていたけど、そっちがはるかに強力になっていた。そちらの側のあたしは、男たちに触られて感じていたし、そうされることを喜んでいる!
パンティを触っている指がお豆があるところを小さな円を描くように擦り始めた。その途端、あたしの脚が勝手に広がっていた。自分では閉じていたかったのに、脚が勝手に動いて、広げてしまってる。どうしてもコントロールできないの…。あたしはただ悩ましい喘ぎ声を上げるだけ。満たされない思いに、甘えねだるような声を上げていた。
「ああ、もうイヤ…。お、お願い…。こんなことしないで…。いまは…」
男たちはちょっとだけあたしの顔を見たけど、すぐに視線をあたしの身体へと戻した。ますます露出されていくあたしの身体に…。胸やあそこに…。
変態たちの熱く刺すような視線! それを浴び続けているうちに、残っていた抵抗力もぜんぶ溶けてしまって、あたしまでも変態的に自分から身体を開いてしまっていた。
男たちの指はますます大胆にパンティのところをまさぐっていて、いつの間にか股間の生地を横にずらされ、ツルツルに剃ったあそこが露わになっていた。こんな格好になっているあたしを見る男たちの目。どの変態男を見ても興奮してる顔になっている。
突然、両脚を持ち上げられ、両足を前部シートの背もたれの上に乗せられた。あそこが露わにされたまま……。
あたしの胸を触っていた変態は、ゆったりとしたブラウスを引き下げて、おっぱいを全部、露出させ、みんなに見えるようにした。そして固くなってる左右の乳首をつまんで、引っぱりながら、きゅっ、きゅっとつねった。電流のように快感が走って、思わずのけぞってしまう。その間も、あそこをいじってる指が濡れた唇をヌルヌル擦って、左右に広げてる……。
あたしは、最後までかろうじて残っていた自尊心から、両手を引っぱって自由になろうとしたけど、両側に座る変態たちが、すぐにあたしの手を掴んで、背中に回し、そこに固定した。ああん、動けない……!
何もかも露出してしまってる…。こんなに露出してる気持ちになったのは初めて。あたしの大事なところが隅々まで見世物になってる感じ…。
車の窓の外に目をやった。車の中で起きてることが、道路の歩道からすっかり見えてるのに気づいた。
ああ、イヤっ! 他の人にも、こんな格好にされてるあたしが見られてる! 頭がくらくらしていた。快感からなのか、ショックからなのか分からない。
変態男たちは、その間も、ずっと続けている。あたしの身体を探りまわり、あそこの唇を広げてはあたしが出す女のお汁で指を濡らし、いやらしい笑みを浮かべてあたしの身体をじろじろ見ている。そしてあたしはと言うと、男たちが見て喜ぶようにと、淫らに身体を広げている……。嫌なのに……。
脚の間に目を落とした。広げられたあそこの唇の間、男たちの指が這いまわってる。割れ目の先端から末尾までヌルヌルと何度も往復している。あたしをどんどん濡れさせ、どんどん狂わせようと!
あたしは、再びのけぞった。目玉が頭の奥へ持ちあがっていくのを感じた。白目を剥いてる。ああっ! ああっ! ああーっ! と喜びの声を上げているのが聞こえた。
その時、変態のひとりがあたしのお口に唇を重ねた。キスをしながら強引に舌をお口の中に挿しこんでくる。あたしは抵抗した。でも、それも長続きしなかった。男の指があたしの濡れた穴に入ってくるのを感じたから。指を挿しこまれた後は抵抗する力が抜けて、なされるままになっていた。
お口を開けて、熱いキスを返し、自分から舌を絡ませていた。熱っぽく親密にあたしの舌と彼の舌が絡みあう。
そうしてたら、別の指があたしの中に入ってくるのを感じた。ああ、あそこに同時にふたりの男に指を入れられてるの? それに気づいても、淫らに許してしまってる…。