ま、今だったら彼女の言葉、ちょっとしたほのめかしに取ったかもしれないが、その時は、違った。ガツンと一発食らった感じ。まさにお誘いの言葉。
僕は空いてる手をズボンのジッパーに持っていって、引き降ろした。中に手を入れる。僕の小さなお友達を引っ張り出す。外の広々としたところに出て、背伸びする。ぶらぶら揺れる。彼女はじっと見つめている。僕はカメラを目元に持ってきて、カシャッ!
こんな素晴らしいお尻の写真が撮れたのは、6年3ヶ月14日ぶり(覚えているだろう? 僕は会計士)。 そして、この完璧なお尻に囲まれた真ん中のところに、これまた、完璧なおまんこ。その唇は、ビラビラにはなっておらず、きらきら輝いている。うん、キャンプ・ファイアにかざして黄色くとろけたマシュマロを思い起こさせる。僕が突き刺そうと狙っている標的は、完璧な形の薄い唇の間に、気持ちよさそうに収まっていて、とろけたマシュマロの後ろから顔を覗かせている。そして、この美しさにハッと息を飲むようなおまんこの上にいるのは、可愛くすぼまったお尻の穴。ちっちゃくて、ちゃんと左右対称的。僕はクローズアップを撮るために近づいた。この写真、素晴らしいものになるはずだった。だがダメだった。片手でポラロイドカメラを持っていたから。分かるだろう? 僕はもう一方の片手を動かしていたんだよ。ハリウッドの高性能ステディ・カムでも、このぶれは直せないよな。
僕は、目の前のみめうるわしきお尻の山を見ながら、せっせとしごき続けていた。
「そのポーズ、どのくらい続けられる?」
「いつまでも、大丈夫よ。・・・ダンスをしているって言ったでしょう? おかげで、体がとてもしなやかなの」
「おかげで、僕もとてもやりたい気分」 と心の中で答えた。口からは出さなかったけど。
「自分でしごいて出しちゃうつもり?」
彼女の言葉に、僕はびっくり。
「え、あ・・・ああ・・・」 かなり恥ずかしい。
「うふふ・・・だって、明らかに、私にはパイズリするつもりはないでしょ? 私、そういう体してないもの。それに、そのブラブラしている物を私のあそこに突き入れることもダメ。だって、私、ピルを飲んでいないから。それに、私、コンドームも嫌いだし」
これを聞いて僕はがっかり。
「・・・だから、裏門は使えるかも?」
彼女の声は、自信なさそうな、問いかける感じだった。
僕はぽかんと口を開けたまま、彼女のアヌスを見ていた。それから彼女の顔を見て、またアヌスに視線を戻す。僕は、これまでの人生の大半、本当に神がいるかどうかなんて分からずにいた。今、はっきり分かったよ。神はいるよ。しかも、すごくいいヤツだったんだ。